大好き!鍋料理

海外の鍋MAP

2017年12月25日 更新
海外の鍋MAP

大勢で鍋を囲む楽しみは、日本だけのものではありません。
ここでは海外発の鍋料理のうち、日本でも親しまれているものを紹介します。

世界のご当地鍋MAP

①ブイヤベース(フランス)

ブイヤベース(フランス)

魚介類と香味野菜を鍋でじっくりと煮込み、サフランなどのハーブ類で風味づけした海鮮鍋。南フランスの漁師たちが余った魚を大鍋に入れて煮たのが始まりといわれ、現在では世界三大スープの1つに数えられています。

②ポトフ(フランス)

ポトフ(フランス)

ポトフとは「火にかけた鍋」という意味。大きく切った肉や野菜を塩味ベースのスープでコトコト煮込んで作る、フランスの素朴な家庭料理です。スープと具材を別々の皿に取り分けて、マスタードなどを添えて味わいます。

③パエーリャ(スペイン)

パエーリャ(スペイン)

両側に取っ手のついた専用のパエリア鍋で魚介類や野菜を炒めてから、米を加えて炊き上げたもの。味付けは塩とサフランのみで、具材の旨みを引き立てます。もとはバレンシア地方の郷土料理でしたが、次第にスペイン全土に広まりました。

④チーズ・フォンデュ(スイス)

チーズ・フォンデュ(スイス)

エメンタールチーズとグリュイエールチーズという2種類のチーズと白ワインを入れた鍋を火にかけ、チーズが溶けたらフォークで刺したパンにつけて味わいます。パンだけでなく、茹で野菜やウインナーを具材にする家庭もあります。

⑤タジン(モロッコ)

タジン(モロッコ)

水が少ない北アフリカのモロッコにおいて、無水で調理できるように考案された鍋料理です。とんがり帽子のような形の蓋付きのタジン鍋を使い、具材の野菜や肉に含まれる水分だけでじっくりと蒸し煮にします。

⑥火鍋(中国)

火鍋(中国)

中国のポピュラーな鍋料理である火鍋は、地域ごとに北京火鍋、湖南火鍋、重慶火鍋などの種類があり、具材や味付けもさまざま。中国大陸のみならず、台湾やシンガポール、マカオなどでもご当地の火鍋があります。

⑦キムチチゲ(韓国)

キムチチゲ(韓国)

白菜のキムチと豚肉をごま油で炒め、長ネギ、豆腐などの具材を入れて煮込んだ韓国の家庭料理。キムチは酸味が強い深漬けのものを使うと美味しくなるといわれています。味付けはコチュジャンや味噌、おろしニンニクなどで、家庭ごとに異なります。

⑧トムヤムクン(タイ)

トムヤムクン(タイ)

世界三大スープの1つであるトムヤムクンは、独特の辛みと酸味のあるスープでエビなどの魚介、野菜、きのこを煮込み、ナンプラーやライム果汁で味を整えたもの。仕上げにパクチーの葉を添えていただきます。

まとめると…まとめると…

まとめると…

冬の人気メニューである鍋料理は、食べて美味しいのはもちろんですが、鍋のバリエーションや作り方のコツ、各地のご当地鍋などについて知ることで、さらに深く鍋の世界を楽しむことができます。あなたもぜひ家族や親しい友人たちと鍋を囲んで、楽しい冬をお過ごしください。