マイホームを買った後に支払う税金

マイホームを購入した後に支払う税金には、「固定資産税」や「都市計画税」があります。これらはマイホームを所有する限り、毎年発生する税金なので、忘れずに資金計画に組み込んでおきましょう。
このページの見どころ!!
固定資産税
マイホームがある市町村に毎年支払う税金

毎年1月1日時点で土地や家などの固定資産を所有している人に課税される税金で、毎年4~6月頃に不動産のある市町村(東京23区は都)から納税通知書が届きます。期日までに一括または分割で納付します。
固定資産税の税額は?
固定資産税は、固定資産税評価額をもとに決定される課税標準に税率をかけて計算します。税率は原則1.4%ですが、市町村が独自に税率を決められるため、1.4%より高い場合もあります。
固定資産税の計算式
課税標準 × 1.4%(標準税率) = 固定資産税額
固定資産税の軽減措置は?
固定資産税には軽減措置があります。軽減措置を受けるための手続きなどは不要で、軽減後の税額が記載された納税通知書が送られてきます。
【住宅用の土地】
住宅用の土地は、200㎡までの部分の課税標準が6分の1に、200㎡を超え、住宅の床面積10倍までの部分の課税標準が3分の1に軽減されます。
| 住宅用の土地 | 軽減内容 |
|---|---|
| 200㎡までの部分 | 課税標準×1/6 |
| 200㎡を越えて、床面積10倍までの部分 | 課税標準×1/3 |
【新築住宅】(※2031年3月31日まで)
居住部分の床面積が40㎡以上240㎡以下の住宅を2031年3月31日までに新築した場合、特例として床面積120㎡までの部分の固定資産税額が2分の1に軽減されます。軽減期間は住宅の種類によって異なります。
| 住宅の種類 | 軽減期間と内容 (※2031年3月31日まで) |
|
|---|---|---|
| 一戸建て | 一般住宅 | 新築後3年間、固定資産税が1/2に |
| 認定長期優良住宅 | 新築後5年間、固定資産税が1/2に | |
| マンション等 (3階建て以上の中高層耐火住宅) |
一般住宅 | 新築後5年間、固定資産税が1/2に |
| 認定長期優良住宅 | 新築後7年間、固定資産税が1/2に | |
固定資産税評価額を調べるには

固定資産税や都市計画税の課税標準のもとになる固定資産税評価額。その金額は、市町村から毎年届く固定資産税・都市計画税の納税通知書の課税明細に記されています。また、市町村役場(東京23区は都税務署)の窓口で固定資産課税台帳を閲覧することでも固定資産税評価額をチェックできます。
都市計画税
市街化区域にマイホームがあると発生する税金

市街化区域に土地や家を所有している場合に、固定資産税とセットで納付することになるのが都市計画税です。毎年1月1日時点での所有者に課税され、毎年4~6月頃に市町村(東京23区は都)から納税通知書が届きます。
市街化区域内の不動産のみが対象となるため、市街化調整区域や都市計画区域外にある不動産には、都市計画税がかかりません。
都市計画税の税額は?
固定資産税評価額をもとに決定される課税標準に税率をかけて計算します。税率は市町村が独自に決定しますが、0.3%が上限です。
都市計画税の計算式
課税標準 × 0.3%(制限税率) = 都市計画税額
都市計画税の軽減措置は?
住宅用の土地には都市計画税の軽減措置があります。固定資産税と同様、事前に手続きなどを行わなくても、軽減後の税額が記載された納税通知書が送られてきます。
【住宅用の土地】
住宅用の土地は、200㎡までの部分の課税標準が3分の1に、200㎡を超え、住宅の床面積10倍までの部分の課税標準が3分の2に軽減されます。
| 住宅用の土地 | 軽減内容 |
|---|---|
| 200㎡までの部分 | 課税標準×1/3 |
| 200㎡を越えて、床面積10倍までの部分 | 課税標準×2/3 |
まとめると…
意外と見落としやすい購入後の税金。事前の問い合わせがおすすめ

マイホームの計画中は物件価格や諸費用といった初期費用に目が行きがちですが、購入後に発生する固定資産税と都市計画税も大きな出費です。納税通知書が届いてから慌てることがないよう、購入時に不動産会社に税額の目安を問い合わせておきましょう。 また、固定資産税と都市計画税の課税標準を決める固定資産税評価額は3年ごとに見直されるため、たとえば地価が上昇すると土地の評価額が上がり、税額がアップする可能性があります。毎年支払う税金とはいえ、税額はずっと同じではないことにも注意してください。
コラムを探す
新着コラム
最終更新日 2026年6月4日

- マイホームを購入した後に支払う税金には、「固定資産税」や「都市計画税」があります。これらはマイホームを所有する限り、毎年発生する税金なので、忘れずに資金計画に組み込んでおきましょう。

- 住宅ローン金利が上昇しつつある今、返済中の金利がずっと変わらない全期間固定金利の住宅ローン【フラット35】の注目度が高まっています。この【フラット35】には、フラット20・フラット35・フラット50という3種類の商品メニューがあり、返済期間や金利などが異なります。それぞれの商品の特徴を比較して、自分に合った住宅ローンを選択しましょう。

- 「一生で最も高い買い物」とも言われるマイホーム。その大切な資金を借りるために、多くの人が利用しているのが「住宅ローン」です。ローン選びや手続きに必須の用語、資金プランの立て方など、住宅ローンの基本を押さえましょう。

- これから家を購入予定で、住宅ローンをペアローンにしようかと考えている夫婦も多いのでは。ペアローンは借入額を多くできる一方で、借り過ぎによって返済負担が重くなるといった注意点も存在します。ペアローンの特徴やメリット・デメリットを知り、納得のいく借入れ方法を選びましょう。

- 住まいを購入すると「手続き」「入居準備」といったさまざまなイベントが発生します。維持管理にかかわる「コスト」も忘れてはなりません。その時になってから慌てることがないよう、住宅購入後に発生するイベントやお金について確認しましょう。

- 作業効率がよく使いやすいキッチン、調理をしながら家族との会話が弾むキッチンなど、理想のキッチンをつくるために知っておきたい基本の知識をまとめました。
- 住まいの情報ナビ
- 知って得する生活の知恵
- 知っておきたいマイホーム関連の税金
- マイホームを買った後に支払う税金



