大満足の2世帯住宅を建てるための注意点

2世帯住宅を建てる前に知っておきたい心構えや注意点を丸ごとチェック!

大満足の2世帯住宅を建てたい!

東日本大震災を機に「家族の絆」が見直され、親と子が1つ屋根の下で共同生活をする「2世帯住宅」が注目されるようになりました。ここでは2世帯住宅の特徴を押さえつつ、家族全員が暮らしやすい2世帯住宅をつくるための知識を紹介します。

2013年5月9日 更新

1つ屋根の下で2世帯が暮らす日常

かつての日本では、同じ屋根の下でおじいちゃんとおばあちゃん、父と母、おじさんとおばさん、いとこたちに囲まれながら子どもが育つのはよくある光景でした。家族と言えば大家族が普通でしたから、当時は「2世帯住宅」という言葉はありませんでした。その家に住む人は、ごく自然に複数の世帯と共に生活を送っていたのです。

1つ屋根の下で2世帯が暮らす

時は流れ、家族の少人数化が進むにつれて、2世帯住宅は親と子の両方、あるいはどちらかが望んで「選択する」スタイルに変化しました。お互い独立して生活できるのにも関わらず2世帯住宅を選ぶ以上、そこには何らかのキッカケと理由があるはずです。また、1軒の家に生活習慣や文化の異なる2世帯が暮らすのですから、メリットもあればデメリットも生じてくるでしょう。

とは言え、核家族であっても2世帯であっても、「皆で幸せに暮らしたい」という家族の思いに変わりはありません。楽しいこと、辛いこと、時にはぶつかり合いながら暮らしていく。そんな当たり前の日常を2世帯住宅で叶えていきましょう。

次のページでは「私たちが2世帯住宅を選んだ理由」を紹介します。