首都圏の物件探し。気に入った街で新生活を始めよう! 都内近郊のどこに住む?

神奈川県の人気の街・おすすめの街

2025年10月1日 更新
多摩地区イメージ

山や海などの自然に囲まれた神奈川県の中でも、東京に近い【東急線・グリーンラインエリア】【武蔵小杉エリア】には、23区を上回る人気の街が点在。治安もよく、子育てしやすい住環境です。

【東急線・グリーンラインエリア】

買い物やお出かけにぴったりのスポットがあちこちに

東急線・グリーンラインエリアイメージ

神奈川県の中でも東京に近く、買い物施設や緑豊かな公園が多いなど、住みよいことで知られる横浜市青葉区・港北区と川崎市宮前区。利便性の高い東急線と横浜市営地下鉄グリーンラインが走る不動の人気エリアです。

横浜市青葉区

たまプラーザ、青葉台など横浜屈指の高級住宅街が広がる

横浜市青葉区イメージ

横浜市北西部に位置する青葉区は、1994年に港北区と緑区の再編により誕生。区域は「丘の横浜」と呼ばれるほど丘陵が多く、見晴らしのよい丘の地形を活かした住宅地が広がります。駅周辺の買い物利便性が高いたまプラーザをはじめ、横浜を代表する高級住宅街の青葉台やあざみ野などが人気。また、横浜市内で2番目に農家の多い区でもあり、鶴見川の川沿いを中心にのどかな田園風景が見られます。

横浜市青葉区の基本データ

面積35.22㎢
人口307,261人(男147,792人、女159,469人)※2025年8月現在
人口密度1㎢あたり8,724人
世帯数137,730世帯

横浜市青葉区の住宅地の平均価格は?

1㎡あたり312,800円

横浜市青葉区の交通利便性は?

東急田園都市線、東急こどもの国線、地下鉄ブルーラインが区内に乗り入れています。東急田園都市線たまプラーザ駅から渋谷駅までは急行で約21分。たまプラーザ駅のほか、あざみ野駅、青葉台駅も急行が停車します。

横浜市青葉区の治安は?

神奈川県内でも特に治安がよいエリア。1000人あたりの犯罪発生件数は1.28と非常に少ないです。

横浜市青葉区の災害リスクは?

区域のほとんどが多摩丘陵の安定した地盤の上にあり、災害には比較的強いとされます。ただし鶴見川や恩田川など川沿いに広がる低地エリアは地震の揺れや河川の氾濫時の浸水リスクに注意。

横浜市港北区

交通至便な住宅地ながら、自然や農業にも親しめる

横浜市港北区イメージ

JR・私鉄・市営地下鉄が乗り入れるアクセス便利な港北区。駅前開発による大規模マンションや古くからの住宅地が広がる一方で、自然豊かな鶴間川沿いでは農業も盛んに行われており、野菜の収穫体験ができる農園や農産物の直売所も見られます。新幹線を利用しやすい新横浜、学生が多く活気のある日吉、人情味あふれる街並みの菊名などのエリアがファミリー層の支持を集めています。

横浜市港北区の基本データ

面積31.40㎢
人口367,291人(男182,970人、女 184,321人)※2025年8月現在
人口密度1㎢あたり11,697人
世帯数185,754世帯

横浜市港北区の住宅地の平均価格は?

1㎡あたり331,100円

横浜市港北区の交通利便性は?

JR東海道新幹線、JR東急東横線、東急目黒線、東急新横浜線、相鉄新横浜線、地下鉄ブルーライン、地下鉄グリーンラインが区内に乗り入れています。東急線と地下鉄グリーンラインが利用可能な日吉駅は、東急東横線の急行で渋谷駅まで直通約18分、横浜駅まで約11分。

横浜市港北区の治安は?

神奈川県は治安のよいエリアが多く、ここ港北区も1000人あたりの犯罪発生件数は1.60と非常に少ないです。

横浜市港北区の災害リスクは?

台地、丘陵地を切り拓いた造成地、氾濫低地などが入り組んでいる地形のため、地盤の強弱はチェック必須。鶴見川やその支川沿いの低地では、河川の氾濫時に浸水のおそれがあります。

川崎市宮前区

丘の上に位置する緑豊かな子育てタウン

川崎市宮前区イメージ

宮前区は、閑静な住宅地と公園などの緑があふれる都心のベッドタウン。交通利便性や治安もよいため、子育てしやすい環境としてファミリー層に人気があります。多摩丘陵の上に立つ区域は坂が多く、街を彩る並木道の光景から「さくら坂」「春待坂」などの名称で親しまれているのも特徴。中心駅の鷺沼駅では大規模な再開発が進行中で、タワーマンション、区役所、商業施設などが集まるランドマークが2035年に完成する見込みです。

川崎市宮前区の基本データ

面積18.60㎢
人口234,879人(男113,342人、女121,537人)※2025年8月現在
人口密度1㎢あたり12,628人
世帯数108,240世帯

川崎市宮前区の住宅地の平均価格は?

1㎡あたり264,300円

川崎市宮前区の交通利便性は?

区のほぼ中央部を東急田園都市線が横断し、区内の駅と都心を結んでいます。鷺沼駅から渋谷駅まで急行を利用して直通約19分でアクセス可能。

川崎市宮前区の治安は?

宮前区は神奈川県の中でも治安がよく、1000人あたりの犯罪発生件数は1.21と非常に少ないです。

川崎市宮前区の災害リスクは?

区域は古い地層に覆われた台地または丘陵地で地盤は良好。水害リスクも比較的少ないとされていますが、平瀬川・矢上川・有間川の川沿いの一部エリアでは大雨で河川が氾濫した場合に浸水や家屋倒壊の危険があり、油断は禁物です。

【武蔵小杉エリア】

タワマンだけじゃない! 魅力あふれるエリア

武蔵小杉エリアイメージ

武蔵小杉駅を中心に、近年開発が進む横浜市鶴見区・神奈川区、川崎市中原区・幸区。駅周辺にタワーマンションが林立するイメージが強いですが、活気のある商店街や自然も多く、新しさと昔懐かしさが融合する魅力的なエリアです。

横浜市鶴見区

工業地帯の印象が強いが、自然が残る静かな住宅地も

横浜市鶴見区イメージ

横浜市の北東部にある鶴見区。工場が立ち並ぶ臨海部は京浜工業地帯の中核として発展し、北西部の丘陵地は自然と共存する閑静な住宅地が息づいています。また、再開発により住みやすくなったJR鶴見駅周辺は横浜の副都心として位置づけられ、区役所などの行政機関や商業施設が集積。区内には鶴見神社など歴史ある寺社が多いのも特徴で、賑やかなお祭りが地域のつながりを強めています。

横浜市鶴見区の基本データ

面積32.21㎢
人口298,597人(男154,169人、女144,428人)※2025年8月現在
人口密度1㎢あたり8,987人
世帯数153,003世帯

横浜市鶴見区の住宅地の平均価格は?

1㎡あたり284,100円

横浜市鶴見区の交通利便性は?

JR京浜東北線、JR鶴見線、JR南武線、京急本線が区内に乗り入れています。中心駅のJR鶴見駅からは東京駅まで直通約30分で移動できるほか、横浜方面へのアクセスもスムーズ。京急本線の京急鶴見駅は急行が停車します。

横浜市鶴見区の治安は?

工業地帯なので治安面が不安との声も聞かれますが、1000人あたりの犯罪発生件数は1.84と非常に少なく、治安は良好です。

横浜市鶴見区の災害リスクは?

地盤の強い西部の台地エリアと比較して、鶴見川沿いの低地エリアは地盤が弱く地震で揺れやすく、大雨で多摩川や鶴見川が氾濫した場合に浸水が想定されます。また、海沿いでは台風による高波のリスクもあります。

横浜市神奈川区

再開発の住みやすさと抜群の交通アクセスが魅力

横浜市神奈川区イメージ

横浜港を見渡す臨海エリアには高層マンションが立ち並び、内陸エリアには閑静な住宅地が広がる神奈川区。2027年に区制100周年を迎える同区では、大規模な再開発が進み、マンションや大型商業施設が建設されるなど利便性がますます向上。JRと私鉄の複数路線乗り入れによって、都心に出やすいのも特徴です。毎日の買い物に便利なスーパーや商店街、ショッピングモールも揃っています。

横浜市神奈川区の基本データ

面積23.73㎢
人口253,514人(男128,881人、女 124,633人)※2025年8月現在
人口密度1㎢あたり10,683人
世帯数138,474世帯

横浜市神奈川区の住宅地の平均価格は?

1㎡あたり300,700円

横浜市神奈川区の交通利便性は?

JR京浜東北線、JR横浜線、相鉄・JR直通線、京急本線、東急東横線、相鉄新横浜線、地下鉄ブルーラインが区内に乗り入れ。JR東神奈川駅から品川駅まで京浜東北線で約25分で移動可能です。区外ですが、神奈川県最大のターミナル駅である横浜駅に近いエリアもあります。

横浜市神奈川区の治安は?

住宅地が多く治安は良好。1000人あたりの犯罪発生件数は1.57と少ないです。

横浜市神奈川区の災害リスクは?

区の大部分は多摩丘陵の東端の台地に位置し、災害に比較的強いとされます。ただし海沿いの低地エリアは高潮や地震の危険度が高いため、日頃から対策や備えを万全にしましょう。大雨で入江川などの河川が氾濫すると、川沿いの一部エリアでは浸水のリスクがあります。

川崎市中原区

人気の武蔵小杉を中心に、再開発で街が進化中

川崎市中原区イメージ

川崎市で人口が最も多い中原区。その中心にある武蔵小杉駅は、都心への便利なアクセスに加えて、駅周辺の再開発でタワーマンションが次々と建てられ、現在では日本屈指の超高層ビル街となりました。一方で、中心部から少し足を伸ばせば多摩川河川敷や等々力緑地が広がり、自然が身近に感じられるとして子育て中のファミリー層に人気があります。

川崎市中原区の基本データ

面積14.81㎢
人口269,326人(男136,090人、女133,236人)※2025年8月現在
人口密度1㎢あたり18,185人
世帯数143,334世帯

川崎市中原区の住宅地の平均価格は?

1㎡あたり433,200円

川崎市中原区の交通利便性は?

JR横須賀線・湘南新宿ライン、JR南武線、相鉄・JR直通線、東急東横線、東急目黒線が区内に乗り入れています。JR武蔵小杉駅から品川駅まで約9分、横浜駅まで約10分で出られるので便利。東急武蔵小杉駅は特急・通勤特急・急行などがすべて停車し、渋谷まで特急で約14分。

川崎市中原区の治安は?

1000人あたりの犯罪発生件数は3.01で、神奈川県の平均よりやや多めです。凶悪犯罪は少ないですが、武蔵小杉駅や武蔵中原駅周辺での自転車盗が目立ちます。

川崎市中原区の災害リスクは?

区域のほとんどが多摩川沿いの低地にあたり、一部エリアでは地盤に不安があります。また、多摩川や矢上川などの川沿いでは、河川氾濫時の浸水のリスクも。

川崎市幸区

買い物もお出かけも便利で住みよい水辺の街

川崎市幸区イメージ

川崎市の東部、多摩川・鶴見川・矢上川の3つの河川の間にある幸区は、水辺の風景が身近な街。昔からの住宅地も健在ですが、新川崎駅周辺や川崎駅周辺では再開発によりタワーマンションや買い物に便利なショッピングモールが建設されたことで転入が増加。子育て中のファミリーも多く、家族みんなで楽しめる夢見ヶ崎動物公園などのお出かけスポットが多彩です。

川崎市幸区の基本データ

面積10.09㎢
人口175,316人(男88,648人、女86,668人)※2025年8月現在
人口密度1㎢あたり17,375人
世帯数85,365世帯

川崎市幸区の住宅地の平均価格は?

1㎡あたり340,200円

川崎市幸区の交通利便性は?

区の南北をJR横須賀線・湘南新宿ライン、JR南武線が縦断しています。また、東側の区境に川崎駅があり、JR東海道線も利用できます。JR横須賀線・湘南新宿ラインが乗り入れる新川崎駅は、品川駅まで直通約13分でアクセス可能。新川崎駅の徒歩圏内にはJR南武線が乗り入れる鹿島田駅もあります。

川崎市幸区の治安は?

1000人あたりの犯罪発生件数は2.02。神奈川県全体の平均並みですが、そもそも神奈川県は犯罪発生件数が少なく、治安が良好。

川崎市幸区の災害リスクは?

西部の台地エリアは地盤が強固ですが、東部は氾濫低地エリアが多く、地震時の揺れや水害のリスクが気になる立地です。大雨により多摩川や鶴見川・矢上川が氾濫すると区の大部分が浸水するおそれがあります。

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最終更新日 2025年10月1日