2015年12月25日 更新
ハイブリッド車の進化系として、近年注目を集めているのがプラグインハイブリッド車です。PHV(Plug-in Hybrid Vehicle)の略称でも呼ばれています。
プラグインとは「コンセントにプラグを差し込む」という意味で、家庭にあるコンセント(100Vまたは200V)などから充電できることがプラグインハイブリッド車の最大の特徴です。
基本的な仕組みはハイブリッド車と同様で、エンジンとモーターがそれぞれ協力して車を動かします。
エンジン
ガソリンなどの燃料を燃やしてタイヤを回転させます。
燃料タンク
ガソリンなどの燃料を蓄えます。
バッテリー(蓄電池)
電気をバッテリーに溜めることによってモーターを動かします。プラグインハイブリッド車のバッテリーは、ハイブリッド車より容量が大きく、外部から充電が可能です。
モーター
バッテリーから電気を流してモーターを動かし、その力でタイヤを回転させます。
パワーコントロールユニット(PCU)
モーターの動きやバッテリーの電気を調節する装置です。
加えて、近距離は電気自動車のようにモーターのみで走り、長距離走行では自動的にエンジンに切り替わるなど、状況に応じた走り方でエネルギー効率を高めます。
バッテリーから電力供給もできる
プラグインハイブリッド車に使用されているバッテリーは、電気を蓄えるのはもちろん、車内の給電コンセントを通じて蓄えた電気を取り出せます。万一の災害で停電になった時などには移動電源車として使用できます。
スマートハウスと連動
スマートハウスとは、家庭内の電力需給(発電・蓄電・電力消費)をコンピューターで一括コントロールして、エネルギー消費を最小限に抑える住宅のこと。プラグインハイブリッド車をスマートハウスと連動させると、太陽光発電システムで発電した電気を車の充電に使うなど、家庭内で効率よくエネルギーを使うことができます。
家庭や駐車場にあるコンセント(100Vまたは200V)から充電する方法と、市街地などにある充電スタンドで急速充電する方法があります。
(経済産業省「EV・PHV情報プラットフォーム」より)
| 普通充電 | 急速充電 | ||
| 100V | 200V | ||
| 航続距離160km | 約14時間 | 約7時間 | 約30分 |
| 航続距離80km | 約8時間 | 約4時間 | 約15分 |
※充電スタンドについては「最新エコステーション事情」を参照してください
プラグインハイブリッド車などのエコカーの普及を後押しするために、政府はプラグインハイブリッド車の自動車重量税・取得税の全額免除と自動車税の軽減措置を実施しています。ほかにも地方自治体によっては独自に補助制度を設けていることもあります。
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最終更新日 2026年6月4日

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