2019年10月01日 更新
収納スペースにしまうものは「使用頻度別」「使う人別」「種類別」といったカテゴリ別に分けて整理すると、何があるか一目で分かりやすく、出し入れもスムーズになります。
- 「使用頻度別」
よく使うものほど取り出しやすい手前などに、あまり使わないものは手の届きにくい奥などに配置します。例えば、クローゼット収納なら普段使いのジャケットやバッグなどは扉を開閉したらすぐ手が届く場所に。反対に、シーズンオフの衣類や冠婚葬祭グッズなど、使用頻度の低いものは上のほうの棚にしまうとよいでしょう。
- 「使う人別」
家族みんなが自分のものを出し入れするシューズクロークや洗面所のキャビネットは、1人ひとり専用のスペースをつくると自分の使うものが一目で分かり、スムーズに取り出せます。
- 「種類別」
引き出しの衣類なら、シャツ・ブラウス、Tシャツ・カットソー、ポロシャツ…など種類ごとに分け、さらに半袖と長袖に分類。種類別にまとめることで幅などが揃いやすくなり、スペースをムダにせず収納できます。
クローゼットや押し入れ、キッチンのシンク下や洗面所の洗面台の下のスペースなどに空きスペースがあれば、収納ケースをスタッキング(積み重ね)したり、ラックを置いたりして、収納量を増やしましょう。
- クローゼット
吊るした衣類の下のスペースに収納ケースを配置して、たたんだ衣類やファッション小物を収納。収納ケースは上が蓋になっているタイプのものより、引き出しタイプのほうが取り出しやすく便利。
- キッチンのシンク下など
フライパンや中華鍋を重ねて収納すると、上の空いたスペースがムダになりやすく、さらに出し入れする時も大変。そこで、仕切りスタンドなどを使って立てて収納すると、スペースを有効活用できる上、取り出しやすくなります。
かさばりやすい蓋は1ヶ所にまとめて、プラスチック製の書類ケースなどに立てて収納する方法もあります。
- 洗面所の洗面台の下など
排水管などが通っている上、洗剤や掃除グッズなど形状の違うものを収納するため、スペースにムダが出やすい洗面台の下。空いたスペースがあればプラスチック製のカゴを置いたり、コの字ラックで空間を上下に仕切ったりして収納量を増やします。
引き出しを含め、収納スペースの収納量は8割が目安。それ以上詰め込むと中のアイテムが分かりづらい上、出し入れの時にゴチャゴチャになってしまうことも。
仕切りで種類や形状別に収納するなどして、見やすさと収納量アップを目指しましょう。
- 「仕切り収納」
引き出しの収納量アップに欠かせないのが「仕切り」。仕切りを使うと、引き出しの中のアイテムを種類や形状別に収納できるので、スペースをムダにせず収納できます。
厚紙や段ボールを使った仕切りなら、引き出しの奥行きや高さに合わせてカットするだけなのでお手軽です。100円ショップで買える仕切り付きケースや、ブックエンド(引き出しの高さに合ったもの)などで仕切ってもOK。
- 「立てて収納」
シャツなどの衣類をたたんで引き出しに収納するなら、重ねるよりも立てたほうが収納量も増え、どんな衣類があるか、一目で分かるようになります。
たたむ時は、引き出しの高さより少し低くたたみ、折り山を上にして立てること。これなら引き出しの開閉の邪魔にならず、スムーズに取り出せます。また、肌着やTシャツはクルクル巻いた状態で立てて収納すると、さらにコンパクトに。
オフシーズンの衣類・家電・スポーツ用品、書籍や各種コレクションアイテムなど、収納スペースを独占しがちなアイテムを自宅以外の場所で保管するサービスも。
手持ちのアイテムを処分せず、収納量を増やしたい人におすすめです。
- トランクルーム(レンタル倉庫)サービス
自宅以外の場所にトランクルーム(倉庫)を借りて、収納スペースとして利用します。月額の賃料はトランクルームの立地や広さ、屋内or屋外、空調設備の有無などの条件により異なりますが、東京都内の屋内タイプなら1畳で15,000円前後が目安です。
- 宅配荷物保管サービス
アイテムを段ボールに詰めて発送すると、専用の倉庫で保管してもらえるサービスです。
段ボール1箱から利用でき、発送も取り出しも宅配で手軽に行えます。また、預けたアイテムの写真付きリストをスマホでチェックできるオプションもあります。
月額の保管料は1箱あたり数百円程度で、取り出しの際は別途送料がかかります。
- 宅配クリーニング保管サービス
シーズンが終わった衣類や寝具をクリーニングした後、次のシーズンまで専用の保管倉庫で預かってもらえるサービスです。
料金は、通常のクリーニング代金に加え、衣類1着あたり月額保管料が500~1,000円程度、取り出しの際は別途送料がかかります。
滅多に使用しないアイテムなら、思いきって処分して、必要な時にレンタルするのも一考。現在、インターネットなどから申し込めるレンタルサービスには客用寝具、旅行用品(スーツケースなど)、衣類(礼服、ドレスなど)、ブランドバッグなどがあります。
アイテムを「所有しない」ことで収納スペースの節約になるのはもちろん、使った後のレンタル品はそのまま返却すればOKなので、お手入れの必要もなく楽ちんです。
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最終更新日 2024年10月30日
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