2014年5月23日 更新
厚生労働省の発表によると、2013年の日本人の平均寿命は男性79.59歳、女性86.35歳。
60歳で定年を迎えたとして、その後は男性なら20年近く、女性に至っては25年以上もの期間にわたって第二の人生、つまり「シニアライフ」が幕を開けます。
シニアライフは、仕事や子どもの世話から解放されて、自分だけの楽しみを追及できる貴重な期間でもあります。ご自身がどのような暮らしをしたいのか、将来設計と準備をしっかり整えて、充実したシニアライフを過ごしましょう。
(記事内のデータは2013年9月現在のものです)

本来、人生の中でも楽しい期間であるはずのシニアライフですが、大抵の人は老後に対して多かれ少なかれ不安を抱いているのが現実です。
現役時代のように働いて収入を確保することが困難になる一方で、年齢とともに健康が衰え、医療費や介護費が必要になります。厚生労働省の統計では、「何歳まで生きるか」という平均寿命のほかに、「何歳まで介護を必要とせずに、自立した日常生活が送れるか」という「健康寿命」という指標も発表されています。これによると、2010年の健康寿命は男性70.42歳、女性73.62歳で、健康寿命から平均寿命までの期間(男性9.13年、女性12.68歳)は、医療費や介護費の負担が増える可能性があります。長生きすればするほどこれらの費用が重くのしかかる「長生きリスク」は、もはや他人事ではないのです。

このように先の見えない老後は不安なことばかりですが、漠然と不安を抱えていても心配事が解消する訳ではありません。「生活に必要な資金は?」「病気になったらどうする?」など、自分の心配事を整理して、何を準備するべきか、資金がいくら必要かなど、知識を蓄えておけば安心です。
高齢化社会といわれる日本では、年金・医療・介護など、老後の不安を取り除くための「公的制度」が用意されています。また、老後に必要な資金や将来起こるイベントを予想して「将来設計」を立てておくと、シニアライフの生活の目安を立てやすくなります。
「公的制度」と「将来設計」、この2つをキーワードに、老後の安心を手に入れる方法を次のページからご紹介します。
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