インテリアにおすすめの観葉植物!育て方・飾り方は?
2021年2月9日
観葉植物をインテリアに取り入れようとしても最初はわからないことが多いのではないでしょうか。その結果、部屋にうまくマッチしなかったり、観葉植物自体が枯れてしまったりといったことになりがちです。そこで、本記事では観葉植物の育て方やインテリアとして飾る場合の上手な活かし方、さらにはおすすめの観葉植物などについて紹介していきます。
1.インテリアに観葉植物を活用するメリット
観葉植物はインテリアの一部として古くから親しまれてきましたが、それには理由があります。まず、観葉植物を置くだけで部屋がおしゃれに感じられ、センスの良さを演出することができます。しかも、観葉植物にはさまざまな大きさや形状のものが存在するため、床置きはもちろん、壁に掛けたり、天井から吊るしたりといろいろなところに飾れるのも大きなポイントです。それに、同じ種類の植物であっても色や大きさが違えば印象がガラリと 変わるので、バリエーションも豊かです。
また、庭のない家やマンションなどでも観葉植物を置くことで自然を感じられるという魅力があります。特に、暑い夏などは涼しげな雰囲気を演出してくれますし、瑞々しい葉はフレッシュな潤いを与えてくれます。そうしたムードに癒やされるという人も多いのではないでしょうか。それに、水をあまり与えなくても元気に成長し、他の植物に比べるとそれほど手間をかける必要がありません。そのため、一人暮らしや留守の多い家庭でも気軽に育てることができます。
2.自分の部屋にぴったりの観葉植物を選ぶコツ
部屋に初めて観葉植物を置く場合には、どのような植物を選べばよいのかわからずに悩んでしまいがちです。しかも、世話をするのに要する手間は種類によって大きく異なります。つまり、部屋の雰囲気に合ったものを選んだとしても、思いのほか手間がかかって世話をしきれなかったなどといったケースも考えられるのです。したがって、まずは時間的にその植物を育てる余裕があるかを考え、自分できちんと世話ができるものを選ぶことが大切になってきます。
次に重要なのは観葉植物をどこに置きたいかを明確にすることです。なぜなら、観葉植物というのは種類によって良く育つ温度や日照条件に差があるからです。そこで、具体的な置き場所を決め、その場所の日当たりや温度を確認したうえで、環境に適した植物を選ぶ必要があります。また、候補として挙がった植物がどのぐらいの大きさにまで成長するのかといったこともチェックしておきましょう。予想外に大きく育ってしまうとあとになって困る場合があります。いずれにしても、大切なのは購入前によく調べておくことです。もし、近所の花屋で購入するのなら、積極的に質問をしたり、アドバイスに耳を傾けたりすることをおすすめします。
3.【大型】インテリアにおすすめの観葉植物
数多くある観葉植物の中でも、大抵の部屋にマッチするものとしておすすめなのがウンベラータラータです。葉が大きいうえに葉脈がはっきりと見えるという特徴があります。存在感がある一方で、葉の色は淡くて決して自己主張をしすぎるということがありません。そのため、どのような空間にでも自然に溶け込むことができるのです。また、オレンジや黄色といったトロピカルな色合いの花を咲かせることで有名なストレリチア・レギネ(極楽鳥花)もおすすめです。シャープな形をしているのでクールな雰囲気を演出するのにはもってこいですし、乾燥や寒さに強いので育てやすいという利点もあります。
さらに、パキラやゴムの木なども定番の観葉植物として知られています。パキラは葉の形が赤ん坊のように愛らしく、インテリアとしても活用しやすいのが魅力です。そのうえ、育てやすくて風水的にも縁起がよいとされています。一方、ゴムの木は葉が大きくて存在感が抜群です。種類が多いので好みのものを選べますし、どの種類を選んでも比較的環境になじみやすくて枯れにくいという特徴を有しています。
4.【小型】インテリアにおすすめの観葉植物
観葉植物は大型のものだけでなく、小型のものも数多くあります。そのなかでも定番といえるのがアイビーです。つる性の植物で壁のインテリアとしてもよく用いられていますが、 耐陰性が高くて日の当たりにくい場所でも安心して飾れます。そのため、キッチンに置くのもおすすめです。また、小さくて可愛らしい葉が魅力のシュガーバインドもどのような場所でも合わせやすい観葉植物として知られています。さらに、沖縄に自生するガジュマルは多幸の木と呼ばれる縁起物です。野生では20mを越えるものもありますが、観葉植物として売り出されているものは小型で、幹の部分がユニークな形をしています。丈夫で育てやすいこともあり、幅広い年代層に人気です。
その他には、コーヒーの木も小型のものは愛らしい姿をしているのでおすすめです。容易ではないものの、うまく実がなれば収穫をしてコーヒーを飲むこともできます。
5.観葉植物を育てる際の注意点・ポイント
観葉植物は比較的育てやすいものが多いのは確かですが、それでも守らなければならない基本的なルールがいくつかあります。まず、エアコンの風が葉に直接当たる場所に観葉植物を置くのは厳禁です。なぜなら、風に当たり続けていると、葉が過剰に乾燥して傷んでしまうからです。また、耐陰性のある植物だといってもそれは日光を全く必要としないという意味ではありません。どれほど耐陰性の高い植物であっても日の光を当てなければいずれ枯れてしまうので、週に2~3回ほどは日の当たる場所に置くようにしましょう。一方で、直射日光に長時間当てると植物は葉焼けという現象を起こして葉が変色してしまうため、日に当てる場合も直射日光の届かない場所を選ぶのが無難です。
さらに、細心の注意が必要となるのが水やりです。水をどの程度の頻度で与えるのがよいのかという問題は植物によって異なります。そのため、事前にベストの頻度を調べ、植物の個性に合わせた水やりを行う必要があります。
6.観葉植物のセンスの良い飾り方
観葉植物をおしゃれに飾りたいのなら、入れ物にこだわってみることが大切です。入れ物は一般的に鉢を用いますが、それにもさまざまな形・色・雰囲気があります。その中から部屋に合うものを選んで、そこに観葉植物を植えてみるのがよいでしょう。また、市販の鉢以外では、ブリキ缶のような小物を入れ物として活用するのも良いアクセントになります。さらに、飾り方としては部屋全体を見渡して余っているスペースを埋めていくのがコツです。
7.観葉植物でお部屋のセンスをアップ!
観葉植物は生きているのでインテリアとして取り込むのは難しそうだと考えがちですが、実際には育てやすいものも多いため、それほど心配する必要はありません。基本的なポイントさえ押さえておけば、初心者でも比較的簡単に育てることができるのです。大事なのは自分の生活スタイルと部屋に合った観葉植物を選ぶことです。そのうえでセンスの良い部屋づくりを行い、日々の気分を高めていきましょう。
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