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2017年2月8日 更新

ルームシェアとは?<基礎知識>

「そもそも、ルームシェアって何?」「なぜ人気があるの?」「どうすれば入居できる?」……など、ルームシェアの初歩的な疑問に答えます。

ルームシェアの定義

ルームシェアとは、家族や恋人ではない他人と、同じ住宅に暮らす生活スタイルのこと。
住宅は2DKや3LDKといったファミリータイプの間取りが多く、住人は寝室など個々のスペースを持ちながら、玄関・リビング・キッチン・バス・トイレなどを他の住人と共同で使用します。

欧米は昔からルームシェアが盛んで、特に学生など若者の間では、一人暮らしや寮生活などと並んでルームシェアがポピュラーな生活スタイルになっています。最近では日本でも、若者が集まる大都市を中心にルームシェアが広まりつつあります。

なぜ人気があるの?

人気の理由はいろいろありますが、複数の住人と一緒に住むことで1人あたりの家賃や光熱費が抑えられる「金銭的なメリット」をはじめ、一人暮らしでは家賃の問題などで手が届きにくい立地や、よりグレードの高い住宅も選べる「立地・住宅のメリット」、一人暮らしの寂しさの解消や、住人の交流を楽しみたい「人間関係のメリット」などを魅力に感じている人が多いようです。

  • 金銭的なメリット ・家賃や光熱費が抑えられる ・初期費用が安く済む
  • 立地・住宅のメリット ・都心など便利な立地に住める ・設備が整ったハイグレードな物件を選ぶこともできる
  • 人間関係のメリット ・家に帰ってもルームメイトがいるから寂しくない ・ルームメイトとの交流によって人脈が広がる可能性も
  • その他 ・災害時に誰かと一緒なら安心 ・防犯面で心強い

…など(ルームシェアのメリットについては「ルームシェアのいいところ・困ったところ」で詳しく紹介します)

シェアハウスとの違いは?

ルームシェアと似たような言葉に「シェアハウス」があります。
ルームシェアもシェアハウスも、他人と一緒に同じ住宅に住むという点では同じですが、大きな違いは「運営管理業者がいるかどうか」です。
「シェアハウス」には住居を運営管理する業者がいて、入居者の募集や入居後のサポート、トラブル時の対処などを行っています。入居したい人は、運営管理業者と賃貸借契約を結んでシェアハウスの住人となります。
「ルームシェア」では、住人が物件を探すなどして、運営やトラブル時の対処まですべてを住人たちが行います。
また、「ルームシェア」の場合、住人は友人や職場の同僚など、以前からの知り合いと暮らすケースが一般的ですが、「シェアハウス」は見ず知らずの人同士が入居するケースがほとんどです。

ルームシェアとシェアハウス 特徴の比較

 ルームシェアシェアハウス
運営管理住人が行うシェアハウスの運営管理業者が行う
住人の構成友人や職場の同僚など、以前からの知り合い同士で暮らすケースが多い見ず知らずの他人同士が暮らすケースが多い
賃貸借契約

賃貸を借りる場合住人のうち代表者の1名が大家と契約するか、住人全員が連名で契約する。
※大抵は普通借家契約(一般的な賃貸借契約)で、契約の更新も可能

住人の持ち家などに住む場合住人が個人の間で契約する。
※業者を介さず、契約の条件などもケースバイケース

個人で運営管理業者と契約する。
※シェアハウスは賃貸借の期間が数ヶ月から1年程度で、更新のない「定期借家契約」であることが多い。そのため契約期間後も同じシェアハウスに住みたいなら再契約を行う

家賃住人同士で折半する個人で運営管理会社に支払う

ルームシェアのカタチいろいろ

一口に「ルームシェア」といっても、その生活スタイルはさまざまです。
自分に合ったルームシェアのカタチはどのようなものか考えておくと、ルームメイトや物件を探す時に役立ちますよ。

誰と住む?

住居を一緒にシェアする仲間のことを「ルームメイト(シェアメイト)」といいます。
友人や職場の同僚など、以前からの知り合い同士が「一緒に住もうよ!」と意気投合してルームメイトになるケースが多いのですが、ほかにも人づてに紹介されたり、インターネットで「ルームメイト(シェアメイト)募集」の掲示板を利用したりして見つける場合もあります。

ルームメイトが以前からの知り合いなら、それなりに相手のことを知っているので、一緒に住んでも生活習慣の違いなどに戸惑う可能性は低いといえます。
ただ、仲がよいためにどうしても甘えが出て、ゴミ出し当番や家賃の期限が守られないなど、ケンカやトラブルに発展するおそれもあるので注意しましょう。

人づての紹介や、「ルームメイト(シェアメイト)募集」の掲示板でルームメイトを見つける場合、入居前にお互いの職業や生活時間、ペット、喫煙などの習慣などについて話し合っておく必要があります。(入居前の話し合いについては「ルームシェアのはじめ方」で詳しく紹介します)
「どんな相手と一緒に住むのだろう」という不安もありますが、元からの知り合いではない分、なにかトラブルが起きても割り切って対処できるため、かえってルームシェアがうまくいくケースも多いようです。

どんな住宅に住む?

2DK、3LDKなどファミリータイプのマンションやアパート、一戸建てなどが選ばれるケースが多いようです。
基本的に、それぞれの寝室など個人のスペースと、共同で使用する玄関・リビング・キッチン・バス・洗面所・トイレなどの設備が揃っていることが、ルームシェアの条件となります。

上記に加えて、あとは通常の賃貸物件探しと同じように、「駅の近くがいい」「日当たりのよいリビングがいい」など、あなたやルームメイトの希望に沿った物件を選びましょう。

今の住宅に住む? 新たに探す?

今の住宅に住む? 新たに探す? 今、住んでいるマンションや一戸建てに空き室があれば、ルームメイトを募ってシェアすることができます。
この場合、自分が所有する住宅であれば問題ありませんが、賃貸なら契約によって「他人との同居不可」となっているケースも多いため、あらかじめ契約書を確認しておきましょう。

住宅が特に決まっていない場合は、不動産会社でルームシェアが可能な物件を探すことになります。
また、既にルームシェアが行われている住宅で、退去者が出るため新たな入居者を募集しているところがあれば、そこに入居する方法もあります。

(物件の探し方については「ルームシェアのはじめ方」で詳しく紹介します)

ルームシェアに向いている人・向いていない人

ルームシェアが合うかどうかは、住人同士の人間関係や雰囲気によってまちまちなので一概にいえませんが、他人と暮らすからといって、特に社交的であったり、掃除好きであったりする必要はありません。
「おはよう」「お帰り」といった挨拶や簡単なコミュニケーション、それに身のまわりのこと(片付けやゴミ出しなど)をある程度こなせる生活スキルがあれば大丈夫です。

とはいっても、ルームシェアをしている人が全員、最初からコミュニケーションや身のまわりの家事が得意だったという訳ではなく、ルームシェアを始めてから自然にこなせるようになるケースも多いようです。

それよりも、他の住人との価値観や生活習慣の違いから何らかのトラブルに発展した時に、自分の主張を相手に押し付けたりするのではなく、「そういう習慣や考え方もあるのか」と割り切ることのできる「小さいことにはこだわらないタイプ」がルームシェアに向いているといえます。