【専門家監修】コロナ禍のお部屋探しを成功させるポイント紹介!

2021年3月26日

新型コロナウイルスのパンデミックは、世界中の日常を変えました。「新しい生活様式」という言葉も生まれ、これまでの習慣が見直されています。コロナ禍において、お部屋探しのチェックポイントや、不動産業のあり方にはどんな影響を与えたでしょうか。この記事では、コロナ禍のお部屋探しを成功するためのポイントを解説していきます.

1.コロナによるお部屋探しの変化とは

1-1.オンライン内見が広まる

コロナ禍では、感染拡大を防ぐため、外出自粛が呼びかけられ、不要不急の外出を控える人が増えました。また、遠隔システムを利用して在宅のリモートワークをするケースも一般的になりつつあります。気軽に出かけられない環境下のため、お部屋探しでも「オンライン内見」を採用する不動産会社も増えました。オンライン内見とは、インターネットを介して、物件の状態を映像で確認したり、説明を受けたりできるサービスのことです。コロナ禍の前から一部の不動産会社で実施されていたものの、パンデミック後は大きく注目度が上がっています。

1-2.コロナ禍以降のお部屋探しに求められること

コロナ禍以降、多くの人が自宅に「暮らしやすさ」を求めるようになっています。どうしてもインドアな生活を強いられるため、「長い時間を過ごす空間は快適にしたい」と考える傾向が強まっているのです。そのため、不動産会社の担当者と直接会わなくても、お部屋探しをできるサービスも求められています。そこで、注目されているのが、お部屋探しの相談から契約手続きまで、すべてオンラインで完了できる手法です。

2.不動産屋のコロナ対策

2-1.オンラインへの移行が進む

お部屋探しは、不動産会社の担当者と対面していろいろな相談をしながら進めるのが一般的です。例えば、内見の際も現地まで足を運び、同行した不動産会社の担当者から説明を受ける流れが多いでしょう。しかし、コロナ禍では、誰かと会ったり遠方まで足を運んだりすることに不安を感じる人も少なくありません。従前、不動産会社のオンライン対応は少数派でしたが、コロナ禍をきっかけとして浸透しつつあります。

2-2.IT重説などコロナ対策が徹底される

不動産会社による物件の重要事項の説明が「重説」です。コロナ禍以前から、オンラインで重説を行う「IT重説」が可能となっていましたが、外出自粛を余儀なくされたことから広まりました。IT重説では、必要な書類が郵送され期日までに提出してもらうシステムです。この方法により、人との接触機会を減らして契約に必要な手続きを進めることが可能になりました。さらに、不動産会社の店内には感染防止のためのアクリル板が設けられ、アルコール消毒を徹底。人が集まるイベントも自粛するなど、不動産会社におけるコロナ対策は強く意識されています。

3.コロナ禍の内見

3-1.リスクを避けて内見をしよう

感染対策を施した内見がコロナ禍では注目され、顧客と不動産会社、双方がマスクを着用したり、検温を行ったりしながら、感染リスクが最小限に抑え込まれています。また、必要な道具はなるべく持参することも大切です。筆記用具や、スリッパの貸し借りで感染する可能性もあるため、持ち主が不明のものは使わないのが得策です。まずは、不動産会社にコロナ禍の内見の注意点を聞いておきましょう。

3-2.万全を期して内見に臨む

体調管理も非常に大事です。少しでも体調に異変を感じた場合は、内見をキャンセルするようにしましょう。せきが出ていたり、熱っぽかったりする場合は特に注意です。さらに、消毒液やウェットティッシュも自分で用意しておくと安心でしょう。これらのグッズは、多くの不動産会社が用意している傾向ですが、万全を期すなら自分でも常時携帯しておくことも大切です。内見の前後でこまめに指先を消毒することで感染リスクを下げることが期待できるでしょう。

4.オンライン内見とは

4-1.どのようなメリットがある?

現地へ足を運ぶ必要がなく感染リスクを下げることができるため、オンライン内見は人気です。オンライン内見では、他人に接触することなく、物件の詳細を調べることができます。また、遠隔システムを使うことで不動産会社との会話も可能です。現地での内見に近い情報が、オンラインでも得られるため、オンライン内見のほうが便利なポイントもあります。例えば、アクセスが不便な場所にあるような物件でも、自宅から内見することが可能です。移動時間をかけなくてすむため、顧客の負担が減るでしょう。

4-2.デメリットにも気をつけよう

オンライン内見だけで確認できない情報もある点には、注意が必要です。まず、オンラインでは物件を映像でしか確認できません。そのため、周辺の雰囲気や、治安といった内容までは感じ取れないため、足を運んだときにイメージと雰囲気が異なる可能性があります。また、システムによっては、映像や音声が不安定でよく確認できないケースもあるでしょう。その場合、物件のビジュアルをしっかりと認識できなくなってしまうため、現地での内見と比較してクオリティが低下する可能性があります。

5.コロナ禍で注目すべきポイント

5-1.環境と家賃に注目

まず、お部屋探しでは「静かな環境かどうか」をチェックしましょう。コロナ禍では、オンライン授業やテレワークの頻度が増えているため、騒音が気になるような場所では、勉強や仕事に支障をきたしかねません。そもそも、お家時間が長くなる以上、騒々しい空間ではストレスがたまってしまうため、物件の周辺環境や防音設備は、念入りに確認したいところです。また、家賃も慎重に見極めることが肝心です。コロナ禍では、仕事が激減したり解雇されたりするなどで、収入が減少している世帯も少なくありません。そのため、現状の収入に見合った物件を探すことが理想です。

5-2.オンラインの時間を考慮する

テレワークが長くなると分かっているなら、専用スペースのある物件を探しましょう。仕切りやカーテンにより、周囲を遮断できる空間であれば自宅であってもパソコン画面に集中できます。また、作業専用の部屋がある間取りを選択肢に入れることも一つの方法です。さらに、物件のインターネット環境も無視できません。テレワークやリモート授業といったことを重視すると、インターネット回線がつながりにくい環境では大きなストレスになります。ポケットWi-Fiを用意する場合でも、接続状態は環境に左右されるため、事前に電波状況を下調べしておくことは重要です。

満足のいくお部屋を見つけよう

コロナ禍のお部屋探しは、間取りや家賃、周辺環境など注意するポイントが盛りだくさんです。感染リスクを考慮すると、「部屋の内見はなかなか足を運びにくい」と感じる人が多いでしょう。しかし、オンライン内見を活用すれば自宅からでも物件の情報収集ができます。コロナ禍では、今までのような内見は難しい傾向ですが、オンライン内見をうまく利用して自分の条件にあったお部屋を見つけましょう。

執筆者プロフィール

髙野 友樹
髙野 友樹様

公認 不動産コンサルティングマスター・宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士

株式会社 髙野不動産コンサルティング 代表取締役、株式会社 アーキバンク 取締役。
不動産会社にて600件以上の仲介、6,000戸の収益物件管理を経験した後、不動産ファンドのAM事業部マネージャーとして従事。
現在は不動産コンサルティング会社を立ち上げ、投資家や事業法人に対して不動産コンサルティングを行いながら、建築・不動産の専門家で形成される株式会社アーキバンクの取締役として、業界において革新的なサービスを開発・提供している。


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