住まいの工夫②「安全対策」

好奇心旺盛なネコは、扉や窓のちょっとした隙間から脱走したり、思わぬ事故でケガをしたりすることも。危険を防ぐために、住まいの安全対策を徹底しましょう。
このページの見どころ!!
屋外・室内に潜む危険をチェック!
住まいにおけるネコの危険は、大きく分けると「脱走して縄張り(自宅)の外に出てしまうこと」と、「室内で誤食、感電、水に溺れるといった事故に遭うこと」の2つがあります。
- 屋外に潜む危険
- 迷いネコになる
交通事故
伝染病に感染する
排泄物などで近隣に迷惑をかける
…など
- 室内に潜む危険
- 誤食・誤飲
電気コードを噛んで感電する
水回りで溺れる
物を壊して破片などでケガをする
(高層階など)ベランダからの転落
…など
住まいの脱走対策は?
玄関の二重扉
取り付け難易度 ★★★(新築・リフォーム時にオススメ!)
ペット用フェンス
取り付け難易度 ★(市販品を設置するだけ)
人間の外出時や帰宅時に、玄関を開けた隙間からネコがスルリと出ていってしまうケースはよく聞かれます。
玄関からの脱走を防ぐには、玄関の上がり口などに仕切り扉を取り付けて「二重扉」の構造にするのが効果的。二重扉があれば、ネコは玄関前の廊下で足止めされることになり、玄関ドアに近づくことができません。
新築やリフォームなどの予定がない場合は、ペット用フェンス(ペットゲートやベビーゲートといった名前で販売されています)や突っ張り式の簡易扉を取り付けて、二重扉にするのがおすすめです。
ペット用窓フェンス
取り付け難易度 ★(賃貸住宅でも設置可能)
窓からの脱走を防ぐには、基本的に鍵をかければ大丈夫。ただし鍵をかけ忘れたり、換気のために窓を開けたりした時に、ネコが脱走してしまう場合もあります。万が一のことを考えると、窓の脱走対策も欠かせません。
市販のペット用窓フェンスの多くは、ネコが通れないサイズの格子状になっており、窓の形状やサイズに応じてさまざまな種類が用意されています。レールに取りつけるだけのタイプもあり、賃貸住宅でも手軽に設置できます。
ペット用網戸
取り付け難易度 ★(賃貸住宅でも設置可能)

ネコによっては、前足で器用に網戸を開けたり、じゃれて網を破り、そのまま屋外に出てしまう子もいます。また、なにかのタイミングでネコが驚いて窓にぶつかり、枠ごと外れてしまうケースも…。
そのため、ネコのいる家の網戸は、一般的な網戸より網やサッシの強度を高めたペット用網戸がおすすめ。今ある網戸をペット用網戸に取り換えるだけなので賃貸住宅でも可能です。
さらにもっと手軽な方法として、強度の強いステンレス網(ホームセンターなどで入手できます)に張り替える方法もあります。いずれの場合も、ネコが網戸をカラカラと引いて開けてしまわないよう、網戸ロックを忘れずに!
住まいの侵入対策は?
仕切り扉
取り付け難易度 ★★★(新築・リフォーム時にオススメ!)
ペット用フェンス
取り付け難易度 ★(市販品を設置するだけ)
室内の空間を分ける仕切り扉(間仕切り)があれば、ヤケドや誤食の危険があるキッチンなど、ネコに入られたくない場所をガードすることができます。通気性に優れた格子状のもの、半透明で中の気配が分かるものなど、いろいろなタイプがあるので、室内のイメージに応じて選んでみましょう。
新築やリフォームの予定が無い場合も、ペット用フェンスなどを使ってネコの出入りを防ぐことができます。ただしネコは体長の約5倍もの高さまでジャンプすることができるため、十分な高さのあるものを設置してください。
ドアロックやセーフティロック
取り付け難易度 ★(市販品を取り付けるだけ!)

前足でドアレバーを下げて部屋に出入りするネコ、戸棚や引き出しが大好きなネコには、ホームセンターで売っているドアロックや、小さな子どもが戸棚を開けられないようにするセーフティロックを取り付けるのもおすすめです。ドアロックやセーフティロックは100均やホームセンターで入手可能。手軽ですが、有効な安全対策です。
住まいの感電対策は?
配線を壁や天井裏に隠す
取り付け難易度 ★★★(新築・リフォーム時にオススメ!)
安全カバーを取り付ける
取り付け難易度 ★(市販品があります)
電気コードのように長くてヒラヒラしたものが大好きなネコ。遊んでじゃれているうちに、コードに噛みついて感電してしまう事故が後を絶ちません。
電気コードを保護する安全カバーを取り付ける方法もありますが、注文住宅の新築時や、壁や天井をはがす大規模なリフォームの機会があれば、思いきって配線を壁や天井裏に隠すのも一つの手。この方法なら、ネコの感電防止はもちろん、室内がスッキリと見えて快適です。
室内やベランダの「植物」にも注意!

ネコの誤食といえば、人間の食べ物や細かい部品などを想像する人が多いのですが、意外に見落としがちなのが「植物」です。実はネコに有害な植物は700種類以上あるといわれており、室内に何気なく飾った植物をネコが口にして、中毒症状を起こすこともあるので注意が必要です。特に気を付けたいのが、ユリ科の植物(オニユリ、チューリップ、ヒヤシンスなど)、アイビー、アジサイ、シクラメン、サボテンなど。ほかにもネコが口にすると危険な植物は数多くありますので、基本的にネコ草以外の植物は置かないほうが安心です。
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最終更新日 2026年6月4日

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