今すぐ始めよう!エアコンの暖房費が気になる人におすすめの節約術を紹介
2017年11月10日

「寒さはつらいけれどエアコンの暖房費も気になる」そんなジレンマに陥っていませんか? 実はちょっとした工夫をするだけで、暖かさをキープしたまま暖房費を節約することができるのです。そこで今回は、家庭で簡単に始められるだエアコン暖房の節約術を3項目に分けて紹介します。
1. 設定に一工夫
寒い日にはついつい暖房の温度を高くしてしまいがちですが、暖房は設定温度が高いほど電気代も高くなります。一般的な暖房では、設定温度を1℃下げるだけで約10%の節電が可能です。室内が適温になったら、こまめな温度調節を心がけましょう。
ただし、このときスイッチを切ることはおすすめできません。節約のためにはスイッチを切った方が効果的に感じるかもしれませんが、実はエアコンはスイッチを入れたときにより多くの電気を必要とするのです。そのため、頻繁にスイッチを入れたり切ったりするのではなく、設定温度で調節することが望ましいでしょう。
また、基本中の基本ですが無駄な運転を避けることも大切です。就寝の際にタイマーを利用する方は多いと思いますが、出勤・買物など、毎日の比較的同じ時間に出かけるた方もタイマーを利用する事で、万が一の消し忘れた場合もタイマーでスイッチが切られ不要な運転を防ぐ事ができます。
2. お手入れで節約
こまめに掃除をしたいものの、ついついおろそかにしてしまうエアコンのお掃除。実はフィルターにホコリなどの汚れが付着していると、部屋が暖まりにくくなり、電気の無駄使いにもつながります。月に2回ほどは取扱説明書にしたがって掃除をし、フィルターは常にきれいな状態を保つようにしましょう。さらに、意外と見逃しがちな室外機も暖房費節約には重要です。室外機は外気を吸排気する仕組みなので、周りに空間を作ることで暖房の効率が良くなります。吸排気口近くに物を置かないことはもちろん、降雪量の多い地域では室外機に雪が積もってしまうこともあるため、こまめな除雪や雪よけの工夫が必要となるでしょう。また、エアコンをしばらく使用しないときには、プラグを抜くことで待機電力の消費も防ぐことができます。
3. 空気の流れを作る
室内の空気を効率よく循環させる事も、暖房費の節約には肝心です。
冷たい空気は下へ、暖かい空気は上へいく性質があるため、エアコンの風向きにも気を付けましょう。
できるだけ下の方向へ風が流れるように角度を調整し床から暖まるようにすることで、部屋の上側だけが暖まって足下が寒いと言った室内の温度差を少なくする事が出来ます。
また、サーキュレータを使用することも、暖房費の節約に役立ちます。サーキュレータは直進的な風を発生して空気を循環させることができる便利な機械で、家庭用にもさまざまなデザイン・価格のものが販売されています。サーキュレータを天井へ向けて風を送り、上にたまった暖かい空気を部屋全体に循環させると、エアコンからの風を下向きするだけよりも、もっと室内の温度差が無くなり快適になります。
設定やお手入れなどと上手に組み合わせることで、節約しながら快適に寒い季節を過ごせるはずです。ぜひ試してみてください。
【関連記事】
コラムを探す
新着コラム
最終更新日 2025年12月8日

- 土地の購入や売却、投資などを考えたときに、気になるのが地価(土地の価格)です。街の地価が変動する要因や、価格の相場を知る手がかりを学んで、安心の取引を行いましょう。

- 冬場に多い「ヒートショック」。あなたの家は大丈夫でしょうか?「冬のリビングは暖房がきいて暖かいけれど、廊下に出ると冷気でヒヤッとする…」そんな家は要注意!ヒートショックが起こりにくい家づくりの工夫で、寒い冬でも快適に過ごしましょう。

- 中古マンションは魅力が多い一方で、経年による建物や設備の劣化は避けられず、管理状態の良し悪しが資産価値に影響するなど、注意点があるのも事実。購入してから後悔しないために、中古マンション購入前に確認すべきポイントを押さえましょう。

- 都内近郊の住まい探しは、土地の広さ・住環境のよさ・コスト面など、23区にはないメリットがいくつもあります。都内近郊の人気エリアやおすすめエリアの特徴、交通利便性や平均価格など、住みたい街が見つかるヒントをお伝えします。

- 現在返済中のローンよりも低金利のローンに借り換えをすれば、支払う利息の負担を減らすことができます。借り換えに向いているケースの見極めや、借り換え時の注意点など、住宅ローンの賢い借り換え術をマスターしましょう。

- 夏でも涼しい家づくりのポイントをご紹介。断熱・気密や日射遮蔽の対策を行うことで、家の中でエアコンなどの冷暖房器具をあまり使わずに気持ちよく過ごせるようになり、光熱費の節約にもつながります。



