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2017年1月16日 更新

痩せ体質をつくる「運動」習慣(1) 基本の運動

ダイエットを成功させるには、食事の量を抑えて摂取カロリーを減らすだけではなく、運動によって体を動かし、消費カロリーを増やすことも必要です。ここでは、効率よく消費カロリーを増やし、痩せやすい体をつくる運動習慣の基本を紹介します。

運動で脂肪燃焼&リバウンド防止!

ダイエットをしていても、運動は行わずに食事制限だけで乗り切る人もいますが、食事の内容や量を見直すだけでは限界がありますし、「体重は減っても脂肪が落ちない」「リバウンドしやすい」といったトラブルが起こりやすいのも事実。
特に痩せにくい女性の場合、冷えなどが原因で血行不良や代謝不足になり、脂肪がつきやすい体質になっているケースも目立ちます。このような場合は、やはり運動で全身の血行をうながし、脂肪を燃焼させるのがおすすめです。

女性の美と健康にも役立ちます

運動によってほどよく筋肉がついた体は、メリハリがあり、引き締まった印象になります。また、血行がよくなることで代謝がアップして、お肌が美しくなる、女性ホルモンが活性化して生理不順や生理痛などの症状を緩和するといった効果も期待できます。
痩せやすい体をつくるだけでなく、女性の美しさと健康を維持するのに欠かせない「運動」。あなたもぜひ実践してくださいね。

基本は「有酸素運動」!

それでは具体的に、ダイエットによいとされる運動について紹介しましょう。
「ダイエットのために運動をする」といっても、日頃から運動をする習慣がないと、どんな運動をどれくらい行えばよいか戸惑ってしまう人もいるかも知れませんね。
まず、おすすめしたいのがウォーキングやジョギング、水泳、サイクリングなどの「有酸素運動」です。
有酸素運動とは、体内に酸素を取り入れることで全身の血行をうながし、体内にたまった脂肪を燃焼してエネルギーに変える運動です。
女性は男性に比べると脂肪がつきやすく、しかも一度つくとなかなか落ちにくい特徴があります。ぷよぷよの二の腕、くびれのないウエスト、たるんだヒップや太ももなど、たまった脂肪を有酸素運動によって燃焼させてメリハリボディを手に入れましょう。
また、有酸素運動は自分のペースでゆったりと長時間続けることができるため、日頃から運動をする習慣がない人でもはじめやすいという利点もあります。

日常でできる「有酸素運動」について

ここでは、有酸素運動によって消費されるカロリーの目安をチェックしてみましょう。

有酸素運動の消費カロリーの目安

のんびり歩く………………………… 147kcal

ゆっくり自転車をこぐ……………… 210kcal

急ぎ足で歩く(ウォーキング)…… 263kcal

のんびりジョギング………………… 315kcal

のんびり泳ぐ………………………… 315kcal

軽快にジョギング…………………… 368kcal

スイスイ自転車をこぐ……………… 420kcal

クロールで速く泳ぐ………………… 525kcal

日常でできる「有酸素運動」について/イラスト

上記のように、「急ぎ足」「階段」「自転車」など、日常の動きをちょっと意識するだけでも有酸素運動の効果が得られます。
仕事などが忙しくて運動する暇がないなら、普段の通勤時に、ちょっと急ぎ足で歩いてみる、エレベーターではなく階段を利用するなどの工夫をするとよさそうですね。
ちなみに、かつて有酸素運動は「20分以上続けないと脂肪が燃焼されない」などといわれていましたが、最近の研究では、時間を分けて10分ずつ行った場合でも、脂肪燃焼効果が得られることが分かってきました。
「継続は力なり」の精神で、できる時にコツコツと体を動かしていきましょう!

余裕があれば「無酸素運動」も!

先ほど脂肪を燃焼させる効果がある「有酸素運動」について紹介しましたが、有酸素運動の習慣が軌道にのってきたら「無酸素運動」にもトライしましょう。
代表的な無酸素運動には筋力トレーニング、短距離走などがあります。無酸素運動は酸素を必要とせずに、筋肉にたまっている糖質のグリコーゲンを使ってエネルギーに変える瞬発的な運動であることから、筋肉を鍛える効果があります。
消費エネルギーである基礎代謝の量は筋肉量と比例するため、無酸素運動によって筋肉量が増えると基礎代謝がよくなり、痩せやすい体に近づきます。さらに無酸素運動には脂肪の燃焼をうながす成長ホルモンを分泌する作用があるため、脂肪燃焼の効率もアップします。

無酸素運動を行う時の注意点は?

スクワットや腕立て伏せなどの筋力トレーニングなら、自宅でも手軽に行えます。いきなりハードなメニューをこなすのではなく、多少負荷がかかる程度(軽い筋肉痛が起こるくらい)
が目安です。
ただし、手軽にできるからといって、毎日続けて筋トレを行うのは避けてください。なぜなら筋肉痛は筋トレによって筋細胞がダメージを受けている状態なのですが、ここで2~3日の休養期間をとると筋細胞が修復されて、より強い筋肉に生まれ変わります。この筋細胞の修復機能のことを「超回復」といい、超回復を繰り返すたびに筋肉量が増加して基礎代謝が高まり、ダイエットの効果があらわれやすくなります。
二の腕、ウエスト、ヒップなど、部位別に行う筋トレについては「気になるパーツ別・痩せるエクササイズ」をチェックしてください。