2017年11月2日 更新
マイホームを検討中の人たちの間で、関心が高まる中古住宅。中古住宅にはどのようなメリットや特徴があるのでしょうか?
東日本不動産流通機構のデータによると、2016年に首都圏で売買された戸建て住宅の取引価格の平均は新築が3522万円であったのに対し、中古は3030万円。新築より中古のほうが約500万円も安くなっています。
ここ5年の取引価格を見ても、新築と中古の価格差は大体400~500万円前後で推移しています。これだけの価格差があれば、同じ予算でも新築ではなく中古を選べば、立地や広さ、建物のグレードなど、より好条件の物件を手に入れることもできます。
| 成約年 | 新築住宅の価格 | 中古住宅の価格 |
|---|---|---|
| 2012年 | 3419万円 | 2917万円 |
| 2013年 | 3416万円 | 2921万円 |
| 2014年 | 3447万円 | 2917万円 |
| 2015年 | 3414万円 | 3011万円 |
| 2016年 | 3522万円 | 3030万円 |
(公益財団法人東日本不動産流通機構「首都圏不動産流通市場の動向」2016年より)
最近では新築マンションが都市の中心部や駅に近い立地で分譲されるケースが増えていますが、新築戸建て住宅の場合、郊外や駅から少し離れた立地で分譲されるなど、これから街が発展することを見込んだエリアの物件がほとんどです。
その点、中古住宅なら既に発展している街での物件も期待できるので、「住みたい街ランキング」で上位にランクインするような人気の街や、通勤・通学のアクセス、子どもの学区などエリアを優先して家探しをしたい人にもオススメです。
新居に暮らし始めてから、ご近所とのトラブルが発生!……というケースは意外と多いものです。けれども中古住宅なら既にご近所のコミュニティが完成しているため、下見を重ねることで厄介な隣人の存在など、ご近所トラブルのニオイを事前に察知しやすいといえるでしょう。
未完成の新築住宅を購入する場合、建物の仕上がりや暮らしのイメージは図面などから想像するしかありませんが、中古なら既に建っている住宅の様子を見て購入できるので安心。
マンションでも、中古なら共用部の管理状況などをみて、購入を検討することができます。
リフォームをしていない中古住宅を購入して、ライフスタイルや家族構成、趣味などに応じて自分好みのリフォームを行うこともできます。
ただしリフォームの内容によっては予想以上に費用がかさんで予算オーバーになることもあるので注意!
※リフォームについては後ほど「中古住宅を買ってリフォームする」で説明します。
中古住宅の主なメリットは上記のとおりですが、不動産流通経営協会のレポートによると、中古住宅の購入理由は「希望エリアの物件だったから」という人が64.3%、「手頃な価格だったから」という人が54.7%でした。
マイホームは「人生で最大の買い物」などと言われるように、費用の捻出は大きな関心事です。人気エリアであるほど住宅の相場は高くなりますので、エリアや予算の面でも積極的に中古住宅を検討したいものですね。
中古住宅を購入した理由(複数回答可)
(不動産流通経営協会「第21回 不動産流通業に関する消費者動向調査」2016年度より)
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