寝具・季節用品のお手入れ
寝具や季節用品の使う時期が終わったら、次のシーズンに備えて、収納する前にお手入れをしておきましょう。
このページの見どころ!!
[基本ワザ]寝具や布製品のお手入れと保管
季節の寝具や、カーペット、カーテンなどの布製品は、ホコリやダニを寄せ付けやすいので、きちんとケアして清潔な状態で保管することが大切です。
季節の寝具(掛け布団)
日常のケア
掃除機の吸い出し口にストッキングをかぶせ、布団全体に掃除機をかけてホコリやダニを吸い取ります。
また、よく晴れた日には天日干しを半日ほど行いましょう。天日干しができない場合は、布団乾燥機を使ってカラリと乾燥させてください。
収納前のケアと保管方法
上記の「日常のケア」を行い、天日干しや布団乾燥機による熱を冷ましてから布団専用の圧縮袋に入れ、掃除機を使って圧縮します。圧縮袋の保管は半年くらいが目安です。
次のシーズンに圧縮袋から取り出したら、天日干し(または布団乾燥機の使用)をしてから使いましょう。
カーペット・じゅうたん
日常のケア
普段の掃除では、まずカーペットやじゅうたんの毛流れに逆らって掃除機をかけ、その後、毛流れに沿って掃除機をかけましょう。
汚れで足がベトつく場合は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で絞った雑巾で拭いてから、水拭きをするとスッキリします。
収納前のケアと保管方法
上記の「日常のケア」を行った後に、半日ほど天日干しをして乾燥させます。
それから起毛のついた面を内側にしてクルクルと丸め、風通しのよい場所に寝かせて保管を。型崩れを避けるために、巻いた状態で立てて保管するのはNGです。
カーテン
日常のケア
床を掃除するタイミングで、カーテンにも掃除機をかけます。掃除機の吸い込み口にストッキングをかぶせておくと、カーテンに吸い付かずにホコリを吸い取ってくれるので便利です。
カーテンに油汚れやニオイが付着したら、洗濯表示をチェックして、洗える素材なら大き目の洗濯ネットに入れて洗濯します。干す時は、カーテンにフックをつけてレールにつるしましょう。
収納前のケアと保管方法
カーテンを季節ごとに取り替える場合は、上記の「日常のケア」を行い、しっかりと乾燥したことを確認します。それからカーテンのヒダに沿ってたたみ、細長い形状になったカーテンを収納袋の大きさに合わせてさらに二つ~三つ折りにたたみます。
収納袋は、購入時の袋や、大き目のビニール袋・家庭用ゴミ袋などを利用してください。
[基本ワザ]季節用品のお手入れと保管
季節ものの家電や行事用品なども、シーズンが始まる前に掃除をするのではなく、シーズンが終わったらお手入れをするのが基本。たまった汚れを落として、キレイな状態で保管しましょう。
加湿器・除湿器
タンクにたまった古い水を捨て、新しい水を入れて振り洗いをしてから、水を捨ててタンク内を乾燥させます。タンクからカビ臭いにおいがする場合は、台所用の中性洗剤を含ませたスポンジで洗いましょう。
フィルターは、ぬるま湯につけながら流水ですすぎ洗いをして、陰干しで乾燥させます。トレーや器具の細部に付着した汚れや水アカは、水を絞った布巾で軽く拭き、汚れなどがとれない場合は綿棒を使って取り除きましょう。
最後に、全体をよく乾燥させてフィルターやタンクなどを取り付ければ完成です。水分が残ったまま収納するとカビの原因となってしまうので、掃除後はしっかりと乾燥させることが大切です。
石油ファンヒーター
最後まで灯油を使い切ってから給油タンクを取り出し、油受け皿に残った灯油をポンプで抜きとります。
それから取り扱い説明書に従って空焚きクリーニングを行い、バーナーに付着した汚れを掃除します。
仕上げに、ヒーターの本体外まわりや吹き出し口を、水をかたく絞った布巾などで拭いた後に空拭きしましょう。
エアコン
はじめに、丸ブラシをつけた掃除機でエアコン本体の外まわりや吹き出し口の汚れを吸い取ります。
次にフィルターを本体から取り外し、新聞紙を敷いた上に広げて掃除機でホコリを吸い出してから、歯ブラシに住居用洗剤をつけてこすり、水洗いで汚れを落とします。
フィルターを陰干しして、しっかりと乾燥したことを確認したら、本体に取り付けましょう。
雛人形
毛バタキを使い、人形の顔や衣装についたホコリを払います。細かな部分にたまったホコリなどは、未使用の筆や綿棒の先で優しく取り除きます。
続いて、人形の顔を柔らかい和紙で覆い、購入した時の箱に戻します。人形と箱の間には、ティッシュペーパーなどを丸めたものを詰めて緩衝材にするとよいでしょう。箱の隅に防虫剤を入れ、風通しのよい場所に保管してください。
※人形の飾り方、しまい方を忘れてしまっても次のシーズンに困らないように、写真を撮っておくと安心です。
五月人形
金属部分に手を触れないようにして、毛バタキや未使用の筆などでホコリを払います。
それから人形を分解して、購入した時の箱に戻しましょう。金属が傷むのを防ぐために、防虫剤は金属部分に触れないように入れるのがポイントです。
※人形の飾り方、しまい方を忘れてしまっても次のシーズンに困らないように、写真を撮っておくと安心です。
鯉のぼり
屋外に飾って汚れがついてしまった鯉のぼりは、中性洗剤を溶かしたぬるま湯に30分程度つけ置きしてから、汚れた部分を手でもみ洗いします。
洗った後は絞らずに、軽く水を切って陰干しを行い、しっかりと乾燥したことを確かめてから保管袋に入れます。
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最終更新日 2024年12月02日
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