戸建てとマンションの特徴を比較! (1)~物件の希望条件~

物件の希望条件に挙げられることの多い「広さ・間取り」「駅からの距離」などについて、戸建てとマンションではどちらが理想に近いかを比較します。
条件
広さ・間取り

戸建てのほうが基本的に広々!
住まいの広さを比較すると、マンションよりも戸建てのほうが基本的に広く、部屋の数も多くなります。
例を挙げると、東京で販売されている建売の戸建ての多くは80~90㎡程度の広さで、4LDKタイプが一般的。これがファミリータイプの新築マンションですと60~70㎡で3LDKタイプが主流となっています。
駅からの距離

便利な立地で選ぶならマンション
駅近や駅から近い物件が多いのは、戸建てよりもマンションのほうです。通常、土地代は駅から近い便利な立地ほど高くなりますが、マンションの場合は一つの土地に複数の住戸が集まることで土地代を節約できるため、戸建てよりも好立地に建築しやすくなるのです。
一方、戸建ては駅から近い物件は少なく、駅から離れた立地が多くなります。東京などの都市部では毎日の通勤・通学で自宅から駅まで20分以上もかけて歩いたり、バスを利用したりするのは珍しいことではありません。立地の利便性については、戸建てよりマンションのほうが上といえるでしょう。
日当たり・通風

立地にもよるが、窓の多い戸建てが有利
住まいの日当たりや通風については、窓の多い戸建てのほうがマンションよりも基本的にすぐれています。ただし立地に左右される面が大きく、隣家が近接している住宅密集地や、近隣に高層ビルがある戸建ては日当たりや通風が制限されるケースも少なくありません。
また、マンションでも周囲に高い建物などがない中~高層階なら、日当たりや通風が期待できるでしょう。
地震の強さ

耐震性にすぐれた構造のマンション
木造が多い戸建てと比べて、耐震性や耐久性にすぐれた鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造のマンションは地震に強い特徴があります。
ただし木造の戸建ても、2000年に改正された建築基準によって、地盤に合わせた基礎工事、耐力壁の配置のバランス計算、柱や筋交いの接合部の強化が必須となっており、耐震性能が向上しています。
ちょこっとメモ!
「住宅性能評価書」で耐震性をチェックできる住まいも

2000年10月よりスタートした「住宅性能表示制度」による「住宅性能評価書」付きの住宅なら、耐震性や耐火性などが等級や数値によって分かりやすく表示されているため、建物の性能をチェックする手がかりになります。
住宅性能表示制度では、地震などが起きたときの構造の安定(倒壊のしにくさ・損傷の受けにくさ)について、1~3の等級で表示します。最も低い等級1の場合、数百年に1回は起こりうる規模(震度7程度)の地震でも倒壊、崩壊しない程度の耐震性能を備えています。
防犯

マンションはセキュリティ面が充実している
マンションの場合、集合エントランスと住戸玄関の2重ロックに加え、管理人による監視や防犯カメラの導入など、空き巣や不審者の侵入を防ぐセキュリティ体制が整っている物件が多くあります。
戸建てでも監視カメラやセンサーなどの防犯グッズの導入、警備会社との連携などでセキュリティを強化することは可能ですが、マンションよりも費用の負担は大きくなります。
共用設備・施設

マンションの特権だが、宝の持ち腐れになることも…
複数の住戸が集まるマンションでは、24時間ゴミ出しOKのゴミ置き場、宅配ロッカー、キッズルーム、ゲストルーム、コンシェルジュサービスなどの共用設備や施設をセールスポイントにした物件も見られます。このような設備や施設を個人が戸建てで備えることは難しいため、マンションならではのメリットといえるでしょう。
しかしながら、どんなに立派な設備や施設でも、使う機会がなかったり使い勝手が悪かったりして、住人にほとんど使用されず宝の持ち腐れとなっているケースもあるようです。例え使われなくても維持費や修繕費だけは発生しますから、自分にとって明らかに不要な設備・施設の多いマンションは、検討材料から外したほうがよいかも知れません。
庭

庭といえばやっぱり戸建て
庭のある暮らしを望むなら、戸建てのほうが圧倒的に優位です。子どもやペットの遊び場になったり、バーベキューやガーデニングをしたりと、庭ならではの楽しみはたくさんあります。
土の地面や青々とした芝生は魅力的ですが、草むしりや芝生の貼り替えといった手入れが大変という声も聞かれるため、安全性の高い防草シートの使用や、砂利、レンガなども検討してみましょう。
マンションでも専用庭付きの物件はあるものの、数はそれほど多くありません。また、使用のルールや制限(バーベキュー禁止など)も設けられているため、購入前に管理規約をチェックしておくと安心です。
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最終更新日 2026年6月4日

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