2014年7月8日 更新
田舎の各自治体では、移住者を増やして地域を活性化させるために移住支援制度を用意しているところもあります。制度の中身は自治体によってさまざまですが、ここではどんな支援制度があるか一例を見ていきましょう。
※例として紹介した制度について、詳しい条件などは各自治体にお問い合わせください
※例として紹介した制度について、詳しい条件などは各自治体にお問い合わせください
田舎の生活を「お試し」で体験できるイベントやツアー。古民家の宿泊や農業体験、地域伝統工芸体験など地域独自のイベントも楽しめます。
岐阜県高山市の例「就業・移住各種体感ツアー」
市外在住者を対象に、飛騨高山の産業(農業、林業・木工業)や子育て環境、暮らしぶりなどが分かる各種体感ツアーを定期的に開催。
(2014年3月現在)


定住が目的の転入者に対して、転入から一定期間経過すると自治体から奨励金が交付される制度です。住宅取得や子どもの年齢などの条件がある場合も。佐賀県有田町の例「転入奨励金」
町外から転入し、定住するための新築住宅(一戸建て)を取得した場合、奨励金として100万円を交付。
※2015年3月31日まで(2014年3月現在)


移住者が家を借りた時に、家賃の助成金が交付される制度。子育て世帯や新婚世帯などに限定される場合もあります。
石川県七尾市の例「民間賃貸住宅へ入居した人に月額1万5千円(県外からの転入者向け)」
県外から七尾市に転入し、民間賃貸住宅へ入居した人に対して、最長3年間、最高月額1万5,000円(月額家賃の50%)の家賃補助金を交付。
(2014年3月現在)


移住者が家を取得した時に、住宅取得金額の一部が助成金として交付される制度。立地などの条件がある場合もあります。
北海道沼田町の例「移住定住奨励制度」
住宅の新築、中古住宅購入、住宅改修などで奨励金制度を実施。町内の業者で新築する、融雪溝設置路線沿いに新築するなどの条件があり、各種奨励金額を合算すると、最高で450万円が交付される。
(2014年3月現在)


住宅の耐震改修費、設備購入費、リフォーム代などの一部が助成金として交付される制度などがあります。福岡県糸島市の例「糸島市空き家活用リフォーム事業補助金事業」
糸島市内の空き家を購入して定住する人に、購入した空き家の屋根・外壁・室内などのリフォーム費用の1/2以内、最高50万円を補助。夫婦のいずれかが40歳以下の場合は最高70万円を補助。
(2014年3月現在)


移住者が新たな事業を始める際に、支援金を交付したり、運転資金や設備資金を低金利で融資したりする制度です。
北海道西興部村の例
村内に事業拠点を設けて新たに起業する起業家(法人・グループ・団体・協業体・個人など)で一定の要件を満たし、かつ5年以上継続して事業を展開する見込みがあると認定された場合、開業に必要な経費の4分の3以内、最高300万円を補助。
(2014年3月現在)


農業・漁業・林業を始める移住者に対して、奨励金や家賃補助金などを交付する制度です。
和歌山県の例「移住者農林水産就業補助金」
県外からの移住者で農業、漁業、林業のいずれかに就業し、1年間の世帯所得見込額が200万円未満の場合に、必要な機械設備・工事器具などの購入・賃借・修繕などに要する経費や原材料費などを対象として50万円以内を補助。
(2014年3月現在)


子どもが産まれると、出産祝い金や商品券などを交付。第1子、第2子、第3子と子どもが増えるごとに、祝い金が増える自治体もあります。また、自治体によっては不妊治療の支援が受けられることも。
北海道福島町の例「出産祝い金交付金事業」
町内に住み、出産後も引き続き定住をする人に対して第1子5万円、第2子20万円、第3子100万円を交付。交付金の30%は町内商品券での支給となる。
(2014年3月現在)


子育て支援のために、子育て支援補助金や給食費や保育費の負担軽減、チャイルドシートの購入費用の助成などを行う場合があります。
島根県吉賀町の例「UIターン子育て支援事業補助金」
中学生以下の子どもがいる世帯のUIターン者に対して、転入から1年経過後に10万円、2年経過後に10万円、3年経過後に10万円を交付。
(2014年3月現在)


子どもの医療費助成や、検診が無料になるといった制度です。医療費の助成を行う自治体は数多くありますが、対象となる年齢がまちまちなのであらかじめ調べておきましょう。
岩手県気仙郡住田町の例「子育て支援医療費助成」
所得にかかわらず、産まれてから中学校を卒業するまでの子どもの医療費が無料に。
(2014年3月現在)

田舎暮らしと一言で言っても、移住目的や移住先、移住者のライフスタイルによって生活は大きく異なります。「これが正しい」というような正解は決してありませんから、あなたや家族が田舎で何をしたいのか、どうすれば快適に暮らせるのか納得がいくまで考えて、理想のライフスタイルに合った移住先や仕事を見つけてください。今までと異なる環境で暮らすことは大変かも知れませんが、あなたと家族の選んだ田舎が、かけがえのない生活の場になることを願っています。

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