調理や入浴など、生活をする上で欠かせないのが「水」。ですが長年にわたって水を使う場所は、床材にシミやカビが発生しやすくなってしまいます。
毎日使用することになる水まわりのトラブルは、生活の質の低下に直結してしまうことも事実。手遅れになる前に、きちんと対処しておきましょう。


- 見えにくい給排水設備の内部に、汚れ、詰まりが発生する可能性が。定期的に掃除をするように心がける。

- 給排水設備の汚れ、詰まりに注意するとともに、湿気がこもりやすいキッチンや脱衣洗面所などの床の木部を点検し、傷んでいればすぐに取り替える。

- 築10年以上~20年未満と同様に、給排水設備と床の木部の腐食に特に注意する。全面リフォームを検討するのも良い。
※築年数別に見る劣化事情は、住まいの周辺環境や施工の品質によって大きく変化する可能性があります。
- カビが発生していないか
- タイルにヒビや欠けがないか
- 浴室と脱衣室の境目の水気
- 給排水設備の劣化
<解説と解決方法>
- カビが発生していないか
- タイル目地やコーキングにこびりついて、見た目に不愉快なカビ。カビが繁殖するとさまざまなアレルギー性疾患を引き起こす原因にもなってしまうので、発生条件を絶つことが大切です。
- 換気扇と扇風機を併用して十分に換気をして、入浴後は水気を拭き取るとカビ対策に効果的。それでもカビが発生してしまったら、市販のカビ取り剤で早めに対処しましょう。
- カビがなかなか除去できない時は、ペーパータオルにカビ取り剤を直接吹きかけて、湿布のように密着させると良いでしょう。
- タイルにヒビや欠けがないか
- 水まわりで使用されることが多いタイルは、ヒビが入ったり欠けたりすると、そこから水気が入り込んで下地を腐らせてしまいかねません。小さな欠損であれば充填剤を埋めて対処しますが、欠損が大きければ、思い切って新しいタイルに交換しましょう。
- ホームセンターなどで好みの色のタイルを購入して、自分で貼り付ける方法もあります。
- 浴室と脱衣室の境目の水気
- 水気の多い場所の床下はシミやカビができやすいものですが、その中でも特に気を付けたいのが浴室と脱衣室の境目です。お風呂上がりの体から垂れたお湯が境目から床下にしみ出し、腐食を起こす原因となってしまいます。
- 対策としては、日ごろから常に換気をして、こまめに境目の水気を拭くことが第一ですが、もしも床の木部の腐食が進行しているようであれば、床が抜ける可能性も考えられますから専門家に相談してください。
- 給排水設備の劣化
- 洗面台やキッチンの配水管や給水管が割れたりヒビが入ったりしていると、水漏れが起こりやすくなります。たとえ少量ずつでも、水漏れは確実に床の木部を腐食させていくため、すぐに対処を行ってください。
- チェックをするにあたって、まずは洗面台の下や流し台の物入れにあるものをすべて出して、濡れている場所がないか、給排水設備が劣化していないか確認しましょう。
- 配水管や給水管から水が漏れている場合は、すぐに水道工事の専門家に連絡をして交換してください。接続部分が緩んでいるのであれば、専用工具で締め直せば問題ありませんが、難しいようであればムリせず専門家に依頼すると良いでしょう。
水まわりの劣化によるトラブルと言えば、水漏れを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。それがキッチンや洗面所の蛇口や配水管・給水管であればすぐに気付きますが、問題は見えない部分の水漏れです。水の使用量が変わらないのに急に水道料金が高くなったら、水漏れを疑ってみましょう。
水漏れを放っておくと、水分や湿気によって壁や床下が腐食してしまう可能性もあります。さらに漏れた分の水道料金も払い続けることになるのですから、被害は深刻です。
- 見えない水漏れをチェックする方法
- 家中の蛇口をすべて閉めた状態で、水道メーターを確認します。パイロットが少しでも回っていたら、水漏れの可能性があります。できれば年2回は、見えない水漏れが発生していないかチェックしましょう。
- 排水口のお手入れ方法
- キッチン、浴室、洗面所などの排水は、ゴミや髪の毛などが入り込むと詰まりや悪臭のもとに。この状態のまま放っておくと、水はけが悪くなったり、破損の原因になったりして、給排水設備そのものの劣化に繋がってしまいます。さらに梅雨時になるとカビの温床にもなりやすいので、週1回は部品を外して掃除しましょう。
- 浴室の湿気を素早くとるためには?
- 浴室や脱衣洗面所は、家の中でも特に湿気がこもりやすい場所。入浴後に、できるだけ早く湿気をとらないと、シミやカビが発生しやすくなってしまいます。
- 入浴後はできるだけ浴室や脱衣洗面所の窓を開け、扇風機を回して少しでも換気を促しましょう。シャワーの水滴がたまりがちなドアサッシや壁の目地は、雑巾で水気を拭き取れば安心です。
専門家に第三者の立場から住宅を診断してもらう方法もあります。
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最終更新日 2026年5月19日

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