2015年6月23日 更新
ガレージとは、もともと自動車を保管する車庫という意味ですが、そこから自動車やバイクのメンテナンス、趣味の作業・工作を行うスペースを指すようになりました。
屋根や壁があり、大切な愛車を風雨から守る空間であると同時に、靴のまま出入りできてDIYなどの趣味に打ち込めるガレージは、昔の日本の家の「土間」や「離れ」の感覚に近いと言えます。
ガレージとひと言で言っても、その大きさ・用途・内外装などは千差万別。ガレージには決まった使い方というものはありませんから、趣味や目的に応じてあなた好みのガレージをつくっていきましょう。
愛車の保管スペースとして 自動車かバイクか、車種、台数により広さが異なります。単に愛車を格納するだけでなく、愛車のメンテナンスを行う場所にも。
工作・作業・DIYの空間として 屋根と壁に仕切られているため、天候などを気にせずに作業ができます。
その他の趣味の場として 楽器の演奏や写真撮影、絵画などの趣味を楽しむ場所に。
憩いのスペースとして テーブルとチェアを設置して、家族や友人と語らうカフェのような空間として利用することもできます。
プロにおまかせする ガレージ専門の施工会社や、住宅の施工会社に希望を伝えてオーダーメイドでガレージの施工を依頼します。新築の場合は、間取りのプランニング時に設計担当者にガレージのプランもお願いするか、ガレージ専門の施工会社に直接依頼しましょう。
市販のガレージを設置する 市販のガレージの場合、自動車1台用なら価格の目安は約50万円~で、組み立てや設置は別途費用が発生します。車の台数や用途に応じてサイズ展開やオプションの種類も豊富です。市販のガレージを設置した後にDIYで外壁を塗装したり、内装をアレンジしたりして個性をアピールすることもできます。
DIYでつくる 自分で設計・施工を一から行う方法と、DIYキットガレージを購入してつくる方法があります。DIYキットガレージの価格の目安は自動車1台用なら木製が約150万円~、樹脂製が約20万円~。説明書どおりに組み立てていくとは言え、基本的なDIYの知識や工具(電動ドリルや電動ノコギリなど)は必須です。また、屋根や壁パネルを設置するのは1人では難しいので、複数名で施工するようにしましょう。基礎などの難しい部分はプロにおまかせして、内装だけ個人で行っても、DIY気分は十分に味わえます。ご自身のDIYレベルに応じて、適切な方法を選択しましょう。
- DIY経験が浅いなら、初めはバイク1台用など小さいガレージから挑戦する。木製のものより樹脂製の方が施工しやすい
- ガレージの土台となる基礎はしっかりと。プロにお願いするのも一つの手
- レーザー水準器などを使って、水平・垂直をしっかりチェックする
- 高所作業をともなうので安全に注意する。熱射病対策も忘れずに
- できればDIYが得意な人手を確保し、複数人で作業をする
- 難しい部分はプロに依頼する「ハーフビルド」も検討する
建物内部に設けたガレージのことをビルトインガレージと言います。建物内部から直接出入りできるため使い勝手がよい反面、作業によっては家の中に物音が響くことも考えられます。ビルトインガレージは建物の構造上、新築時にプランニングします。
敷地さえ確保できれば、新築や既存の住宅に関わらず設置することができます。別棟なのでプライバシーが保たれやすく、作業時の物音も比較的気になりません。
新たに別棟でガレージを設置すると、建築基準法の規定により「建築確認申請」の手続きが必要になります。用途地域によっては建築に制限があるため、お住まいの市町村の建築課に相談しましょう。
ガレージを手に入れたら、外装や内装にアレンジを加えてみましょう。自分好みの見た目や使い勝手を追求した空間なら、居心地の良さがさらにアップします。
ガレージのアレンジ例
ホームセンターなどで購入した木の板やトタン波板のパネル、レンガタイルなどを使って外壁のイメージを一新。ペイントを工夫して年月の風合いを出すという方法もあります。
限られた空間を有効活用するために、壁面に趣味の道具や工具の収納コーナーを設けてはいかがでしょうか? 簡単な方法としては、等間隔に穴が空いたパンチングボード(穴あきボード)を壁に取り付け、穴に直接フックをかけたり、突っ張り棒を穴に差してその上に板を置いて棚にしたりするなどして道具などを収納します。また、1×4材や2×4材を使って棚をつくる、マグネットボードや鉄板を壁に取り付けてマグネットフックや紙類を収納するなどのアイデアも。
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