ストレスとうまく付き合う方法|住まいの情報ナビ|E-LIFE不動産情報

2015年7月10日 更新

手軽にできるストレス解消・対策のヒントを教えます ストレスとうまく付き合う方法 仕事や家庭、人間関係など、複雑な現代社会で誰もが感じている「ストレス」。日常の中のストレスを上手に解消して、快適に過ごすにはどうすればよいのでしょうか。

あなたのストレス度をチェック!

ストレスを感じると、体や心にさまざまな不調があらわれます。その不調を放置していると、どんどんストレスが溜まって体調を崩す原因になってしまいます。
ストレスによる不調のサインを見逃さずに、早めにストレスの解消・対策を行いましょう。

ストレスによる不調のサインをチェックしましょう

体の不調/図
心の不調/図
ストレスチェックの回答
10個以上かなりストレスが溜まっているようです。早めに休息をとり、体と心を回復させてください。ストレスの原因を見直し、上手に付き合う工夫をしましょう。
5〜9個ストレスが溜まって体と心がお疲れ気味。日頃からこまめに休息や気分転換をして、ストレスを解消しましょう。
1〜4個日常生活にストレスは付きものですが、放っておくと体調を崩してしまうことも。ストレスを感じたら早めに解消してください。
0個あなたはストレス知らずの健康な体と心の持ち主です。とは言え、ちょっとした環境変化などでストレスが溜まる可能性もあるので油断は大敵!

そもそもストレスとは…

ストレスとは、外部から刺激を受けることで体や心に起こる反応です。毎日の生活の中には「暑い(寒い)」「忙しい」「人間関係がつらい」……など、さまざまなストレスが溢れています。
ストレスによる体や心の反応には良いものとそうでないものがあり、例えば試験というストレスが適度な緊張感とやる気を引き出すこともある一方で、人によっては試験がつらい、苦しいと思うあまり、体調を崩してしまうこともあります。

主なストレスの原因 人間関係、仕事(就職・転職・転勤・退職など)、勉強、結婚、妊娠・出産・引越し、気温(暑さ・寒さ)、湿度、病気、睡眠不足、空腹など

ストレスを感じると体はどうなる?

ストレスを受けると脳の底部にある視床下部というところに伝わります。この視床下部は自律神経(※)の働きをコントロールしており、通常はストレスから体と心を守っているのですが、視床下部に過度のストレスがかかると自律神経のコントロールが乱れて体と心にさまざまな不調が起こります。

自律神経とは

体温、呼吸、血液の流れ、食べ物の消化など、生きるために欠かせない体の動きをコントロールしている神経で、自分の意思とは関係なく働きます。交感神経と副交感神経の2つの神経があり、交感神経は活動している時に優位になり、副交感神経はリラックスしている時に優位になります。

ストレスによる不調の例 ■体の不調 肩こり、頭痛、目の疲れ、腰痛、倦怠感、疲れやすい、食欲不振、下痢・便秘、不眠、微熱、風邪が治りにくいなど ■心の不調 不安、緊張、恐怖心、イライラ、憂うつ感、怒りっぽくなる、集中力や意欲の低下、悲観的になる、落ち込みやすいなど

ストレスから体と心を守るには

ストレスによる体と心の不調を避けるには、ストレスの原因そのものを取り除くしかありません。けれども現実としてストレスの原因を取り除くことは難しいため、こまめにストレスを解消したり、ストレスに負けない体と心を整えたりするなどして、少しでもストレスと上手に付き合っていく工夫が必要です。