【専門家監修】新築の一戸建てに住みたい!探し方のポイントを紹介

2020年7月16日

家を購入するからには、新築の一戸建てにしたいと憧れを抱いている人は多いでしょう。家は一生に一度の大きな買い物と言っても過言ではありません。夢や希望は膨らんでも、理想通りの家を探すのはなかなか難しいものです。失敗のない家探しをするにはどうしたら良いのかと不安な人もいるでしょう。ここでは、新築一戸建てを探す方法について、解説していきます。

探すときのポイント①パートナー

新築一戸建てを探す際に、最初に取り掛かるのは不動産会社選びです。不動産会社にはさまざまな規模やタイプがあります。商店街に店舗を構えて家族経営している小さな会社もあれば、テレビコマーシャルで大々的に宣伝している全国展開の大きな会社もあります。住宅は購入がゴールではありません。購入後のことも考慮しておく必要があります。購入後に重要になってくるアフターサービスや保証内容、不動産会社独自の対応などを確認して選ぶことがポイントです。新築住宅は部位によって保証内容や保証期間が異なります。主要な構造部分については法律で一定の保証が義務付けられていますが、それ以外の部分については会社によって差があることを覚えておきましょう。

また、失敗しない家探しに情報収集は不可欠です。情報収集には、住まいに関する情報を網羅した不動産・住宅情報サイトの活用がおすすめです。不動産・住宅情報サイトは、住まいを探す人と不動産会社をつなぐ役割を担っています。不動産会社を選ぶ際には、ポータルに掲載されている物件の情報量やコメントなどをしっかりチェックしましょう。買う側の立場として、きめ細やかな情報提供がなされているかどうかを判断するのもポイントです。

探すときのポイント②購入エリア

家を探す際は、購入エリアをよく選ぶことが重要です。まず、各自治体のハザードマップや住宅地盤情報システム(ジオダス)などをしっかり確認するようにしましょう。地形や地盤の良いエリアを選ぶことで、災害リスクをある程度抑えることができます。

また、通勤や通学に便利な場所かどうかは快適な生活を送るうえで大事な要素になります。通勤の場合、電車通勤にするか車通勤にするかによってもエリアの設定は変わってきます。メインとなる交通手段をどうするのかを、あらかじめ考えておくことをおすすめします。生活パターンや将来設計も家選びに大きく関わってきます。これから子どもを持つ予定があれば、公園や保育園、小中学校などの子育て環境が充実しているかどうかはチェックしておきたいポイントです。

子どもを持つ予定がない共働き夫婦の場合は、公共交通機関へのアクセスが良いこと、スーパーやコンビニが近いことなど生活の利便性がポイントになります。

探すときのポイント③間取り

家の間取りは生活の質に影響します。家族の同意が得られない間取りや、使いにくい間取りは生活していく中でストレスを生みます。あらかじめ家族の希望や生活動線を明確にしておくことをおすすめします。間取りをスムーズに決めるためには、家族にとっての優先事項やこだわりポイントを共有しておくことです。「家族全員で食事の準備ができる広いキッチンダイニングにしたい」「庭との一体感が感じられるリビングにしたい」「空を見ながらゆっくり入浴できるお風呂が欲しい」などの希望を出し合いながら方向性を決めていくと良いでしょう。

また、生活動線を明確にするために家事のしやすさをイメージしてみましょう。毎日の家事は、家事のしやすい間取りかどうかで負担が変わってきます。キッチンとバスが近ければ、食事の用意と洗濯、風呂掃除などが並行して行いやすくなります。さらに、洗濯物を干す場所は洗濯機から近い位置が理想的ですし、収納場所まで1本の動線でつながれば家事負担は大幅に軽減されます。家の間取りについての方向性を決めたうえで家選びをすると、家族の希望や生活に合った間取りの家を見つけやすくなります。

さらに、2020年のコロナ禍によって社会はいわゆる「3密」を避ける勤務形態や居住形態に移行していくと考えられます。すでに大手企業などでは、在宅でのリモートワークを中心にしているところがあります。これにより、通勤手当を削減して住宅手当を拡充する動きが加速するでしょう。また、在宅ワークのための部屋やスペースが必要となるため、これまでファミリー向けと言われてきた3LDKに1~2部屋をプラスしたいと考える人も増えるかもしれません。

探すときのポイント④周辺環境

新築一戸建てを購入する際、周辺環境の良し悪しは非常に重要です。家の内装や設備などが気に入らなければ、購入してからリフォームして変更できます。しかし、周辺環境は簡単に変えることができません。安全安心に暮らしていくには治安の良さも大切です。物件周辺を歩いてみて、近所の様子や空き家などがないかどうかを確認しておきましょう。便利さと環境の悪さが表裏一体である場合もあります。例えば、近所に大型商業施設があると、買い物や食事などには便利である一方、夜遅くまで不特定多数の人や車の出入りが多くなり、治安の問題がありそうです。騒音や店の明かりなども気になるかもしれません。墓地や送電塔、ゴミ焼却場といった忌避施設が周辺にあるかどうか、道路に鳥のフンなどが落ちたりしていないか、ゴミ置き場はきちんと清掃されているか、といった点も確認しておくとよいでしょう。

子どもを遊ばせたり、散歩をしたりするのに便利な公園も、夜に人通りが少なくなると危険です。また、週末には大勢の家族連れが大挙してきて、大渋滞や騒音に悩まされることもありそうです。お酒の缶などのゴミが散乱しているというケースもあります。周辺環境をチェックする際は、昼と夜、平日と週末のそれぞれで確認しておきましょう。さらに、図書館や役所、病院、薬局など生活に欠かせない施設の場所も合わせて確認しておくと安心です。

探すときのポイント⑤地域の雰囲気

地域の雰囲気は、どのエリアに住むとしても重要なポイントです。戸建の住宅街なのか、賃貸住宅が多いエリアなのかなどもチェックしておきましょう。戸建ての住宅街エリアで古くからの住人が多い場合は、ご近所同士のつながりや自治会などが確立しているイメージがあります。安心感がある一方、地域に溶け込むのに時間がかかるかもしれません。また、近隣に高齢者が多いと生活様式も異なり、何かと気兼ねしてしまう可能性があります。

賃貸住宅が多いエリアでは、常にさまざまな人が出入りするので気兼ねは少ないでしょう。その反面、ゴミ捨てなど地域のルールが守られにくく、ご近所のつながりが希薄になりがちです。商業エリアか、工業エリアかによっても雰囲気は違います。

いずれにしても、町内会の運営状況に関する情報を収集したり周辺を散策したりして、エリアの様子をつかんでおくことをおすすめします。いわゆる「ゴミ屋敷」や植木を伸び放題にしている家はないかを確認しておきましょう。カビが生えている家が多い場合は湿気が多い地域であることの証拠ですから、注意が必要です。また、神社はそのエリアで一番高い場所に建てられていることが多いので、神社の位置は災害リスクを考える上で参考になります。

失敗しない家探しをしよう!

新築の一戸建てを探す際のポイントについて、理解できたでしょうか。家探しでは検討しなければならない要素が多いため、家族で良く話し合って優先順位を決めておくことをおすすめします。エリアの特性を把握し、災害リスクの低い立地を選ぶことも重要です。どのような暮らしがしたいのかをイメージして、失敗しない家探しをしましょう。

執筆者プロフィール

山田 剛司
山田 剛司様

不動産コンサルタント

社団法人 住まい選びコンシェルジュ協会 代表理事。
東京都および横浜市で10年間、公務に従事して都市計画部局を歴任。その後東京と鎌倉の資産運用会社で6年間、勤務をして日本人にとって不動産は資産の大部分を占めるものであり、適正な取得と管理の重要性を実感する。
2011年3月、東日本大震災で多くの不動産が災害に見舞われた現場を目の当たりにして、正しい不動産知識を普及啓もうをする必要性を痛切に感じて、社団法人設立に至る。


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