「自然素材」の家の特徴|「自然素材」の家について知りたい!|住まいの情報ナビ|E-LIFE不動産情報

2019年1月8日 更新

特 徴 「自然素材」の家の特徴 「自然素材」と一口にいっても、イメージ先行で実際のところはよくわからない…という人も少なくありません。そこで、自然素材の家の特徴を詳しく見ていきましょう。 特 徴 床 材 無垢フローリング 壁 材 パートナー探し

そもそも「自然素材」って?

自然そのままの特徴を活かした建材です

家づくりにおける「自然素材」とは、切り出した丸太を板や角材に加工しただけの「無垢材」や、石灰や土を練り合わせてつくる「左官材」など、自然界にあるものだけを原料とする建材(建築材料)のこと。
自然に恵まれた日本では、昔から身近な自然素材を活かした建物をつくり、生活の場としていました。
現代の家づくりでは、自然素材よりも安価で大量生産が可能な新建材(※下記参照)を用いるのが一般的ですが、昔ながらの自然素材でつくられた家が持つ温かな風合いや肌ざわり、人や環境に優しいエコ建材であることなどに魅力を感じて、自然素材の家を望む人が増えています。

※新建材とは

木や石油系原料を加工してつくられる建材で、建物の構造から仕上げまであらゆる部分に使用されています。
自然素材よりも低コストでメンテナンスも楽といった便利なメリットがある一方で、建材に使用されるホルムアルデヒドなどの化学物質によって室内の空気が汚染され、人によっては目や喉の痛み、頭痛などの健康被害(シックハウス症候群)を引き起こす原因の一つとされています。なお、現在は建材メーカーの取り組みと法制度の整備が進み、シックハウス対策に十分に配慮されている製品も多数あります。

自然素材の家のメリットとは?

  • 心地よい「風合い」や「肌ざわり」

天然木の温かみのある無垢材や、職人さんの手で仕上げられる漆喰や珪藻土などの塗り壁の質感は、自然素材の家ならではの心地よさ。
家の中にいるだけで、まるで自然に包まれているような安らぎが得られます。

  • 結露やダニを防ぐ「調湿作用」

無垢材や、漆喰や珪藻土などの塗り壁には調湿作用があり、湿度が高くなると湿気を吸収し、乾燥した時にこれを放出します。これによって室内の湿度が一定に保たれるため結露が起きにくくなり、カビやダニの発生を防ぎやすくなります。

  • 風合いの「変化」が楽しめる

「木は生きている」といわれるように、無垢材は時間の経過とともに色合いが変化します。
例えばスギの無垢フローリングなら、初めは白っぽい色味が徐々に深みを増して落ち着いた飴色になります。年月を重ねた美しさを実感できるのも、自然素材ならではの楽しみです。

  • 「安全・安心」な室内環境に

石油化学系塗料や接着剤などを使用しないため、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドなどの化学物質の放散量が非常に少ないのも自然素材の特徴です。化学物質の影響を受けやすいお年寄りや子どもがいる家庭でも安心。

  • 「地球環境」への配慮

自然界にあるものを原料とする自然素材は、生産から廃棄までの環境負荷が少ないエコ建材です。使い終わって処分する時も、ダイオキシン類などの有害物質を発生させることなく土に還ります。

自然素材の家のデメリットとは?

  • 材質が均一でない

自然のままの特徴を活かしているため、無垢材なら木目や節、色味の濃淡があるなど、材質にバラつきがあります。

  • キズや紫外線などに弱い

柔らかい無垢材や土壁などはキズやシミがつきやすく、紫外線を受けると退色するなど、新建材に比べると耐久性に劣ります。

  • メンテナンスに手がかかる

無垢材のフローリングなら年1回程度のオイルまたはワックス塗装が必要。便利さを追求した新建材とは違って、定期的なお手入れが欠かせません。

  • 費用が高額になるケースが多い

施工方法にもよりますが、新建材と比べると初期費用や維持費用が割高になりやすいです。

  • 職人や施工会社が限られている

自然素材を扱うには熟練の技術が必要です。現在は新建材を用いた家づくりが主流のため、自然素材を得意とする職人や施工会社は減少傾向にあります。

自然素材とともに楽しむライフスタイル 自然素材の家は、木や土が持つ風合いや心地よさが感じられる一方で、キズや紫外線に弱く、メンテナンスに手がかかるといったデメリットも存在します。住まいに何を求めるかは人それぞれですが、できればキズなどの経年変化も味のうちと考えて、こまめなお手入れを楽しむ。そんなライフスタイルの人が、自然素材の家と好相性といえるでしょう。

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最終更新日 2019年10月1日