2020年4月13日 更新


色移りは時間が経つほど落ちにくくなります。洗濯物の色移りを発見したら、すぐに以下の方法をお試しください。
・色移りの対処法
(1)洗い桶に50℃くらいのお湯(※)をはり、洗剤を通常の3倍程度の量を入れて溶かします。
(2)色移りした洗濯物をお湯に浸して30分~1時間くらい浸け置き洗いをします。
※お湯の温度は洗濯表示を見て調節してください。
この方法で色移りが落ちない場合はクリーニング店で相談しましょう。
・色移りを防ぐには
「白物と色柄物を分けて洗う」、これが色移りを防ぐ鉄則です。
特に初めて洗う色柄物は色が落ちて移りやすいため、単独で洗いましょう。綿のように色落ちしやすい素材はお湯で洗わないことも大切です。
また、脱水後に濡れた状態で放置するとジワジワと色が移る場合があります。脱水が終わったら、すぐに洗濯機から取り出して干しましょう。
部屋干しは風通しが悪く、湿気がこもって乾くのに時間がかかるため、雑菌が繁殖してイヤなニオイを発することがあります。
効率よくスピーディに洗濯物を乾かすことが部屋干し特有のニオイを防ぐポイントです。
・洗濯物は少なく、干すときは間隔をあけて
1度にたくさんの量を洗濯すると室内に湿気がこもって乾きにくくなるため、なるべく少量を洗うようにします。
干すときは少しでも空気の通りをよくするために洗濯物の間隔をあけましょう。タオル類はピンチハンガーを使ってジグザグの蛇腹に干すと乾きが早くなります。
・扇風機や専用の洗剤なども利用する
扇風機や換気扇を回して室内に風を行きわたらせる方法や、除湿器やエアコンの除湿機能で湿気をとる方法も有効です。
また、最近では除菌や消臭効果の高い部屋干し用の洗剤も販売されています。ニオイの発生源である雑菌の繁殖を防いでくれるので、こちらもおすすめです。
家庭で水洗いできる洗濯表示がついているものなら、自分で洗えます。
・洗濯機洗い
洗濯機に入るサイズなら、汚れ部分が上になるよう蛇腹状にたたんで大きめの洗濯ネットに入れ、洗濯機の「毛布コース」などを選んで洗います。すすぎのときに柔軟剤を入れると繊維がふっくらと仕上がります。
・踏み洗い
大きくて洗濯機に入りきらない毛布やラグなどは浴槽で踏み洗いを行います。
蛇腹状にたたんだ毛布などを浴槽に入れ、10~15センチほどの深さに水をはって洗剤を溶かしてから、両足で踏んで押し洗いします。
洗い終わったらシャワーをかけて洗剤の成分を取り除き、浴槽のふちにかけて水をきってから干しましょう。
※浴槽が水ですべりやすくなっているため、転倒に注意してください。
洗濯機から取り出した洗濯物に黒っぽい汚れやニオイがついていたら、洗濯槽にカビが繁殖しているサインです。
・洗濯槽のカビ対策
1~2ヶ月に1回は専用のクリーナーで洗浄をしましょう。
洗濯槽に洗剤の溶け残りや湿気があると、それをエサにカビが繁殖しやすくなります。溶け残りを防ぐためにも洗剤は規定の量を使用し、洗濯機を使わないときに洗濯機の蓋を開けて湿気を逃すことも大切です。
・洗濯機のメンテナンスも忘れずに
頻繁に糸くずフィルターの汚れを取り除いて乾かし、ホコリ詰まりやカビの発生を防ぎましょう。洗剤投入口や洗濯槽内に洗剤が固まってこびりついたら拭き掃除をします。
洗濯機を使わないときに使用後の衣類などをポイポイ放り込んでランドリーボックス代わりにする人もいますが、カビやニオイの原因となるので止めましょう。

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