いよいよ夏到来!気になるエアコンの臭い対策は?
2017年7月14日
いよいよ本格的な夏が始まります。そろそろエアコンを使い始めたという人も多いのではないでしょうか?
久しぶりにエアコンをつけてみて、気になることが多いのがエアコンの「臭い」です。
エアコンを快適に使うために、基本的なエアコンの臭い対策について知っておきましょう。
気になるエアコンの臭いその主な原因は?
エアコンをつけてみたときに何か違和感のある臭いがする、その主な原因となっているのはズバリ「カビ」です。
エアコンの送風口や冷却パイプなどに結露してしまった水分などを元に、エアコン内でカビが発生してしまうケースがあります。
このカビが繁殖すると、これが臭いの原因となってしまいます。送風口やフィルター付近に黒い点が増えてきたら要注意!
ほかにも放熱板の周辺に雑菌が繁殖していることもあり、これもエアコンの臭いの原因のひとつとなっています。
発生したカビをそのままにしてしまうと、エアコンを使うたびにカビや雑菌が部屋中にまき散らされることになります。
臭いだけでなく、人によってはアレルギー症状をともなうこともあるので、まずは自分でできる対策をご紹介します。
自分でできるエアコンの臭い対策
自分でできるエアコンの臭い対策の1つめは、フィルターの掃除です。
掃除機などでほこりを取り、余裕があれば水洗いもします。
掃除機を掛ける時は外側から吸い込み、洗浄する場合は内側から外側に流しましょう。
逆の方向だと、目詰まりがしてしまい掃除がしうづらくなってしまったり、掃除空気の通りが悪くなってしまうため要注意。
また、送風口のフィンの部分に黒カビなどがある場合は、エアコン専用の洗浄スプレーで汚れを落とします。
重曹をしみこませた雑巾などで拭き取ることも有効ですが、フィンの部分が金属の場合は錆の原因となるので注意が必要です。
酸を含んだ洗剤などは、逆にカビの栄養源となってしまうことがあるので、使用を避けるようにしましょう。
普段からカビの発生を防止するためには、冷房をかけた後30分から1時間ほど送風運転をするのがおすすめ。こうすることで、冷房運転で発生した結露を抑えて、カビの発生を抑制することができます。
本格的なクリーニングは業者を利用したほうが無難
それでもなかなかエアコンの臭いが取れないという場合には、本格的にエアコンを分解してクリーニングする必要があるでしょう。
しかしながら、これを自力でするのはかなり困難です。
エアコンはかなり多くの部品や細かな装置がつまった家電製品ですから、専門知識がないまま分解してしまうと正しく組み立て直せなくなってしまうばかりか、感電など事故の危険につながる恐れがあります。
そこで、本格的なクリーニングをしたいという場合には、専門のクリーニング業者に依頼しましょう。
大体の相場は1台当たり8,000円から15,000円程度で済みます。一般的な家庭で使用しているエアコンならば2~3年に1回のペースで十分ですので、それほどコストパフォーマンスの悪いものではないでしょう。
ただし、夏場の直前シーズンなどはこうしたクリーニング業者も多忙になりますから、早めに依頼するのがおすすめです。
エアコンがフル稼働するシーズンを迎える前に、余裕をもって臭いの発生元であるカビや雑菌の除去と、場合によってはプロへクリーニングを依頼したりしておきましょう。
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