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23区の特徴を一挙に紹介!

2025年5月1日 更新
交通の利便性や治安など

23区の基本データに加え、利用可能な路線数で示す「利便性」、暮らしの安心に関わる「治安」や「災害リスク」をそれぞれ紹介。区の個性に目を向けてみることで、意外な穴場を発見できるかも知れません。

千代田区

政治や商業の中心地ながら、子育て支援に手厚い

千代田区

千代田区の総人口は約6万7000人と23区内で最も少ないですが、区独自の「次世代育成手当」制度を設けるなど育児支援に手厚く、子育て世代が多く移り住んでいます。ハイグレードマンションが建ち並ぶ番町のような高級住宅地もあれば、神田祭で有名な神田のような下町エリアもあり、地域色が豊かです。

千代田区の基本データ

面積11.66㎢
人口66,680人(男33,637人、女33,043人)
人口密度1㎢あたり5718.7人
世帯数37,011世帯

千代田区の住宅地の平均価格は?

1㎡あたり2,968,600円(23区で最も高い)

千代田区の利便性は?

JR新幹線および在来線、東京メトロ、都営地下鉄、つくばエクスプレスの計27路線が区内を通り、東京駅、秋葉原駅、御茶ノ水駅、神田駅、有楽町駅などの主要駅があります。

千代田区の治安は?

千代田区の1000人あたりの犯罪件数は1.97で、23区中第3位の低さです。治安がよく、落ち着いて暮らせる街といえます。

千代田区の災害リスクは?

目白通りの東側の飯田橋駅周辺や水道橋駅周辺、内幸町駅周辺は、神田川などの河川が氾濫した場合に浸水のリスクがあります。
地震発生時の危険度は23区の中でも低めです。

中央区

人口20万人を見込む“23区のほぼ真ん中”の区

中央区

ブランド街の銀座、金融や経済の中心地の日本橋、オフィス街の京橋や八重洲など、国内外で高い知名度を誇るエリアがひしめく中央区。近年は佃・月島・晴海などの湾岸エリアでタワーマンションが建設され、若い世代の人口が増えています。2020年には16万人弱であった区の人口が、2027年度内には20万人を突破する見込みです。

中央区の基本データ

面積10.21㎢
人口169,179人(男80,931人、女88,248人)
人口密度1㎢あたり16,569.9人
世帯数92,533世帯

中央区の住宅地の平均価格は?

1㎡あたり1,490,800円(23区で3番目に高い)

中央区の利便性は?

JR、東京メトロ、都営地下鉄の計11路線が区内を通ります。日本橋駅、銀座駅、茅場町駅などの主要駅が多く、東京駅(千代田区)も利用しやすいです。

中央区の治安は?

中央区の1000人あたりの犯罪件数は2.2。23区中第5位の低さとなり、都内でも指折りの治安のよい区といえます。

中央区の災害リスクは?

隅田川・神田川・日本橋川が氾濫した場合に、沿岸の浜町や人形町をはじめ、晴海などの湾岸エリアで浸水が予想されます。また、荒川が氾濫した場合に、湾岸エリアを除く区のほぼ全域で浸水が予想されます。
地震発生時の危険度は23区の中でも低いですが、月島エリアでは地震による建物の倒壊リスクが高くなっています。

港区

華やかなベイエリアに大規模マンションが林立

港区

東京タワーや六本木ヒルズといった東京を代表する名所や、大型商業施設が充実している港区。武蔵野台地と湾岸地帯の起伏に富んだ地形のため区内には坂が多く、名前のついているものだけでも80以上もの坂が見られます。タワーマンション建設が進む芝浦・汐留・港南などの湾岸エリアや虎ノ門、田町などで人口が増えています。

港区の基本データ

面積20.37㎢
人口260,486人(男123,410人、女137,076人)
人口密度1㎢あたり12,787.7人
世帯数146,160世帯

港区の住宅地の平均価格は?

1㎡あたり2,297,300円(23区で2番目に高い)

港区の利便性は?

JRの新幹線と在来線、東京メトロ、都営地下鉄、京浜急行、ゆりかもめ、東京モノレールの計17路線が区内を通ります。品川駅、浜松町駅、表参道駅、青山一丁目駅、六本木駅などの主要駅も多数。

港区の治安は?

大使館が多いことから警備の数が多く、治安は良好。1000人あたりの犯罪件数は1.95と23区中第2位の低さ。

港区の災害リスクは?

地震が発生した場合の危険度は23区の中でも比較的低いです。
浜松町駅周辺の海沿いや古川沿いは津波や洪水、高潮による浸水リスクがあります。また、台地と低地の境目では土砂災害のリスクも。

台東区

レトロな商店街があり、親しみやすい雰囲気が魅力

台東区

浅草や上野といった観光地のイメージが強い台東区ですが、古き良き江戸の面影を残す谷中や入谷、“日本のブルックリン”と呼ばれる蔵前などのエリアは住宅地としても人気があります。庶民の街だけに、物価も23区の中では比較的安め。地元のスーパーはもちろん、アメ横や谷中銀座、かっぱ橋道具街など、昔ながらの商店街でお買い物ができます。

台東区の基本データ

面積10.11㎢
人口211,444人(男108,586人、女102,858人)
人口密度1㎢あたり20,914.3人
世帯数124,345世帯

台東区の住宅地の平均価格は?

1㎡あたり1,043,200円

台東区の利便性は?

JRの新幹線および在来線、東京メトロ、都営地下鉄、京成電鉄、東武鉄道、つくばエクスプレスの計19路線が区内を通り、上野駅、御徒町駅、浅草駅、新御徒町駅などの主要駅を結んでいます。

台東区の治安は?

1000人あたりの犯罪発生件数は4.73で、23区中ワースト1位。浅草や上野といった人の出入りの多い繁華街で、犯罪やトラブルが多発しています。

台東区の災害リスクは?

荒川が氾濫した場合に、区の大部分で浸水が予想されます。また、神田川が氾濫した場合に、神田川沿いから稲荷町駅のあたりまで浸水が予想されます。
地震のリスクとしては、地震発生時に日本堤、根岸、橋場などで建物の倒壊や火災の危険度が比較的高いとされています。

墨田区

東京の夏空を飾る「隅田川花火大会」の地元

墨田区

東京スカイツリー、両国国技館、江戸東京博物館といった東京を代表する観光地が集まる墨田区。夏の風物詩「隅田川花火大会」の舞台となる隅田川や、荒川、旧中川の3つの河川に囲まれています。下町の住宅地が多いことからファミリー世帯が住みやすく、交通アクセスのよい押上駅周辺や錦糸町駅周辺は特に人気の高いエリアです。

墨田区の基本データ

面積13.77㎢
人口272,085人(男134,787人、女137,298人)
人口密度1㎢あたり19,759.3人
世帯数145,768世帯

墨田区の住宅地の平均価格は?

1㎡あたり490,700円

墨田区の利便性は?

JR総武線各停・総武線快速、東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄浅草線・新宿線・大江戸線、京成電鉄押上線、東武鉄道伊勢崎線・亀戸線の計9路線が区内を通ります。主要駅である錦糸町駅、押上駅には複数路線が乗り入れています。

墨田区の治安は?

墨田区の1000人あたりの犯罪発生件数は3.42で、23区中ワースト5位。大きな繁華街のある錦糸町駅周辺で、トラブルやケンカ、自転車盗などが多く見られます。

墨田区の災害リスクは?

荒川の氾濫や高潮によって、区の大部分が浸水するリスクがあります。
また、押上、京島、墨田などのエリアで地震発生時の建物の倒壊や火災のリスクが高くなっています。

江東区

湾岸エリアを中心に若いファミリーが増加

江東区

江戸時代に水運で栄えた歴史を持ち、区内のいたるところに運河と橋が見られる“水彩都市”。近年は新木場や有明、豊洲といったウォーターフロントで子育て世帯の移住が増え、人口が増加しています。23区でも持ち家比率が高いですが、マンションが多く、一戸建ては少なめです。

江東区の基本データ

面積42.99㎢
人口524,310人(男258,015人、女266,295人)
人口密度1㎢あたり12,196.1人
世帯数264,278世帯

江東区の住宅地の平均価格は?

1㎡あたり539,400円

江東区の利便性は?

JR総武線各停・京葉線・武蔵野線、東京メトロ東西線・有楽町線・半蔵門線、都営地下鉄新宿線・大江戸線、東武鉄道亀戸線、ゆりかもめ、りんかい線の計11路線が区内を通ります。東京メトロ有楽町線とゆりかもめ線が乗り入れる豊洲駅をはじめ、門前仲町駅、亀戸駅などの主要駅があります。

江東区の治安は?

江東区の1000人あたりの犯罪発生件数は2.42で、23区中第8位の低さです。亀戸駅周辺でトラブルが多く見られるものの、住宅地の治安は比較的良好です。

江東区の災害リスクは?

新木場・東雲・有明といった区の南側は地盤が高いですが、それ以外の低いエリアは荒川が氾濫した場合に大部分が浸水すると予想されます。
大島、亀戸、北砂、東砂などは地震の揺れによる建物の倒壊や火災のリスクが高いエリアです。

葛飾区

国民的作品の舞台となった下町が生活圏に

葛飾区

レトロな商店街やご近所コミュニティが息づく日本屈指の下町。映画「男はつらいよ」で知られる柴又や、漫画「こち亀」の亀有、新小岩駅周辺などは住宅地としても人気があります。持ち家率、一戸建て率は23区の中で第1位。家族で一緒に住む世帯が多く、単身世帯率は23区で最も低いです。

葛飾区の基本データ

面積34.8㎢
人口453,093人(男225,758人、女227,335人)
人口密度1㎢あたり13,019.9人
世帯数215,948世帯

葛飾区の住宅地の平均価格は?

1㎡あたり346,500円(23区で最も安い)

葛飾区の利便性は?

JR常磐線・総武線(各停・快速)、京成電鉄本線・成田空港線・押上線・金町線、北総鉄道北総線の計7路線が乗り入れています。区内の主要駅は、新小岩駅、金町駅、京成高砂駅、青砥駅、亀有駅など。区境の近くには東京メトロ千代田線綾瀬駅(足立区)もあります。

葛飾区の治安は?

葛飾区の1000人あたりの犯罪発生件数は3.24で、これは23区中第18位の低さ。自転車盗の手口が多い傾向です。

葛飾区の災害リスクは?

荒川・中川・江戸川が氾濫した場合に、区の大部分が浸水するリスクがあります。
また、地震発生時に火災が発生する危険度が高いエリアとして、鎌倉、新小岩、立石、西新小岩などがあります。

江戸川区

緑と水辺の自然豊かな公園が充実

江戸川区

大小の公園が集まる「総合レクリエーション公園」や、貴重な水鳥の生息地として都内で初めてラムサール条約湿地に登録された「葛西臨海公園」などがあり、公園面積は23区中トップ。交通アクセスのよい南部の葛西エリアや、区画整理が進む瑞江駅を中心とした東部エリアで人口が増えています。

江戸川区の基本データ

面積49.9㎢
人口697,932人(男351,327人、女346,605人)
人口密度1㎢あたり13,986.6人
世帯数333,200世帯

江戸川区の住宅地の平均価格は?

1㎡あたり394,900円(23区で3番目に安い)

江戸川区の利便性は?

JR総武線各停、京葉線・武蔵野線、東京メトロ東西線、都営地下鉄新宿線、京成電鉄本線の計5路線の駅が区内にあります。区境に近いJR新小岩駅や北総鉄道柴又駅(ともに葛飾区)、東京メトロ浦安駅(千葉県浦安市)が利用できるエリアも。

江戸川区の治安は?

江戸川区の1000人あたりの犯罪発生件数は2.96で、23区中第14位の低さとなっています。自転車盗が多く発生しています。

江戸川区の災害リスクは?

江戸川と荒川が氾濫した場合に、区の大部分が浸水するリスクがあります。
また、地震発生時に建物の倒壊や火災のリスクが高いとされる西瑞江や平井のようなエリアも点在しています。

新宿区

世界一のターミナル駅があるエネルギッシュな街

新宿区

日本屈指の繁華街・ビジネス街で副都心の新宿駅周辺、学生街で知られる高田馬場駅周辺、アジアンパワーあふれる新大久保駅周辺、緑豊かな新宿御苑~明治神宮外苑など、多彩な表情を持つ新宿区。交通の利便性もよく、ターミナル駅の新宿駅は世界一の利用者数を誇ります。23区内で最も単身者の割合が高い区でもあります。

新宿区の基本データ

面積18.22㎢
人口349,385人(男174,822人、女174,563人)
人口密度1㎢あたり19,175.9人
世帯数222,800世帯

新宿区の住宅地の平均価格は?

1㎡あたり906,100円

新宿区の利便性は?

JR、東京メトロ、京王電鉄、小田急電鉄、西武鉄道、都営地下鉄、都電荒川線の計17路線が区内を通り、新宿駅、高田馬場駅、飯田橋駅などの主要駅も多数。

新宿区の治安は?

歌舞伎町や新宿駅周辺、西新宿駅周辺など、繁華街を中心に犯罪が多発しています。1000人あたりの犯罪発生件数は4.15で、23区中ワースト4位です。

新宿区の災害リスクは?

地盤の強固な台地に位置するため、地震には比較的強いといわれますが、住宅密集地は建物倒壊と火災のリスクに注意。
神田川や妙正寺川の川沿いの低地は、河川の氾濫時に浸水するリスクがあります。

世田谷区

区全域に、憧れエリアや住みたい住宅地が多数

世田谷区

23区の中では人口が最多の約94万人が暮らす世田谷区。区面積の約90%が住居地域に指定されており、若者が多い三軒茶屋や下北沢、ファミリーに人気の二子玉川、経堂、千歳烏山、高級住宅街の成城など、「住みたい街ランキング」の常連の街がひしめきます。23区の中では一戸建ての割合が高く、持ち家率も高めです。

世田谷区の基本データ

面積58.05㎢
人口943,664人(男445,592人、女498,072人)
人口密度1㎢あたり16,256.1人
世帯数492,065世帯

世田谷区の住宅地の平均価格は?

1㎡あたり682,700円

世田谷区の利便性は?

京王電鉄京王線・井の頭線、東急電鉄世田谷線・田園都市線・大井町線・目黒線、小田急電鉄小田原線の計7路線が区内を通り、三軒茶屋駅、下北沢駅、二子玉川駅などの主要駅があります。世田谷区は23区で唯一、JRと地下鉄の駅がない区です。

世田谷区の治安は?

総人口は多いですが、住宅地の性質が強く、治安がよいといえます。1000人あたりの犯罪発生件数は2.35で、23区中6番目の低さです。

世田谷区の災害リスクは?

区の大部分が武蔵野台地の古い地盤の台地の上にあり、地震に強いエリアが多いです。
多摩川沿いの低地は、多摩川の堤防が決壊して洪水が発生した場合に浸水のおそれがあります。

渋谷区

再開発が進む若者の街で、豊かな自然に触れる

渋谷区

渋谷駅周辺エリアでは“百年に一度”といわれる大規模再開発により、商業ビルやオフィスビルなどが続々と誕生。若者やインバウンド観光客に人気の繁華街というイメージが強いですが、渋谷区内には明治神宮や代々木公園といった大きな公園があり、自然に親しみやすい一面も。また、松濤、代官山、広尾などの高級住宅地もあります。

渋谷区の基本データ

面積15.11㎢
人口243,883人(男117,907人、女125,976人)
人口密度1㎢あたり16,140.5人
世帯数149,967世帯

渋谷区の住宅地の平均価格は?

1㎡あたり1,483,200円(23区で4番目に高い)

渋谷区の利便性は?

JR、東京メトロ、都営地下鉄、京王電鉄、東急電鉄、小田急電鉄の計16路線が区内を通ります。主要駅として、渋谷駅、恵比寿駅、原宿駅、代々木駅などがあります。

渋谷区の治安は?

渋谷区の1000人あたりの犯罪発生件数は4.36で、23区中ワースト3位。繁華街がある渋谷区周辺は人混みが激しいことから、多くの犯罪が発生しています。

渋谷区の災害リスクは?

渋谷駅付近の明治道路沿い、宇田川遊歩道沿い、神田川に近い本町エリアは、神田川や渋谷川が氾濫した場合に浸水リスクがあります。
地盤が強固な渋谷区では地震発生時の危険度が比較的低いエリアが多いですが、本町エリアは火災の危険が高く、避難や救助活動が困難になるおそれも。

中野区

賑やかな駅前と落ち着きのある住宅地が両立

中野区

20代、30代の若者世代が人口の約34%を占める中野区。人口の移り変わりも激しく、持ち家率は23区の中で最も低い割合となっています。中野駅前はサブカルチャーの聖地として知られる「中野ブロードウェイ」や、全長224メートルのアーケード商店街「中野サンモール」があって賑やかですが、繁華街を抜けると閑静な住宅地も見られます。

中野区の基本データ

面積15.59㎢
人口344,880人(男172,525人、女172,355人)
人口密度1㎢あたり22,121.9人
世帯数208,093世帯

中野区の住宅地の平均価格は?

1㎡あたり675,000円

中野区の利便性は?

JR中央線快速・中央総武線、東京メトロ丸ノ内線・東西線、西武鉄道西武新宿線、都営地下鉄大江戸線の計6路線が区内を通り、主要駅の中野駅、中野坂上駅、東中野駅を中心に交通網が発達しています。

中野区の治安は?

中野区の1000人あたりの犯罪発生件数は3.07で、23区中16番目の低さ。中野駅や中野坂上駅といった駅周辺で自転車盗や侵入窃盗が多い傾向です。

中野区の災害リスクは?

区内のほとんどが地盤の固い武蔵野台地にあるため、地震の揺れに強いエリアが多いのが特徴。ただし密集地の野方や大和町、若宮といったエリアは、大地震発生時に火災のリスクがあります。
妙正寺川、江古田川、神田川、善福寺川の川沿いなどの低地は大雨による浸水の危険も。

杉並区

武蔵野の自然豊かで落ち着きのある住宅都市

杉並区

駅前に商店街が広がり、下町の活気あふれる高円寺駅周辺エリアや阿佐ヶ谷駅周辺エリア、“日本一ポルシェが売れる”といわれる高級住宅地の浜田山エリアなど、魅力的な街が集まっています。武蔵野の面影を残す自然に恵まれ、交通や買い物にも便利で治安もよいなど住環境が良好。23区の中でも持ち家率は高めです。

杉並区の基本データ

面積34.06㎢
人口591,108人(男284,301人、女306,807人)
人口密度1㎢あたり17,354.9人
世帯数336,339世帯

杉並区の住宅地の平均価格は?

1㎡あたり600,200円

杉並区の利便性は?

JR中央線快速・中央総武線、東京メトロ丸ノ内線、京王電鉄京王線・井の頭線、西武鉄道西武新宿線の計6路線が区内を通っています。主要な駅として、荻窪駅、高円寺駅、阿佐ヶ谷駅、西荻窪駅などがあります。

杉並区の治安は?

閑静な住宅街が多く、治安はよいといわれています。1000人あたりの犯罪発生件数は2.36で、23区中7番目の低さです。

杉並区の災害リスクは?

安定した地盤で地震の揺れに強い区とされていますが、阿佐谷、高円寺、下高井戸などの古い住宅が集まるエリアは、地震発生時に建物火災のリスクがあります。
妙正寺川沿い、善福寺川沿い、神田川沿いのエリアは洪水になった場合に浸水リスクがあります。

練馬区

多くの農地や公園に恵まれた環境でのびのびと

練馬区

1927年に板橋区から分離独立して誕生した練馬区は、23区で最も新しい区。現在は人口71万人を超え、世田谷区に次ぐ第2位の人口となっています。農地面積が23区中トップで、区民農園(市民農園)を随所に開設するなど、農との触れ合いが盛んです。また、住宅地に近接する公園・児童遊園も多く、子育てしやすい住環境といえます。

練馬区の基本データ

面積48.08㎢
人口752,608人(男361,770人、女390,838人)
人口密度1㎢あたり15,653.2人
世帯数374,842世帯

練馬区の住宅地の平均価格は?

1㎡あたり425,900円(23区で4番目に安い)

練馬区の利便性は?

東京メトロ有楽町線・副都心線、都営地下鉄大江戸線、西武鉄道池袋線・西武有楽町線・豊島線・西武新宿線の計7路線が乗り入れています。区内には、複数路線が乗り入れる練馬駅や、石神井公園駅、光が丘駅などの主要駅があります。

練馬区の治安は?

練馬区の1000人あたりの犯罪発生件数は2.49で、23区中10番目の低さです。練馬駅周辺で侵入窃盗や車上ねらいなどが発生していますが、繁華街から離れた住宅街は治安が比較的良好です。

練馬区の災害リスクは?

石神井川沿いや白子川沿いのエリアは、洪水による浸水のリスクに注意が必要です。
練馬区は武蔵野台地に位置するため地盤が強固で、地震が発生した場合の危険度は比較的低いエリアが多いとされています。

品川区

先進的なベイエリアと賑わいのある下町が同居

品川区

2034年以降のリニア開業に向けて、品川駅周辺では大規模な再開発が進行中。大崎駅周辺や湾岸エリアにタワーマンションがそびえる一方で、戸越や中延のように下町情緒が残るエリアも多く、住宅地として人気を集めています。関東で一番長い商店街といわれる「戸越銀座商店街」や、「なかのぶスキップロード」といった商店街も健在。

品川区の基本データ

面積22.84㎢
人口422,488人(男208,688人、女213,800人)
人口密度1㎢あたり18,497.7人
世帯数237,641世帯

品川区の住宅地の平均価格は?

1㎡あたり971,000円

品川区の利便性は?

JR、東京メトロ、都営地下鉄、東急電鉄、りんかい線、東京モノレール、京浜急行電鉄の計15路線が区内を通ります。大崎駅、五反田駅、目黒駅など主要な駅が多く、品川駅(港区)も区境の近くにあります。

品川区の治安は?

大森駅周辺などで非侵入窃盗犯罪が目立つものの、全体的に治安は良好。1000人あたりの犯罪発生件数は2.04で、23区中4番目の低さです。

品川区の災害リスクは?

品川区は地盤のよい台地が多いですが、低地に住宅が密集している二葉や大井など、地震発生時の危険度が高いエリアも見られます。
また、京浜東北線の東側の海沿いや目黒川沿いの低地では洪水や高潮による浸水リスクが高くなっています。

目黒区

女性に人気のおしゃれな街がずらり

目黒区

スイーツの聖地である自由が丘、川沿いにおしゃれなカフェが並ぶ中目黒といった「住みたい街ランキング」で上位にランクインする街が集まる目黒区。青葉台や碑文谷などの高級住宅地も点在しており、喧騒とは無縁の環境が広がります。静かな住宅地の性質が強い区ですが、都心へのアクセスは良好です。

目黒区の基本データ

面積14.67㎢
人口288,088人(男135,820人、女152,268人)
人口密度1㎢あたり19,637.9人
世帯数155,715世帯

目黒区の住宅地の平均価格は?

1㎡あたり1,090,800円

目黒区の利便性は?

東京メトロ日比谷線、京王電鉄井の頭線、東急電鉄東横線・大井町線・目黒線の計5路線の駅が区内にあります。中目黒駅や学芸大学駅、区境の近くにあるJR・東急電鉄目黒駅(品川区)が主要駅です。

目黒区の治安は?

目黒区の1000人あたりの犯罪発生件数は2.45で、23区中9番目の低さ。治安はよいほうですが、侵入窃盗や自転車盗などの窃盗犯罪が見られます。

目黒区の災害リスクは?

区の大部分が安定した地盤の台地上にあり、地震発生時の危険度は低いエリアが多いです。
目黒川沿い、呑川本流緑道周辺、立会川緑道周辺のエリアは河川の氾濫などによる浸水リスクがあります。

大田区

繁華な海沿いと閑静な台地の2面を併せ持つ区

大田区

“日本の空の玄関”の羽田空港を有する大田区は、総面積が約62㎢と、23区の中では最も広い区です。海沿いや多摩川沿いに住宅と工場が密集する南西部の蒲田エリアは、交通や暮らしの利便性の高さが自慢。また、北西部の大森エリアは武蔵野台地の丘陵地帯にあり、緑豊かな田園調布、雪谷、久が原など、落ち着いた住環境が整っています。

大田区の基本データ

面積61.86㎢
人口748,081人(男372,464人、女375,617人)
人口密度1㎢あたり12,093.1人
世帯数399,628世帯

大田区の住宅地の平均価格は?

1㎡あたり579,100円

大田区の利便性は?

区内を走る鉄道は、JR京浜東北線、都営地下鉄浅草線、京浜急行電鉄本線・空港線、東急電鉄多摩川線・池上線・大井町線・東横線・目黒線、東京モノレールの計10路線です。蒲田駅、京急蒲田駅、羽田空港各駅などが主要駅となっています。

大田区の治安は?

大田区の1000人あたりの犯罪発生件数は2.78で、23区中12番目の低さ。蒲田駅など駅周辺での自転車盗や万引きが多い傾向です。

大田区の災害リスクは?

区の北西部は高台の台地で、地盤が安定しており地震や水害のリスクは低め。南西部の低地は洪水や高潮による浸水リスクがあります。
また、古い住宅が密集する西蒲田、南蒲田、西六郷、仲六郷などは地震発生時に建物の倒壊や火災のリスクが高いエリアです。

文京区

山手線内に位置する穏やかな文教地区

文京区

多くの大学や学校が集まる文教エリア。教育熱心な家庭が多く、私立中学受験・進学率は23区でトップといわれています。本駒込や目白台といった高台の高級住宅街のほかに、白山、根津、千駄木など庶民的なエリアも少なくありません。区内に大きな繁華街がないため夜は意外と静かで、治安も良好です。

文京区の基本データ

面積11.29㎢
人口240,069人(男115,483人、女124,586人)
人口密度1㎢あたり21,263.9人
世帯数133,661世帯

文京区の住宅地の平均価格は?

1㎡あたり1,136,700円(23区で5番目に高い)

文京区の利便性は?

東京メトロ丸ノ内線・南北線・有楽町線・千代田線、都営地下鉄三田線・大江戸線の計6路線が区内を通っています。JRの駅はないものの、後楽園駅、本郷三丁目駅、千駄木駅などの主要駅があります。

文京区の治安は?

文京区の1000人あたりの犯罪発生件数は1.54と23区で最も低い数値です。一人暮らしの女性やファミリーも安心して住みやすい環境といえるでしょう。

文京区の災害リスクは?

地盤が安定しており、23区の中では地震に比較的強いですが、古い住宅が多い根津や千駄木などのエリアは地震発生時に建物の倒壊や火災の危険度が高くなっています。 神田川沿いのエリアは洪水や高潮で浸水が予想されます。

豊島区

単身・若者世帯が多く集まる副都心エリア

豊島区

副都心の池袋を中心に発展。複数路線が乗り入れる巨大ターミナル駅である池袋駅の1日の利用客数は、新宿駅、渋谷駅に次いで世界第3位を誇ります。住人は単身者や若い世代が多いため、持ち家の割合が低いことも豊島区の特徴です。区内には都内屈指のお屋敷街である目白のほか、駒込や高田といった住宅地があります。

豊島区の基本データ

面積13.01㎢
人口301,599人(男151,020人、女150,579人)
人口密度1㎢あたり23,182.1人
世帯数183,819世帯

豊島区の住宅地の平均価格は?

1㎡あたり728,400円

豊島区の利便性は?

池袋駅を主要駅として、区内にはJR山手線・湘南新宿ライン、東京メトロ丸ノ内線・南北線・有楽町線・副都心線、都営地下鉄三田線、都電荒川線の計8路線からなる交通網が発達しています。大江戸線落合南長崎駅(新宿区)も区境の近くに。

豊島区の治安は?

大きな繁華街がある池袋駅周辺や東池袋駅周辺で犯罪が多くなっています。1000人あたりの犯罪発生件数は4.47で、23区中ワースト2位です。

豊島区の災害リスクは?

区の大部分が武蔵野台地にあり、地震の揺れには比較的強いですが、住宅の密集するエリアでは建物の倒壊や火災に注意しましょう。
神田川に近い高田エリアは、河川の氾濫による浸水リスクがあります。

北区

駅徒歩の立地条件が叶う交通利便性の高い街

北区

区内にあるJRの駅数は11駅と23区中トップで、区内の全域から徒歩圏内に駅があるなど、交通アクセスが良好。区が実施する意識調査でも、区民の約7割が「生活・交通の利便性がよい」と回答しており、利便性の高さが伺えます。駅周辺の商業施設や商店街が充実している赤羽や東十条、桜の名所として知られる飛鳥山公園に近い王子などのエリアが人気です。

北区の基本データ

面積20.61㎢
人口355,213人(男176,289人、女178,924人)
人口密度1㎢あたり17,235人
世帯数189,700世帯

北区の住宅地の平均価格は?

1㎡あたり597,400円

北区の利便性は?

JR山手線・埼京線・京浜東北線・上野東京ライン・湘南新宿ライン、東京メトロ南北線、埼玉高速鉄道線、都電荒川線の計8路線の駅が区内にあります。北区最大のターミナル駅である赤羽駅や、王子駅が主要な駅です。

北区の治安は?

北区の1000人あたりの犯罪発生件数は3.2で、23区中17番目の低さ。王子駅周辺で自転車盗や万引きなどの非侵入窃盗が多い傾向です。

北区の災害リスクは?

JR京浜東北線を境として、東側が低地、西側が台地となっており、荒川に近い東側の低地エリアは河川の氾濫や高潮によって大部分が浸水するリスクがあります。
また、古い住宅が多い豊島や志茂などのエリアは、地震発生時の建物倒壊や火災の危険度が比較的高いです。

荒川区

下町の風情を残しつつ、駅前では再開発ラッシュ

荒川区

区の北東部に隅田川が流れ、昭和の下町人情が息づく荒川区。東京23区の中では物価が安いほうで、地元の商店街も活気があるなど、暮らしの利便性が高いのが特徴です。近年になって再開発が進み、南千住駅周辺や町屋駅前周辺の利便性や住環境が向上。また、日暮里駅周辺や三河島駅前でも再開発が計画され、いっそうの発展が期待されています。

荒川区の基本データ

面積10.16㎢
人口217,475人(男107,683人、女109,792人)
人口密度1㎢あたり21,405人
世帯数112,009世帯

荒川区の住宅地の平均価格は?

1㎡あたり577,200円

荒川区の利便性は?

区内を走る鉄道は、JR山手線・京浜東北線・上野東京ライン、東京メトロ千代田線・日比谷線、京成電鉄本線、都電荒川線、日暮里・舎人ライナー、つくばエクスプレスの計9路線。日暮里駅や西日暮里駅などの主要駅があります。

荒川区の治安は?

荒川区の1000人あたりの犯罪発生件数は3.02。23区中15番目の低さです。凶悪な犯罪は少ないものの、自転車盗などの非侵入窃盗が比較的多く発生しています。

荒川区の災害リスクは?

区の大部分が低地で地盤が弱いため、地震の揺れが増幅されやすく、危険度は高め。また、大雨により荒川の堤防が複数個所決壊すると浸水の可能性もあります。特に隅田川沿いの尾久は、洪水や高潮の浸水被害のリスクが高いエリアです。

板橋区

最先端の医療施設にアクセスしやすい

板橋区

区内には大学病院など複数の大規模病院があり、病床数は23区で最多。近年は子育て施策にも力を入れており、日経新聞社による「共働き子育てしやすい街ランキング2024」では全国第3位にランクインしました。スーパーが多く生活利便性が高い板橋駅周辺や、池袋まで2駅の下板橋駅周辺などが人気を集めています。

板橋区の基本データ

面積32.22㎢
浴室584,483人(男286,179人、女298,304人)
人口密度1㎢あたり18,140.4人
世帯数314,446世帯

板橋区の住宅地の平均価格は?

1㎡あたり472,200円(23区で5番目に安い)

板橋区の利便性は?

東京メトロ有楽町線・副都心線、都営地下鉄三田線、東武鉄道東上線の計4路線の駅が区内にあります。主要駅であるJR板橋駅は、駅の住所が北区にあり、板橋区と豊島区の区境にも近い立地です。

板橋区の治安は?

板橋区の1000人あたりの犯罪発生件数は2.75で、これは23区中11番目の低さ。駅周辺や繁華街を除けば、治安の心配は比較的少ないです。

板橋区の災害リスクは?

区内は台地が多く、地盤が比較的安定していますが、台地と低地の境目では土砂災害の危険があります。
また、首都高速5号池袋線より北側のエリアは、荒川が氾濫した場合に浸水が予想されます。

足立区

区の施策により地域の安全性が強化

足立区

23区で最も物価が安いといわれる庶民の区。近年、つくばエクスプレスや日暮里・舎人ライナー開通にともなう大学の誘致や、沿線地域の都市開発などで都市基盤の整備が進んでいます。治安が悪いというイメージで語られがちですが、区の施策などもあり、2021年の刑法犯認知件数はピーク時から8割減と大幅に改善しました。

足立区の基本データ

面積53.25㎢
人口695,043人(男347,408人、女347,635人)
人口密度1㎢あたり13,052.5人
世帯数345,346世帯

足立区の住宅地の平均価格は?

1㎡あたり348,500円(23区で2番目に安い)

足立区の利便性は?

JR上野東京ライン、東京メトロ日比谷線・千代田線、東武鉄道伊勢崎線・大師線、京成電鉄本線、つくばエクスプレス、日暮里・舎人ライナーの計8路線の駅が区内を通っています。利用者の多い主要駅として、北千住駅、綾瀬駅、竹ノ塚駅などがあります。

足立区の治安は?

足立区の1000人あたりの犯罪発生件数は2.81で、これは23区中13番目の低さです。地域の自主防犯パトロール活動など治安向上の取り組みも盛んです。

足立区の災害リスクは?

荒川が氾濫した場合に区のほぼ全域が浸水し、台風などによる高潮でも、東部のエリアが浸水するリスクがあります。 古い住宅が集まるエリアでは、地震が発生した際の建物の倒壊や火災の危険度も高いです。

出典

各区の基本データ

東京都の統計「国勢調査」より
「令和2年国勢調査 東京都区市町村町丁別報告」
「令和2年国勢調査による東京都の昼間人口(従業地・通学地による人口)」

各区の住宅地の平均価格

国土交通省「令和6年地価公示」より「東京圏の市区の住宅地の平均価格等」

各区の治安

東京都の統計「国勢調査」より
「令和2年国勢調査による東京都の昼間人口(従業地・通学地による人口)」
警視庁「令和2年 区市町村の町丁別、罪種別及び手口別認知件数」
警視庁「犯罪情報マップ」
※各区の犯罪発生件数は、「犯罪認知件数÷(各区の昼間人口+常住人口)×1,000」で算出しています。

各区の災害リスク

各区のサイトおよびハザードマップ 東京都不燃化ポータルサイト「地域危険度一覧表」
※災害リスクは、同一の区や地域内でも危険度に差があります。各区が発行する災害ハザードマップや災害履歴などを確認の上、リスクを判断してください。

まとめると…まとめると…

自分が住みやすい場所とは? 街の魅力を見極め、楽しい新生活を!

家の内観をチェックする夫婦

“東京一極集中”といわれる日本の人口のうち、都民の約7割が暮らしているのが23区。それぞれの区や街に個性があって、どこがよいかは個々のライフスタイルや家族構成によって異なります。各区の雰囲気や街の情報を確かめて、住み心地のよい場所を選びましょう。

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最終更新日 2025年4月30日