2014年11月25日 更新
新居に引っ越してしばらくすると、地域の自治会(または町内会)への加入のお誘いがくることがあります。
この自治会とは一体、どのような組織なのでしょうか?
さらにマンションの場合、似たような組織に管理組合があります。自治会と管理組合の違いや役割についてご紹介します。
その地域に住む住民によって運営される任意の組織です。地域によっては町内会とも呼ばれることもあります。
自治会では会員の中から選出された役員が、役員会議を開いて活動方針や予算を立てます。運営のための資金は会員からの会費でまかなわれています。
主な活動内容 地域住民の交流 (レクリエーション、スポーツ大会、お祭りなど) 環境美化 (ゴミ置き場の設置・維持管理、地域の清掃活動など) 防災・防犯 (防災訓練、災害時の安否確認、防犯灯の設置・維持管理、防犯活動、交通安全活動など) 地域福祉 (敬老会、高齢世帯の訪問活動、子ども会、ラジオ体操会、各種募金活動など) その他 (住民同士のトラブルへの対応など)
近年では少子高齢化や核家族化などにより地域のつながりが薄れ、自治会の加入率の低下が問題となっていました。しかし東日本大震災の被災地における助け合いをきっかけに、地域住民の交流の場である自治会の力が見直されつつあります。
なお、実際の活動内容は自治会によってまちまちです。これから家づくりをする人で、希望する地域の自治会の会費や活動内容を知りたい場合は、地域の人に直接聞いてみるか会員規約を見せてもらうとよいでしょう。
自治会は任意の組織ですから、絶対に加入しなければダメというものではありません。
その地域の生活において十分に機能している自治会も多いのですが、中にはほとんど活動がない自治会もあるため、活動内容をチェックした上で加入するかどうか検討してみてもよいでしょう。
ただし自治会に加入していないと生活面で困ることもあります。例えば自治会がゴミ置き場の設置・維持管理に携わっていると、自治会の未加入者はゴミ置き場が使えないというケースもあるようです(その場合はお住まいの市区町村に相談して、ケースバイケースで個別収集をすることになります)。
自治会への加入・未加入にかかわらず、災害時や緊急時の安心、円滑なコミュニケーションなどのためにご近所付き合いを続けていきましょう。
マンションを購入した区分所有者による組織です。上記の自治会は任意で加入しますが、マンション管理組合は区分所有法という法律によってマンション購入と同時に組合員となり、マンションを売却するまで活動を続けることになります。
マンション管理組合の最大の目的はマンションの維持管理です。維持管理のルールは管理規約で定められており、組合員の中から選出された理事が管理規約の決定や変更などを行います。管理組合の日常の運営費は管理費から、大規模修繕に備える費用は修繕積立金からまかなわれ、それぞれ住民が毎月支払います。
主な活動内容 マンション共用部分の維持管理 (定期点検、メンテナンス、清掃、長期修繕計画の立案や運営など) マンション住民の交流 (レクリエーション、スポーツ大会、お祭りなど) 防災・防犯 (防災訓練、災害時の安否確認、防犯活動など) その他 (マンション住民同士のトラブルへの対応など)
マンション管理組合と自治会の活動内容は似ている部分もあることから、マンションによっては自治会に加入せず、管理組合が自治会の役割を兼ねている場合があります。また、マンションの住人が任意で地域の自治会に加入したり、大規模マンションではマンション内で独自に自治会をつくる例も見られます。
マンション管理組合の詳細は
自治会もマンション管理組合も住民同士が気持ちよく暮らすための組織ということに代わりはありません。組織化されている分、個々でご近所付き合いをするのは苦手という人も安心して活動できるというメリットもあります。あなたも自治会やマンション管理組合の活動に積極的に参加してみてはいかがでしょうか?
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