2013年1月30日 更新
「リフォームの見積もりをとってみたものの、予想を超える金額だった!」そんな時には、予算を見直すか、コストダウンを検討することになります。
予算を増額できれば問題ないのですが、そういう訳にはいかない状況が殆どなのではないでしょうか。けれども予算に合わせるためにやみくもにコストダウンを行うと、リフォーム全体の満足度を下げてしまうばかりか、最悪の場合、当初のリフォームの目的すら達成できなくなってしまう可能性もあります。
という訳で、ここでは満足度を下げずに上手にコストダウンをするポイントを押さえておきましょう。
リフォームにおけるコストダウンの方法は主に2つ。1つは「材料や設備のグレードを下げる」、もう1つは「リフォーム工事の範囲を狭める」ことです。
「材料や設備のグレードを下げる」方法では、例えば造作キッチンをシステムキッチンにする、フローリングを塩ビタイルや塩ビシートにするなどして、コストダウンをはかります。また、複雑な仕様をなるべくシンプルにして、コストをカットするという手もあります。
「リフォーム工事の範囲を狭める」方法では、優先順位の低い工事を見送ってコストの縮小をはかります。どちらの方法を選択するかは、リフォームの目的によって左右されます。住まいの安全性や耐久性にかかわる修理やメンテナンスの場合は、工事範囲を縮小することは難しいでしょう。一方、今ある設備をグレードアップしてより快適な生活を目指すリフォームなら、設備のグレードを下げてしまうのでは満足のいかない結果になってしまいます。

折角のリフォームですから色々と手を広げたくなるのは自然なことですが、それも予算があっての話。コストダウンをしなければならない時は、初心に戻って、リフォームの根本的な目的を思い出しましょう。あらかじめ要望に優先順位をつけておくと、取捨選択がしやすくなるのでおすすめです。

- コストダウンで迷ったら初心に戻るべし!最初の目的を最優先して取捨選択する。

コストダウンにあたって、リフォームの目的と優先順位による取捨選択ができたら、依頼先の専門家に再見積もりをお願いしましょう。ここで改めてリフォームの目的と優先順位を伝えておくことで、出来る限り希望に沿ったプランを提案してもらうことができます。「この設備なら、同じような機能があってコストダウンになる」「この工事は建物の耐久性にかかわるため範囲を縮小できない」など、専門家の立場からのアドバイスにも耳を傾けましょう。
コストダウンを行うと、当初の希望には添わない箇所が出て来る可能性もあります。例えば壁紙のグレードを下げることによって、見た目が変わったり、掃除の手間が増えてしまったりするかもしれません。ですからコストダウンを行った箇所については、変更したことで生じる問題点などを説明してもらう必要があります。問題点や解決策をあらかじめ把握した上で、納得のいくコストダウンを行いたいものです。

- 専門家のアドバイスは大切。コストダウンをしたことで生じる問題点も説明してもらおう。

予算内に押さえることばかりに目がいきがちですが、多少金額が高くついたとしても済ませた方が良い工事もあります。具体例を挙げると、足場を組んで行う外壁塗装の際に、同じく足場を必要とする屋根の葺き替えや雨どい交換、太陽光発電設備の設置などをまとめて行えば、以降は工事の度に何度も足場を組まなくても良い訳ですから、足場代の節約になります。また、キッチン、浴室、トイレといった水まわりの工事も別々に行うよりは同時に行う方が、給配水管工事が一度で済むため効率的です。
外壁塗装の目安は、一般的にモルタルは築10年頃、サイディングの場合は、築15年頃と言われています。水まわりも築10年を過ぎると色々トラブルが起こりやすくなりますので、これらの工事を検討しているなら、まとめて行える工事がないかどうか専門家に相談してみてください。

- 外壁塗装や水まわりのリフォームは、他の工事をまとめて行うチャンス!

リフォームは、例えどんなに詳しい見積もりであったとしても、見積書には書かれていない「予想外の出費」が発生していまいます。代表的なものは、追加工事による出費です。解体してみたら柱や土台の腐食が進んでいたために、追加で補修工事を行うことになった……というケースがこれに当たります。
このほかにも、照明器具やカーテン、エアコンの取り付け費用、リフォーム中の仮住まいの家賃や引っ越し代などにもお金がかかります。リフォームをする時は、これらの予想外の出費の可能性を考慮して予算を組むようにしましょう。
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