飲料水をはじめ、炊事、洗濯、掃除など、私たちの暮らしに欠かせない「水」。
知らず知らずのうちに使いすぎたり、水環境を汚したりしていませんか?
大切な水資源を守るために、家庭で気軽にできるエコアイデアをまとめてみました。
2012年2月23日 更新
私たちが使える水の量は?
「水の惑星」とも呼ばれる地球の上には、およそ14億km³もの水があります。ところが、その97%以上は海水で、真水はたった3%以下。真水の大半は南極や北極の氷で占められているため、私たち人類が使える水の量は全体の1%にも満たないといわれています。日本でも、夏になると渇水になる地域がありますが、世界中には慢性的な水不足の問題を抱える国や地域も少なくありません。
水道の蛇口をひねれば当たり前のように流れ出る水も、限りある貴重な資源です。ムダ使いは避けて「節水」を心がけましょう。
水が汚れると健康にも影響が
ここで、水のサイクルをたどってみましょう。太陽熱によって海の水が蒸発して雲になり、地表に雨を降らせます。雨水は地中や川、海などに流れていきますが、一部は生活用水や工場用水として取水されたのち、浄水場で汚れや砂を取り除かれて家庭や工場へと運ばれます。生活用水や工場用水が役目を終えると、汚水となって下水管を通り、下水処理場で下水処理を施されてから、ふたたび川や海に流されます。
以上のように、水は地球上を絶え間なく循環しながら私たちの生活をうるおしています。水環境が汚染されると、水とともに暮らす私たちの生活や健康に影響が出ることは避けられません。
水を守るために、私たちができること
大切な水資源を守るために、私たちが家庭でできる方法は
- 水を使う量を減らす
- できるだけ水を汚さない
- 水と環境について知る
です。
それでは次から具体的に内容を見ていきましょう!
次のページでは「使う水の量を減らす」方法について紹介します。>>
コラムを探す
新着コラム
最終更新日 2023年11月20日
- 土地の規制を知らずに購入すると、思いどおりの家が実現できないかも知れません。後悔することのないよう、土地にまつわる規制の知識を身につけましょう。
- 狭小地や変形地のメリット・デメリットや建てるときのポイントを押さえて、土地選びや家づくりにお役立てください。
- 「自宅にお客様を気軽にお招きしたい!」。けれども、生活感丸出しの部屋を見せるのはちょっと…という場合に、気になる部分を上手にカバーして、お客様を気持ちよく招待するためのコツを紹介します。
- アクセントクロスを選ぶ方法や注意点などについて解説をしていきます。
- ベランダガーデニングのポイントを解説しつつ、おすすめの植物などを紹介します。
- シンプルに暮らすための秘訣である収納ルールや習慣を詳しく紹介します。