リビング?キッチン?中古住宅で重視する場所は?

2015年3月21日

中古住宅を選ぶ際、重視したい室内エリアはどれ?

新築は手が届かないけど中古の物件なら、と考えている方は少なくないのではないでしょうか。リフォームすることで、見た目や機能を新築並みにすることができるわりに、リフォーム代も含めた毎月の支払い総額は、新築よりも安く済む例が良く見られます。
とはいえ、将来的にリフォームを考えているにしても、購入時の間取りや設備がある程度は気になるのではないでしょうか。
そこで、中古物件購入時にどのエリアを重視したいか、アンケートを取ってみました。

【質問】
中古住宅を選ぶ際、重視したい室内エリアはどれ?

【回答数】
台所:33
お風呂:30
トイレ:11
寝室:7
リビング:19

「女の城」強し!台所がお風呂を抑えてトップ!

アンケートの結果、「台所」と答えた方が一番多い結果となりました。

やはり女性にとって台所は家を選ぶ上でとても重要な場所であるから。一日の何時間を過ごす場所であり、女性の城といわれる場所であるから

台所は女性ならば家の中で一番長い時間をすごす場所だし、使い勝手のよしあしは毎日の食事に関係してくるので大事だと思う。

台所が使い勝手が悪いと住もうと思わないですから沢山の時間いるところですから

台所は一番過ごす時間が多いので、使いやすくて広いかどうかをチェックします

料理を全くされない方はきっといないでしょうし、台所だけは使い勝手が悪いか良いかでだいぶ住み心地が違ってきます。リフォームするにも台所はお金かかりますから、台所だけは重視したいですね。

「台所」の回答内容からは、女性と思われる回答がほとんどでした。中でも使い勝手に関する意見や、過ごす時間が長いことに言及しているものが多く、まずは自分が使うスペースに満足できるかどうか、それこそが判断材料の一つになっているようです。キッチンは今も昔も、女性にとって妥協できない部分なのかもしれませんね。
また、台所のリフォームにはお金がかかるからという、かなり現実的なコメントも見られました。

お風呂も人気!リビングはその下

「台所」に次いで「お風呂」、次いで「リビング」の順になりました。

お風呂は疲れをとる場所だと思っているし、長湯する事が多いので重視したいポイントになる。

家自体が落ち着く場所であると思うけど、お風呂場は1日の疲れを唯一癒すことのできる場であると思うから

水場だし、毎日使う所なので劣化具合も顕著に出る場所だと思います。

リビングが明るいかどうかが一番気になります。家族が長くいる場所なのでとても重要視します

トイレがきれいでなければどんないい物件でも不潔に感じて住みたくなくなってしまう。

「お風呂」の回答では、1日の疲れを取る場所だから、水回りは傷みが出やすいから、という意見が目立ちました。お風呂に対して拘りを持っている人は多く、ゆっくりと落ち着いて入浴できる環境は必須のようです。

「リビング」と答えた方のコメントには、家族が長く使う場所だからという内容のものが多数あり、「台所」の回答とは対照的に、家族に対する愛情が強く感じられました。
その他では「トイレ」についてのコメントに、トイレが汚いと住みたくない、といったものが見られました。古い物件の場合、特にトイレに対しては厳しい目が向けられているようです。

水回り設備は見た目が綺麗なら多少古くても大丈夫?

今回のアンケート結果から、中古住宅では「台所」や「お風呂」を重視する人が多いことがわかりました。水回りの設備が非常に傷みやすいことに起因しているのかもしれませんが、物件を購入するかどうかの大きな判断材料にもなっているようです。これは「トイレ」についても同様で、トイレが汚い時点で住みたくないという厳しい意見もありました。これらのことから、水回りの設備さえ及第点であれば、他の設備や間取りは多少のことであれば許せるのかもしれません。
リフォームを意識した購入かどうかに関わらず、水回りの設備の状態は、購入意欲に予想以上に大きな影響を与えているのかもしれませんね。

【アンケート概要】
■ 調査地域: 全国
■ 調査対象: 年齢不問・男女
■ 調査期間: 2015年02月10日~02月24日
■ 有効回答数: 100サンプル


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