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キッチンの「素材」にこだわって使いやすく!

2026年1月8日 更新
キッチンの「素材」にこだわって使いやすく!

システムキッチンをの素材は選択肢が多く、どれにしようか迷ってしまいがち。それぞれの素材の見た目はもちろん、お手入れのしやすさなど機能面まで比較して、大満足のキッチンを実現しましょう。

シンクの主な素材は?

定番のステンレスをはじめ、主な4種類を比較

シンクの主な素材は?

キッチンのシンクは、丈夫でお手入れしやすいステンレス素材が主流。この他、カラーやデザインが豊富な人工大理石、ホーロー、クォーツといった素材も人気があります。

ステンレス イメージ

ステンレス

英語で“さびない鉄”を意味するステンレスは、サビや汚れに強くお手入れがラクで、耐久性、耐熱性にもすぐれています。価格もリーズナブルとあってキッチンシンクに最も多く採用されている素材ですが、細かいキズや水垢が目立ちやすい欠点もあります。また、他の素材に比べてデザインバリエーションは少なめです。

人工大理石 イメージ

人工大理石

アクリル樹脂またはポリエステル樹脂を用いた合成素材。キッチンシンクに使われることが多いのは、ポリエステル樹脂より汚れに強いアクリル樹脂系人工大理石です。大理石を思わせる風合いがあり、カラーやデザインのバリエーションも豊富。ただし、熱で変色しやすいため、熱い鍋などを直接置くのは避けましょう。

ホーロー イメージ

ホーロー

ホーローは、金属の表面にガラス質の釉薬を高温で焼きつけた素材。ガラス質のコーティングによってキズがつきにくく、耐水性、耐熱性にすぐれています。なめらかな質感と発色のよさ、カラーやデザインのバリエーションの多さも魅力ですが、重い鍋などを落とすと衝撃で割れたり、割れた部分からサビが生じるおそれがあります。

クォーツ イメージ

クォーツ

水晶と樹脂を混合した素材で、耐汚性、耐久性、耐熱性、耐衝撃性にすぐれています。お手入れのしやすさや、天然石を含む高級感のある見た目、黒など濃色系を含むカラーや豊富なデザインバリエーションも特徴です。国内メーカーの取扱いが少なく、他の素材よりも設置コストが高額になりがち。

ワークトップ(天板)の主な素材は?

キッチンの第一印象を決めるワークトップ素材を比較

ワークトップ(天板)の主な素材は?

キッチンの作業台として、食材の下ごしらえや盛り付けを行うワークトップ(天板)。キッチンで真っ先に目につく場所なので、こだわりの素材を選びたいものです。

人工大理石 イメージ

人工大理石

アクリル樹脂またはポリエステル樹脂を用いた人工大理石のワークトップは、大理石のような風合いで、本物の大理石より水や衝撃に強いのが特徴。カラーのバリエーションも多く、キッチンのおしゃれなインテリアとして活躍します。丈夫で耐久性がありますが、ステンレスと比較すると熱や汚れ、紫外線に弱い一面も。

ステンレス イメージ

ステンレス

耐久性、耐熱性が高く、安価でサビにも強いステンレス。汚れが染み込みにくいため、調味料や油で汚れてもサッと拭けばキレイになりますが、その一方で、細かなキズや水垢は目立ちやすいです。無機質で武骨なイメージがあるので、インダストリアルテイストのキッチンによくなじみます。

セラミック イメージ

セラミック

硬度や強度にすぐれた窯業製品のセラミック。丈夫でキズや汚れがつきにくく、熱にも強いので高温の鍋などを置いても変色が起こりにくいです。また、陶器のような色合いや重厚感を楽しめるのも魅力。ステンレスや人工大理石に比べると価格が高めです。

クォーツ イメージ

クォーツ

硬度の高い水晶に、樹脂を混ぜて固めた素材です。硬くて耐久性、耐熱性、耐衝撃性にすぐれ、汚れがつきにくいことからお手入れもスムーズ。他の素材より価格は高めですが、見た目に高級感があり、海外ドラマに出てくるキッチンのようなラグジュアリーな雰囲気を演出できます。

メラミン イメージ

メラミン

メラミン樹脂の化粧板を芯材に貼り付けたもので、リーズナブルな価格が魅力。木目調、石調などデザインやカラーのバリエーションも豊富なので、他にはない個性的なキッチンを求める方におすすめです。ただし、他の素材と比べると、耐久性や耐熱性がやや劣ります。

タイル イメージ

タイル

耐水性、耐熱性、耐汚性にすぐれたタイルは、昔から水回りで多用されてきた素材。装飾性も高く、さまざまな色や形、デザインのタイルを自由に組み合わせて、おしゃれなワークトップに仕上げることができます。硬い物を落とすと衝撃で破損しやすい点や、経年により目地に汚れがたまりやすくなる点には注意。

扉材の主な素材は?

種類が豊富で、色などのバリエーションも多い

扉材の主な素材は?

キッチンの中で広い面積を占めるのが、キャビネットの扉に使用する扉材(面材)です。同じく目につきやすいワークトップとのバランスも考えながら、お気に入りの素材を見つけましょう。

化粧シート

キッチン扉の定番素材。オレフィンシート、DAPシートなどの種類があり、扉の芯材に貼り付けて使用します。比較的安価でカラーやデザインのバリエーションも多く、キズにも強いですが、継ぎ目から水分が染み込むとシートの膨張や剥がれにつながるため、水がついたら早めに拭き取りましょう。

メラミン

メラミン樹脂の化粧板を芯材に貼り付けています。メラミンの扉材は水や熱に比較的強く、汚れてもすぐに拭き取れるので、お手入れがしやすいのが特徴です。鏡面仕上げでツヤを出したものやマットな質感のもの、木調、コンクリート調などデザイン性が高いものが多く揃っています。

塗装

ウレタン樹脂塗料などで表面を塗装したもので、塗膜の保護効果によって、すぐれた耐汚性、耐水性、耐久性、お手入れのしやすさを発揮します。また、塗装ならではの美しい質感や高級感があり、カラーバリエーションも豊富。手塗りのため、価格は高めです。

ホーロー

金属板をガラス質で焼き付けてコーティングしたホーローは、鍋などの調理器具にも使われるように、耐水性、耐熱性、耐久性にすぐれています。質感や色合いが美しく、汚れが染み込みにくいのでお手入れもしやすいですが、強い衝撃を与えると割れや欠けなどの破損につながることがあります。

ステンレス

ステンレスはさびにくく、耐久性や耐熱性にすぐれた素材。調理中に調味料や油がはねても、拭き取るだけで汚れが落ちやすいため衛生的です。扉材、シンク、ワークトップをステンレスで統一したキッチン空間なら、プロの料理人の厨房のような雰囲気が味わえます。

まとめると…まとめると…

デザインや使い勝手で選ぶキッチン素材。ショールームで現物も確かめて!

デザインや使い勝手で選ぶキッチン素材。ショールームで現物も確かめて!

システムキッチンの素材は、「デザイン重視」か「使いやすさ重視」かによって、選ぶポイントが変わってきます。理想とするキッチンのイメージや、コスト面なども考慮しながら、納得のいくキッチン素材を選んでいきましょう。素材の質感や色合い、使い勝手などはパンフレットやHPでは分かりにくいため、ショールームで実際の製品を確かめることをおすすめします。

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最終更新日 2026年1月8日