2020年4月13日 更新

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基本ワザ②洗濯物を洗う、干す

下準備が済んだら、次は「本洗い」です。洗濯機を使うルールや洗剤の選び方など、ちょっとしたコツを押さえておけば汚れ落としの効率がアップします。 TOP 洗濯をする前に 洗濯物を洗う、干す 家庭でできるシミ抜き 洗濯の「困った!」を解決

洗う、干すステップ(⑤~⑥)

⑤洗濯機で洗う

洗濯から脱水までおまかせできる、便利な全自動洗濯機。
適切な使用方法を守ってキレイに仕上げましょう。

・洗剤も洗濯物も適量を守って

洗剤の使用量は、タテ型の全自動式洗濯機なら水量、ドラム式なら洗濯物の量によって変化します。
規定量より洗剤が多いと溶けきらずに洗濯物に付着したり、少ないと洗浄力が弱くなったりするおそれがあります。必ず洗剤に表示された量を計って投入しましょう。

また、洗濯物の量にも注意が必要です。まとめ洗いをしようと、一度にめいっぱい洗濯物を詰め込んでいませんか? 洗濯物の規定量は洗濯槽の7~8割くらいといわれています。多すぎると洗濯槽の中で洗濯物が十分に動かず、洗浄力の低下につながります。

・デリケートな衣類は洗濯ネットに

おしゃれ着やワイシャツ、レース付きの下着、ストッキングなど、デリケートな衣類は洗濯ネットに入れ、洗濯槽の中でほかの衣類と絡まるのを防ぎましょう。
黒や紺色の衣類も、そのまま洗うと白い糸クズが付着して目立ってしまうので、目の細かい洗濯ネットに入れるとよいでしょう。

・洗剤と洗濯コースを使い分ける

タオルや綿の普段着なら一般的な洗濯用洗剤(弱アルカリ性)を使い、洗濯機の「標準コース」を選択します。
毛・絹・麻・合成繊維などデリケートな素材や下着を洗うときは、おしゃれ着用洗剤(中性)と洗濯機の「ドライマークコース(手洗いコース)」などを選択しましょう。

※洗濯機のメーカーごとに洗濯コースの設定が異なるため、取扱い説明書に目を通しておくことをおすすめします。

洗剤の選び方

一見同じように見える洗剤も、成分や使い方によってさまざまな種類があります。
それぞれの特性を知り、目的に合った洗剤を選ぶことが大切です。

・洗濯用洗剤(弱アルカリ性)

毎日の洗濯に使われる洗濯用洗剤は、洗浄力が強く、皮脂、油、泥など基本的な汚れ落としに対応できます。
粉末、液体、ジェルボールなどがあり、このうち最も汚れ落としの効果が高いのが粉末タイプ。液体タイプとジェルボールは水に溶けやすいのが特徴です。

・おしゃれ着用洗剤(中性)

中性洗剤とも呼ばれ、毛・絹・麻・合成繊維などデリケートな素材の洗濯に使用します。
弱アルカリ性の洗濯用洗剤よりも穏やかな洗浄力で、衣類の伸び縮みや色落ちを防ぐトリートメント効果があります。

・部分洗い用洗剤(弱アルカリ性)

衣類の襟や袖口についた皮脂、泥などの汚れにピンポイントで使用します。洗濯機で洗う前に、この部分洗いをすることで汚れ落ち効果が高まります。

・漂白剤

通常の洗濯では落ちない汚れやシミ、黄ばみを分解して根こそぎ落とします。塩素系、酸素系、還元系の種類があり、それぞれ洗える衣類や使い方が異なります。使用の前に、表示の使用量・使用方法をチェックしましょう。

塩素系漂白剤(アルカリ性)※液体タイプ
…洗濯表示に「塩素系漂白剤使用可」とある白物専用。
強力で即効性のある漂白力で黄ばみや黒ずみを落としてくれます。

酸素系漂白剤(弱酸性)※液体タイプ
…水洗いできる白物、色柄物、毛や絹などの素材にも使用可。
※酸素系漂白剤には弱酸性の粉末タイプもあり、こちらは毛や絹には使用できません。

還元系漂白剤(弱アルカリ性)※粉末タイプ
…水洗いできる白物専用。
鉄分による黄ばみや、酸化漂白で生じた黄ばみなどに使います。

・柔軟剤

すすぎの段階で使用すると、繊維同士の摩擦を軽減してフワッとした肌ざわりに仕上げます。また静電気の防止、花粉の付着防止、毛玉をできにくくするといった効果もあります。

成分をチェックしましょう!

洗浄力の強化や漂白などに効果のある成分を含有している商品もあります。店頭で成分表をチェックして、目的に合った商品を選びましょう。

成分特徴
酵素繊維の奥に入り込んだ皮脂や血液汚れなどを分解して洗浄する。
アルカリ剤汚れを落としやすいアルカリ性の水質に傾けて洗浄力を高める。
蛍光増白剤
(蛍光剤)
白物衣類の白さを増す効果がある。
ただし淡い色の綿、麻、レーヨンなどに使うと変色のおそれがあるため、これらの素材は無蛍光の洗剤を使用する。

手洗いをする

ニット素材やおしゃれ着など、洗濯表示に手洗いのマークがあるときは手で洗いましょう。

・手洗いの基本ステップ

(1)洗い桶に水と洗剤を入れ、よく溶かして洗剤液をつくります。
(2)素材や汚れ具合に応じて下記の方法で手洗いを行い、水を替えて2回ほどすすぎます。
(3)脱水するときは衣類がシワにならないようにバスタオルではさみ、軽く叩いて水気をきるか、洗濯ネットに入れて洗濯機で30秒ほど脱水しましょう。

・押し洗い(ニットやパンツなど、かさばる衣類に)

洗剤液に浸けた衣類を、両手のひらで軽く押すように洗います。
衣類は汚れのある部分が表側になるように畳んでおきましょう。

・振り洗い(シワが寄りやすい薄手のブラウスなどに)

衣類の中心を持ち、洗剤液の中で軽く振って汚れを落とします。

・つかみ洗い(柔らかい生地の部分洗いに)

汚れたところを洗剤液に浸けて、優しく握ったり離したりを繰り返します。セーターの袖部分など、柔らかい布地に適しています。

・もみ洗い(靴下などの頑固な汚れに)

綿素材の丈夫な布地であれば、洗剤液に浸けたまま布地を強くもんでこすり合わせるようにして汚れを落とします。

⑥洗濯物を干す

洗濯機から取り出したまま干すと、シワや型崩れの原因になることがあります。以下を参考に、アイテムの素材や形状に合わせた干し方をしましょう。
さらに衣類に風が当たるように干すと、乾きも早くなります。

・シャツ類

ワイシャツやポロシャツなどは襟まわりや前立て部分をピンと引っ張り、手のひらで身頃をたたいてシワをよく伸ばします。
ボタンを留めたまま干すと型崩れの防止にもなります。

・薄手のTシャツやセーターなど

針金ハンガーのような細いハンガーにかけると、重みで肩の先が引っ張られてハンガーの跡が残ってしまうので、なるべく厚みのあるハンガーにかけましょう。
厚みのあるハンガーがないときは、細いハンガーの肩部分にタオルを巻き付けて厚みを出すとよいでしょう。

・パンツ類

ジーンズなど乾きにくい素材のものは、裏返してファスナーを開け、ピンチハンガーを使って筒状につるすと内部の風通しがよくなり、早く乾きます。

・バスタオルやタオルケットなど

大きなバスタオルやタオルケットを干すときは、物干し竿を2本使って、M字型に干すと乾きやすくなります。
ピンチハンガーを使う場合は、ジグザグの蛇腹状に干すことで風が当たりやすくなり、乾きが早くなります。いずれも干したら手のひらでたたいてシワを伸ばしておきましょう。

※室内干しのコツは「応用ワザ②洗濯の「困った!」を解決」で説明します。

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最終更新日 2020年11月09日