清潔なテーブルで料理を食べたい!台ふきんの正しい洗い方
2019年3月4日

食卓に料理を並べるときや食べた料理を片付けるとき、テーブルを綺麗にするために台ふきんで拭く人も多いでしょう。
しかし、この台ふきんが汚ければ、テーブルを拭く行為で余計汚れてしまいます。
そこで、台ふきんの正しい洗い方を解説します。
台ふきんを放置するとどうなるのか?
テーブルの上に落ちた食べかすや料理の汁などをふき取った後、台ふきんをキッチンなどの水場に置いておく人も多いでしょう。
とある研究結果によると、夏場台ふきんをキッチンに放置しておくと10時間で雑菌が約6,800倍に増殖します。
そのような雑菌だらけの台ふきんでテーブルを拭くと、ただ単に雑菌を押し広げているだけの結果となってしまいます。
そのため、台ふきんは常に清潔な状態を保つことが重要なのです。
忙しい時には浸け置くだけでも?
水気が大好物である台ふきんの雑菌は、水洗いだけでは除去できません。
そこで、流水で台ふきんを軽く水洗いした後、洗い桶に水を張り、台所用漂白剤を溶かして、30分ほど台ふきんを浸しておくのが良いでしょう。
漂白剤の目安は、水1リットルあたり漂白剤10mlです。※漂白剤の説明書きに目安があればそちらにしたがって下さい。
漂白剤に浸け置かれた台ふきんの殺菌は5秒後には死滅するとされているので、汚れがひどくない場合には5分ほど浸け置くだけで構いません。
逆に、30分以上浸け置くと台ふきんの生地が傷む可能性があるので、長くても30分ほどに留めます。
浸け置いた後は、しっかり水ですすいで乾燥させましょう。
天気の良い日であれば、より高い除菌効果が見込めるように天日干しがオススメです。花粉が心配な場合には乾燥機を使うのも良いでしょう。
高温多湿な環境で干しても雑菌が増殖するだけなので、室内で干す場合には風通しの良いところでなるべく短い時間で乾燥できるようにします。
台所用洗剤の多くが漂白作用の強い塩素系漂白剤なので、色物や柄物の台ふきんは変色する恐れがあります。
その場合には酸素系の漂白剤(衣類用の漂白剤)を利用するのが良いでしょう。
漂白剤は肌への刺激が強いため、ゴム手袋をして作業することをオススメします。
重曹が救世主!?台ふきんの煮沸の仕方
ひどく汚れてしまった台ふきんは、煮洗いするのが良いでしょう。
煮洗いをするには、鍋に500mlの水を張って大さじ一杯分の重曹を溶かして、台ふきんを入れます。
使用する鍋は、アルミ製ではなくアルカリ洗剤で変色しないようにステンレス製やホーローが良いでしょう。
その後、沸騰するまで煮て、沸騰したら火を止めて10分ほど蒸します。
このとき、お鍋の吹きこぼれには最大限注意しましょう。
かなり手間のかかる洗い方ですが、多くの細菌は熱に弱いため、煮沸消毒をすることでとても清潔なふきんに戻ります。
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