新築・増改築で気を付けることは?
ふだんの生活では法律を意識しなくても、新築や増改築をしようとすると「建築基準法」や「建築物省エネ法」などの法律の名称を見聞きするようになります。家づくりにかかわる法律を知る上で、気を付けたいポイントをまとめました。
このページの見どころ!!
家づくりは法律の規制を受ける
新築も増改築も、ルールに沿った計画が大前提
注文住宅の新築や既存住宅の増改築の醍醐味といえば、「こんな家に住みたい」という希望をカタチにできることでしょう。ただし、自分の家だからといって何でも自由に建ててよい訳ではありません。家を建てる土地、建物の構造や規模、性能などは法律のさまざまな規制があり、それらのルールを踏まえたうえで、安全で快適な家づくりを計画する必要があります。
最新の改正内容をチェックしよう
改正前と後では、建てられる構造などが変わることも
家づくりの法律は、建築技術の進歩や社会経済状況の変化といった現状に対応するために度々改正が行われます。改正法が施行されるタイミングによっては、建築可能な建物の構造や性能などが変わってくるなど、仕上がりや建築コストに影響を及ぼす可能性も。
最新の改正内容を住宅会社や設計者に問い合わせたり、国土交通省や自治体のWEBサイトで確認したりしましょう。
家づくりを成功させるための法律知識
法律を理解しておくとスムーズに進みやすい
新築・増改築を行うにあたり、設計者は法律に沿って家を計画し、各種申請手続きなども代行してくれます。ですから法律のことは「全部プロにおまかせ」でもよいのですが、建て主側に最低限の知識があれば、家づくりがスムーズに進みやすく、出来上がりの満足にもつながります。
新築・増改築を成功させるために、家づくりの法律のポイントを押さえておきましょう。
まとめると…
法律の規制を知り、家づくりに活かす。「できること・できないこと」を明確に
家づくりにおいて、法律による規制を避けて通ることはできません。家を建てたい土地、建物の構造や規模、性能など、望みどおりの家づくりを実現するには、各種の規制から「できること」と「できないこと」を知っておくことが大切。次のページからは、家づくりにかかわる法律を具体的に取り上げていきます。
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最終更新日 2024年10月2日
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