新生活のための「入居準備」をチェック

買ったばかりの住宅を「人が住める家」にするには、引越しやリフォーム、清掃、家具・家電のレイアウト決め……など、やることがたくさん。新生活に向けて準備を進めましょう。
住宅購入後の入居準備リスト
新居に住むための準備はこちら!
- 【物件状況の確認・リフォーム】
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いつ・いつまでに 必要な手続き 引渡しの約1週間前までに 補修状況の確認 設備の動作確認 ホームインスペクションの実施 リフォーム工事の実施
- 【引越し準備】
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いつ・いつまでに 必要な手続き 引越し予定時期が決まったら 引越し業者に見積もりを依頼 見積もり比較~引越し業者決定 不用品の処分 荷造り 家具や家電の配置・搬入計画を決める
- 【清掃・クリーニング】
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いつ・いつまでに 必要な手続き 引越しまでに 室内清掃 ハウスクリーニング 水回りやフロアのコーティング 害虫対策
- 【引越し前に必要な準備】
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いつ・いつまでに 必要な手続き 引越しまでに カーテンの購入・取り付け 各種設備の購入・取り付け なるべく引越し1~2日前までに ご近所への挨拶
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PDFデータをダウンロード[50KB]【物件状況の確認・リフォーム】
住宅や設備の欠陥・不具合・劣化が見られないか再確認

引渡し後に
新築の戸建てやマンションでは、建物完成後の内覧会で施工不良や設備の不具合の有無を確認しますが、購入・引渡し後に改めて平面図と照らし合わせて物件状況を確認することをおすすめします。中古住宅の場合は、売買契約時に受け取った「付帯設備表」と「物件状況確認書」を見比べながら、書面のとおりの状況かチェックしましょう。
□補修状況の確認
内観会で補修工事が必要な箇所が見つかった場合は、引渡しのタイミングで、補修工事が完了しているか確認しましょう。もしも補修工事が完了していなかったら、再工事を求めます。
□設備の動作確認
給湯器、換気扇、エアコン、照明、コンセントやスイッチなど、住宅設備に故障や不具合がないか、動作確認をします。使い方が分からないものがあれば、不動産会社の担当者に尋ねておきましょう。

□ホームインスペクションの実施
購入前にホームインスペクション(住宅診断)行っていない場合、引渡しから引越しまでの間に済ませておくとよいでしょう。ホームインスペクションは、住宅の専門家が、建物の状態や構造上の不具合などを検査するものです。費用はかかりますが、保証期間内に不具合を発見できたり、今後のメンテナンス計画の参考になるなど、入居後の安心につながります。
- ホームインスペクション費用の目安
約5~10万円程度

□リフォーム工事の実施
中古住宅を購入して、リフォームで自分好みの住まいに仕上げたいという人も多いはず。リフォームを実施する場合は、引渡し後すぐに工事に着手できるよう、日程を調整しておきます。
一口にリフォームといっても、壁のクロス貼り替え、水回り設備の交換のように数日程度の工事で対応できるものから、耐震補強や間取り変更をともなう大がかりなフルリフォーム(リノベーション)まであり、工事内容によって予算も期間も大きく変わってきます。どんな住まいにしたいのか、どこまで手を入れるのかをリフォーム業者と話し合って、リフォームプランを検討しましょう。
【引越し準備】
業者選びや、時間がかかる荷造り作業などは早めに取りかかる

引越し予定時期が決まったら
引越し準備は、業者選び、不用品の処分、荷造りなどの手順が多く、時間もかかります。 繁忙期の3~4月や月末の土日祝日は引越しが集中し、希望する日程で引越しができない可能性もあるため、早めに業者に見積もりを依頼しましょう。
- 引越し費用の目安
-
4人家族の場合 県内(50㎞まで)で10~15万円程度 ※移動距離、荷物量、時期などにより金額は異なる
※引越しの準備や段取りについては、こちらで詳しく紹介しています。
「引越しお役立ちガイド」https://www.e-life.jp/column/moving/

□引越し業者に見積もりを依頼
オンラインや電話から見積もりを依頼すると、引越し業者の担当者が訪問して建物や家財の状況、引越し条件などを確認し、見積もり金額を提示してくれます。見積もり金額や、金額に含まれるサービス内容は業者によってまちまちなので、複数の業者の見積もりをとって比較するのがおすすめ。
□見積もり比較~引越し業者決定
見積もりを比較するときは、金額の安さだけでなく、サービス内容や、こちらが必要なオプション(エアコンや洗濯機の取り外し・設置、段ボール引き取り、荷造りと荷ほどきなど)の有無なども含めて検討しましょう。訪問見積もり時の担当者の対応や、問い合わせメールに対する返信の速さなども、信頼できる業者を見分けるポイントになります。

□不用品の処分
新居で使う予定のない家具や家電、不要な物などがあれば、引越し前に処分しておきましょう。処分方法としては、市区町村の粗大ゴミ回収、民間の回収会社、リサイクルショップ、フリマサイト、引越し業者の引き取りサービスなどがあります。処分にかかる手間や費用の負担のことも考えながら、やりやすい方法を検討します。

□荷造り
荷造りは、シーズンオフの衣類、本や雑誌、CDやDVD、使用頻度の低い食器やキッチン用品から箱詰めを始めて、普段使用する物は引越し1週間前~当日朝に詰めるようにします。荷造り用の段ボールは引越し業者が用意してくれますが、無料でもらえる枚数に限りがあるため、自前で購入したり、近所の店舗などで要らなくなった段ボールを分けてもらうとよいでしょう。
□家具や家電の配置・搬入計画を決める
新居で使用する大型の家具や家電のサイズ(幅・奥行・高さ)と、新居の部屋のサイズ(幅・奥行・天井高・柱や梁の出っ張り)を採寸し、家具や家電をどこに置くかを考えます。
設置スペースに無理なく収まるかかどうかはもちろん、設置後の動線はスムーズか、コンセントや窓に干渉しないかも重要です。
また、引越しの際の搬入経路も確かめましょう。新居のドア、玄関、階段、エレベーターの幅や高さによっては搬入できないことがあり、その場合はクレーンによる吊り上げ搬入などを検討します。
【清掃・クリーニング】
新居をピカピカにして気持ちよく新生活をスタート!

引越しまでに
入居前の家は、内覧会から引渡しまでの間にホコリや汚れがたまっているので、引越しの荷入れの前に清掃するか、専門業者によるハウスクリーニングを利用して、すみずみまでキレイにしておくとよいでしょう。 また、このタイミングで水回りや床フローリングをコーティングしたり、害虫対策を行うのも効果的です。
□室内清掃
専門業者に頼らず自分たちで新居の掃除をするときは、汚れがたまりやすい水回り、家具などを置くと掃除がしにくい床や壁、クローゼット内部やキッチン収納棚の引き出しなどを重点的に掃除します。最初にハタキで高い場所のホコリを払ってから、床に掃除機をかけて、その後に水で絞った雑巾で床や壁などを拭き取りましょう。作業時は、窓を開けて家中の換気を行うのを忘れずに。

□ハウスクリーニング
専門業者によるハウスクリーニングなら、クリーニングする場所の素材や汚れの種類などに応じて、お掃除のプロがしっかりとキレイにしてくれます。水回り一式・浴室・キッチン・エアコン・レンジフードといった気になる部分のみプロにお任せして、残りは自分たちで掃除することもできます。
- ハウスクリーニング費用の目安
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家全体のクリーニング(一戸建て) 1000~2000円程度/m2 浴室クリーニング 1~2万円程度 キッチンクリーニング 1万2000~2万円程度 エアコンクリーニング 壁掛けタイプ1台8000~2万円程度 レンジフード 1台1万~1万8000円程度
□水回りやフロアのコーティング
水回りコーティングは、浴室・キッチン・洗面台などの素材をガラスやシリコンの塗膜で保護するもの。また、フロアコーティングはフローリングの床にUV塗料などを施工します。いずれも入居前にコーティングを施しておくことで、キズや汚れがつきにくくなり、新築・購入当初のキレイな状態を保ちやすくなります。
- コーティング費用の目安
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水回りコーティング(浴室・キッチン・洗面台) 10~20万円程度 フロアコーティング 3000~5000円程度/m2
□害虫対策
防虫効果のある燻煙剤で室内をケアする、建物の配管まわりの隙間を防ぐといった対策を行い、新居に害虫を寄せ付けないようにします。燻煙剤を使用するときは家電や寝具を保護したり、観葉植物をどけたりする必要がありますが、入居前ならその手間が不要です。
【引越し前に必要な準備】
安心して新居で暮らすために欠かせない用意とマナー

引越し前は何かと忙しいですが、カーテンや照明といった設備の用意、ご近所さんへの挨拶などは、引越しまでに済ませておくのがベター。余裕を持って新生活をスタートできます。

□カーテンの購入・取り付け
引越しまでに
入居準備で意外と見落としがちなのがカーテン。旧居のカーテンだと長さが合わないことも多いですし、カーテンのない部屋は、夜になると外から中のようすが丸見えになってしまいます。 引越しの前に新居の窓のサイズとカーテンレールの有無を確かめて、カーテンの取り付けを済ませておきましょう。既製カーテンなら窓のサイズにあったものを購入すればOKですが、オーダーカーテンの場合は注文から仕上がりまで2週間~1カ月程度かかることもあるので注意が必要です。
- カーテン費用の目安
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既製カーテンなら 1つの窓につき8000円前後~ ※ドレープカーテン+レースカーテン。幅2mの掃き出し窓の場合

□各種設備の購入・取り付け
引越しまでに
賃貸なら元々備わっている設備も、新たに購入した住宅だとオプションの扱いとなり、建物の施工会社に取り付けを依頼したり、自分たちで準備や業者の手配をしなければならないことがあります。一般的なオプション設備と費用の目安は次のとおりです。
- 一般的なオプション設備と費用の目安
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照明 シーリングライト1基5000~1万円程度 網戸 1枚3000~9000円程度 カーテンレール 1窓につき4000~1万5000円程度 エアコン 1台6~20万円程度、設置工事費含む TVアンテナ 1台4~6万円程度、設置工事費含む
照明やカーテンレールのように引越し当日までに用意したい設備もありますが、暑さや寒さが気にならない時期の引越しならエアコンは生活が落ち着いてから取り付けるなど、個々の状況に応じて判断します。まずは新居の設備をチェックして、取り付けが必要なものをリストアップしましょう。

□ご近所への挨拶
なるべく引越し1~2日前までに
戸建ての引越し挨拶は「向こう3軒両隣」といって、自分の家の向かい側の3軒と左右2軒に挨拶をするのが基本。さらに自治会(町内会)に入会するなら、自治会長(町内会)にも挨拶をしましょう。マンションの場合は、上下左右の4軒と管理人に挨拶をします。 挨拶時の持参品は、タオルやふきん、ラップといった日用品、お菓子などが一般的です。引越し当日は慌ただしいので、できれば1~2日前までに挨拶を済ませ、引越しで騒音やトラックの出入りがあることを伝えておくとよいでしょう。
- 持参品の費用目安
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1軒につき 約500~1000円
まとめると…
入居準備で新生活が着々と近づく!リストをチェックしてやることを把握して

マイホームと新生活への期待が高まる入居準備。リフォームや引越しなど大変なイベントが続きますが、準備の見落としがないよう、リストを確認しながら丁寧に進めていきたいものです。ここを乗り切ったら、憧れの新生活はもうすぐそこです!
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最終更新日 2026年2月2日

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