知っていると効果が違う!意外と知らない掃除機掃除のポイント

2019年2月20日

知っていると効果が違う!意外と知らない掃除機掃除のポイント

部屋をきれいにするために使用する掃除機ですが、掃除機そのものが清潔でないとせっかく掃除しても、十分に掃除できない場合もあります。そこで、掃除の性能を落とさないために、知っておきたい掃除機自体の掃除方法について紹介します。

紙パック式でも定期的なメンテナンスは必要!掃除方法とは?

ホコリを吸引するとセットした紙パック内に溜まり、紙パックごと溜まったゴミを交換できる紙パック式はお手入れが簡単であることがメリットのひとつです。
空気とゴミを遠心力で分離する「サイクロン式」に比べ、ゴミを溜められる量が多めのため紙パック式を選ぶ方も多いです。
紙パックがいっぱいになったときに新しいものに交換するだけで、特にお手入れをすることなく使用を続けている人もいますが、紙パック式でも定期的なお手入れは必須です。

まず、パーツに汚れがついているときには水気をしっかりと絞った雑巾で拭き掃除をしておく必要があります。
また、意外と忘れやすいのがフィルターです。
紙パック式でも本体内部にクリーンフィルターがあり、水洗いできる場合には、本体から取り外して水洗いをします。
このフィルターがきれいに保たれているかどうかで吸引力に差が出るため、気を付けておくようにしましょう。

丸洗いした後のケアが大切!サイクロン式の掃除方法

ダストカップにホコリが溜まり、カップ内のホコリだけを取り除いて処理する「サイクロン式」掃除機の掃除も、ポイントはフィルターです。
フィルターに加え、直接ゴミが溜まるダストケースもこまめに掃除しておかなければいけません。
ほとんどのサイクロン式はダストケースやフィルター本体を丸洗いできるため、掃除自体は簡単な機種が多いです。

ただし、丸洗いした後の処理に注意が必要です。必ず完全に乾かしてから使用するようにしましょう。水分が残った状態で元の状態に再度セットすると、菌が発生して臭いの原因となることがあるからです。しっかりと乾かしても臭いが気になる場合には、洗濯用の粉せっけんを使って掃除すると臭いが軽減される場合があります。

忘れてはいけない!本体やノズルの掃除

本体やノズル部分の掃除も忘れてはいけない掃除箇所です。本体では特に排気ダクトのお手入れが重要となります。排気ダクトにホコリが溜まっていると、せっかく掃除機をかけても室内に汚れをまき散らすことになるからです。排気ダクトの汚れは、掃除中に付着した本体表面の掃除と併せて中性洗剤を付けた雑巾で水拭きしておきましょう。

また、ゴミを吸い取るノズル部分も雑菌が繁殖しやすい箇所となるため、定期的な掃除が必須です。
回転ブラシが付いたノズルの場合には、髪の毛や糸くずが絡まっているとしっかりと回転せずに効率的な掃除ができなくなります。
絡まった髪の毛などがある場合には回転ブラシ部を取り外してピンセットや割りばしなどを使用し取り除いておきましょう。

さらに、ローラー部分の汚れは重曹水を含んだ柔らかい布で水拭きし、十分に乾かしてから使います。布では拭き取れない細かな箇所に汚れが見られたら、傷つけないように麺棒などで丁寧に除去しておきましょう。
ただし、掃除の方法については、メーカーや商品によって異なる場合もあるため、事前に説明書で確認してから行うことが大切です。