2016年4月7日 更新
 
 
ここからは空き家対策の実践編になります。あなたが空き家の所有者か、または近い将来、相続などで空き家を所有する可能性がある場合、どうやって対策を行えばよいのでしょうか。
まず手始めに行いたいのが、空き家がどのような状態にあるか、建物の安全性や劣化の度合いなどを把握することです。
空き家が遠方にある場合、足を運ぶ機会がほとんどないという人もいるかも知れません。けれども空き家の状態をチェックしないことには対策のしようがありませんから、現地へ行って確認しましょう。もしもどうしても行けない場合は、空き家の建物調査や管理の代行を請け負う事業者に依頼する方法もあります。
※空き家の調査や管理代行を行う事業者については「空き家問題の相談先とQ&A」で詳しく紹介します。
 
建物の外部
| 庭・家のまわり 
 | 土台・基礎(※) 
 | 
| 外壁 
 | 屋根(※) 
 | 
| 軒裏 
 | バルコニー・ベランダ・雨とい 
 | 
| 窓・玄関ドア 
 | 
※土台・基礎、屋根など自分でチェックすることが難しい部分は、空き家の調査や管理代行などを行う事業者に点検をお願いすることができます。詳しくは「空き家問題の相談先とQ&A」をご覧ください。
建物の内部・設備
| 床 
 | 壁 
 | 
| 天井 
 | 室内ドア・障子 
 | 
| 水まわり設備 
 | 
空き家を点検する時は、上記のポイントを目で見て確認するだけでなく、カメラを持参して撮影してください。劣化しやすい部分を写真に残しておくと、前回の点検時との違いを比較でき、リフォーム時に業者に相談しやすくなるなどのメリットがあります。
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最終更新日 2025年10月31日
 
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