みんな意外と知らない!帽子の正しいお手入れ方法
2018年8月9日
帽子は強い日差しから頭を守ったり、寒いときには防寒具になったり、実用的な面だけではなくファッションの一部としても欠かせない存在です。お気に入りの帽子はできるだけ長く使いたいと考えている人も多いのではないでしょうか。大切な帽子を使い続けるためには、日頃からこまめにお手入れをすることが重要です。今回はそんな帽子のお手入れ方法を紹介していきます。
防水スプレーはNG!?日頃から正しい使い方で被ろう
雨や汚れを防ぐために防水スプレーや撥水スプレーを使う人もいますが、これらのスプレーの中には通気性が悪くなってしまうものがあります。
通気性が悪くなると、帽子を被っているときに熱や湿気がこもりやすくなってしまいがちです。その結果、蒸れて汗をかきやすくなります。それが汗染みや雑菌によるにおいの原因となるため、帽子の劣化を招く可能性があるのです。ほかにも、整髪料をつけた状態で帽子を被ると、整髪料の成分が帽子にダメージを与えてしまうため、あまり良くありません。
防水・撥水スプレーを使用する時は、そのスプレーが通気性は保たれるものか、帽子の材質に影響がないかしっかり確認しましょう。
また、汗をかいた場合や雨などに濡れてしまったときには、しっかりと乾かしてからクローゼットなどにしまいましょう。帽子は洋服のように簡単に洗うことは難しいため、まずは帽子をできるだけ傷めないよう、普段から気を付ける必要があります。
素材に合わせた方法で!お手入れは慎重に
帽子が汚れてしまったときなどは、帽子の素材に合った方法でお手入れをしましょう。帽子は型崩れの心配もあるため、洗濯機で洗うことは基本的にできません。
洗う際には帽子についているタグを確認しますが、なかには手洗いだとしても洗えないものもあるので注意が必要です。たとえば、フェルト素材のハットなどは水洗いすると縮んでしまう可能性もあるので洗うことはできません。
しかし、フェルトはとてもホコリがつきやすい素材のため、汚れが気になる人も多いでしょう。そんなときは、洋服用のコロコロでホコリを吸着させるときれいにすることができます。
型崩れは帽子の大敵!キレイな形をキープするには?
綿やポリエステルなどの素材の場合、タグを確認して手洗いが可能ならば自宅でも洗うことができます。洗面器などに40度程度のお湯を入れ、おしゃれ着用の洗剤を使って、優しく手洗いしましょう。汚れがひどいときには、固形石鹸を使って重点的に汚れを落とす方法もあります。洗い終わったら絞ったりはせず、タオルで挟んで水分を取ります。干すときは陰干しするのが基本です。キャップやハットなどは、このときに型崩れしないよう干さなくてはいけません。
最も簡単なのは、調理用のザルを使って台座にして帽子を乗せる方法です。これなら、型崩れも防げるうえ早く乾かすことができます。ちょうどいい大きさのザルがない場合には、タオルを適度な大きさに丸めると代わりにできます。
正しい方法でお手入れをして、お気に入りの帽子を大切に使っていきましょう。
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最終更新日 2024年12月02日
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