片付かないおもちゃにうんざり!年齢に合わせた収納方法で解決

2019年4月1日

片付かないおもちゃにうんざり!年齢に合わせた収納方法で解決

子どもの成長に合わせて、どんどん増えていくおもちゃ。
どのように収納していますか。
おもちゃは子どもが自分で片付けられるようにすることが大切です。
ここでは、子どもがおもちゃを楽しく片付けられる年齢別の収納方法を紹介します。

赤ちゃんや1歳児は遊びの延長で片付けさせる!

赤ちゃん~1歳程度の子どものおもちゃは、遊びの延長で子どもがぽんぽんと投げ入れられるようにすると片付けやすいでしょう。
たとえば、箱に大きな顔を書いた紙を貼ったり、段ボールに顔を書いて口の部分を大きく切り抜いたりしたおもちゃ箱を用意します。
片付けの時間になったら、「おもちゃ箱くんのご飯の時間にしよう」と声を掛け、おもちゃをぽんぽん入れていくのです。
箱に入るたびに、「おいしい」や、「もっと食べたい」など、親が声を掛けることによって、子どもも楽しんで片付けができるでしょう。

2歳から4歳くらいになったら「お部屋収納」で片付ける!

2~4歳くらいまでの子どもには、おもちゃのお部屋を決めると良いでしょう。
少しずつおもちゃの種類に変化が出始め、ままごとやミニカー、パズルなど細かいおもちゃも増えてくる時期かと思います。
100円ショップで手に入る透明のビニールポーチやジップ袋を利用して、種類別の収納がおすすめです。
その際、おもちゃの絵や写真を袋に貼り付けることで、「ここは車さんのお部屋だよ」など、子どもに分かりやすく教えることができます。
また、遊ぶときは全部の袋を出さないように声を掛け、1回1回片付けてから新しいおもちゃを出すようにしましょう。

5歳以上の子どもは一緒に考えさせる!

5歳以上の子どもには自分自身で収納について考えさせることがおすすめです。
たとえば、おもちゃの収納スペースを与え、「ここには何を入れる?」と、収納方法について一緒に考えるのです。
自分で収納する方法を考えると、「どうしたら使いやすいかな」や「片付けやすくするためにはどうしたらいいかな」と、子ども自身が試行錯誤するでしょう。
もちろん、子どもだけではうまくまとまらないことも多いので、「こうしたら?」と親が手助けをすることも必要です。

使わないおもちゃは処分して収納スペースを確保

子どもがある程度大きくなったら、使っていないおもちゃについても自分でどうするかを決めるよう促します。
何年も使わずに忘れていたおもちゃでも「そろそろ捨てようか」と聞くと、「まだ遊ぶ」と言う子どもは多いのではないでしょうか。
おもちゃを処分するときには「保留箱」を作り、その箱がいっぱいになったら捨てる、もしくは、誰かに譲ることを約束させます。
注意すべき点は、その「保留箱」を大きくし過ぎないことです。おもちゃの収納スペースのついても同じことが言えます。
おもちゃの収納スペースが広くなればなるほど、おもちゃは増え、片付かなくなります。
「ここに入る分しか、おもちゃは買わない」、「ここに入らなくなったおもちゃは保留箱にうつす」という約束事を親子で決めるとよいでしょう。