「Wi-Fi 6」がもたらす変化

Wi-Fi 6の活用の場が広がるにつれて、量販店の店頭やインターネット通販でもWi-Fi 6対応の製品が続々登場しています。今までのWi-Fi規格よりも「高速」「同時接続でも安定」「省エネ」という特徴を持ち、自宅やオフィス、公共スペースなどで導入が進むWi-Fi 6によって、私たちの暮らしはどのように変化するのでしょうか。
高画質の動画視聴に
通信が高速になり、遅れや途切れによるイライラ解消

最大通信速度が9.6Gbpsに達するWi-Fi 6は、従来のWi-Fi 5と比べて約1.4倍も高速になりました。また、比較的遠くまで電波を飛ばせるため、有線LANでは届かないような場所でも4K/8K高画質動画、AR(拡張現実)/VR(仮想現実)の没入型動画といった大容量コンテンツを快適に楽しめます。
オンラインゲームに
高速かつ安定した通信でゲーマーをサポート

Wi-Fi 6は高速通信だけではなく、複数の機器が同時接続するような状況でも安定した通信が可能になります。そのため、リアルタイムの操作や判断が求められるオンラインゲームとの相性がよく、Wi-Fi 6対応のゲーミングルーター(オンラインゲームに特化したルーター)も登場しています。
テレワーク・在宅学習に
家族が同時にネットに接続しても通信が安定

テレワークやオンライン学習が浸透し、自宅で家族それぞれがパソコンやタブレットを使ってビデオ会議や動画視聴をする光景が見られるようになりました。自宅などで複数の機器が同時にインターネットに接続すると通信が不安定になりやすいのですが、Wi-Fi 6は同時接続に強いため、自宅での快適なテレワークやオンライン学習に役立ちます。
家庭内のIoT活用に
インターネットに接続する機器が増えても大丈夫!

身のまわりにあるさまざまなモノが、Wi-FiなどでインターネットにつながるIoT(下記コラム参照)。IoTが普及すると、それだけ接続する機器が増えますが、Wi-Fi 6は同時に接続しても通信が安定するので安心です。また、家庭内のWi-FiでつながっているIoT家電やIoT機器をIT技術によって一括管理すると、スマホでエアコンや照明器具を操作したり、外出先からドアの施錠・解錠ができる便利な「スマートホーム」に!
ちょこっとメモ!
IoT(モノのインターネット)とは?あらゆるモノがネットに接続する仕組み

IoTはInternet of Thingsを略したもので、日本語では「モノのインターネット」と訳されます。従来は、パソコンやスマホなどがインターネットに接続していましたが、IoTでは、今までインターネットに接続することがなかったテレビやレコーダー、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、照明器具、自動車といったあらゆるモノがインターネットにつながり、情報をやりとりするのが特徴です。
駅や空港、スタジアムで
大勢の人が利用する環境でもスムーズに通信できる

複数の機器の同時通信に強いWi-Fi 6は、大勢の人が集まる駅や空港、スタジアムなどでの活用が期待されており、IT先進国・台湾の桃園国際空港のように、既にWi-Fi 6を全面導入した施設もあります。Wi-Fi 6の導入によって、利用者が快適にインターネットを利用できるのはもちろん、IoTを使った設備保守、サービスなどの可能性も広がります。
まとめると…
下位互換性があるので便利!対応製品を少しずつ導入して環境を整えよう

Wi-Fi 6には下位互換性があるため、既に自宅などに設置しているWi-Fiを利用しながら、少しずつWi-Fi 6対応の製品を導入していくことができます。これからWi-Fiルーターをはじめとする機器の買い替えや、新たに購入する機会があれば、ぜひともWi-Fi 6対応のものを選びましょう。
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最終更新日 2026年6月4日

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