梅雨がくるまえに!湿気対策に手作り除湿剤で快適生活
2018年6月1日

梅雨時は雨が続き、洗濯物も室内干しになってしまいがち。
厚手のものはカラッと乾かず、いつまでも干し続けてしまった結果、室内の湿度が高くなってしまい、ジメジメした梅雨がもっとジメジメしてしまうことも。
下駄箱やクローゼットなどの湿気やカビも気になるところです。
湿気が気になる時期や湿気がこもりがちな場所に便利な、家庭で簡単に作れる除湿剤を紹介します。
市販のものと変わらない!手作り除湿剤でリーズナブルにカビ予防
リビングは比較的湿気の対策をしやすく、エアコンのドライ機能を使う、換気扇を回す、窓を開けて風を通すなどすることで湿気を溜めず、カビ対策になります。
心配なのは、窓のない下駄箱やクローゼット、納戸や押入れではないでしょうか。たまには、扉を開放して扇風機で空気を循環させることをおすすめします。
しかし、あちこちに扇風機を移動させるのも手間がかかりますし、小さなお子様やペットがいる御家庭では、倒したり手を入れたりしないか心配も伴うでしょう。
家庭で手作りできるい「重曹」を使った除湿剤。お掃除などで何かと出番の多い「重曹」ですが、保管中に湿気を吸って固まってしまうことがあります。
この、重曹の湿気を吸う特性を活かして、置くだけの除湿剤が作れるのです。
簡単置くだけ!湿気を吸収してくれる重曹の手作り除湿剤
市販の置くだけの除湿剤と同じようにこぼれないように重曹を入れていきます。
もちろん、色つきの容器でもOKですが、どのくらい湿気を吸い取ってくれるかが見やすいように透明か半透明の容器がおすすめで、倒してこぼさないように安定感のあるプラスチック容器やジャムの空き瓶などが良いでしょう。
中に大さじ3~5杯程度の重曹を容器に入れ、吸水性の良いキッチンペーパーを適当な大きさに切り、上からかぶせてずれないように輪ゴムなどで押さえておきます。
小さなお子様やペットがいる御家庭では、誤って口にしてしまわないようにしっかりとセロテープなどで留め付けておきましょう。
下駄箱やクローゼットの奥の見えないところなど、置く場所は注意してください。
湿気を吸って重曹の全体が固まってきたら交換時期です。交換の際、湿気を吸って固まった重曹は、水に溶かして掃除に使うなど再利用できます。
ほかにも家庭にあるもので簡単にできるこんな除湿剤も
押入れに布団を収納するときに、すのこを使っている家庭も多いのではないでしょうか。
すのこの下に、新聞紙をくるくると細めに巻いたものを何本か差し込んでみましょう。
新聞紙はほかの紙よりも吸水性が良く、紙がしっとり湿るため除湿していることがわかります。
雨で濡れた靴の中に新聞紙を丸めて入れて水分を取る方法と同じで、平らに置くよりクシャクシャにすることで表面積が増え、ぐんぐんと吸湿してくれるでしょう。
ある程度湿気を吸い取ったら、濡らしたあと軽く絞って窓掃除に使うのも良いですし、玄関のタタキに巻いて掃除するとホコリも立ちません。
また、新聞紙は天日干しして乾かせば再利用もできるためコストパフォーマンスにも優れています。お金をかけずに少しの工夫をして梅雨の間も快適な生活を送りましょう。
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