はじめての不動産投資[入門編]

2013年4月15日 更新

ゼロから始める不動産投資をナビゲート!はじめての不動産投資[入門編]

はじめに~不動産投資ってどんなもの?~

株式投資、債権などと並んで最近耳にする機会が増えてきた「不動産投資」。
不動産投資とは文字通り、利益を得る目的で不動産にお金を投入することで、マンションやアパートなどの不動産を購入して他人に貸すことで得られる賃貸収入(インカムゲイン)と、当初の購入金額よりも高い金額で売却した利益(キャピタルゲイン)を得る2通りの利益が期待できます。

バブル期には「不動産は必ず値上がりする」という土地神話があったため、売却による利益(キャピタルゲイン)を目的に不動産投資を行う人がほとんどでしたが、最近では毎月安定した賃貸収入(インカムゲイン)を得るために不動産投資を始める人が多いようです。

この特集でも、主にマンションやアパートのオーナーとして賃貸収入を得るタイプの不動産投資について説明します。「不動産投資に興味はあるけれど、どうしたら良いか分からない……」という方は、まずはこの「はじめての不動産投資【入門編】」を読んで、不動産投資の流れやメリット・デメリットなどを押さえましょう!

不動産投資の特徴とは

覚えておきたい、投資のリスクとリターン
投資をする際に、大切なポイントの一つに「リスク(危険性)」と「リターン(見返り)」の見極めがあります。
一般的にリスクが高いほどリターンも高く、反対にリスクが低いとリターンも低くなるのはご存じの通り。例えば株式投資なら、配当の値上がりを期待して特定の株式銘柄に投資を行いますが、市場のさまざまな影響を受けて激しく価格が変動するため、ハイリスク・ハイリターンであるとされています。反対に、預貯金はリスクがほとんどないものの、その分、金利から得られる利益はわずかであることからローリスク・ローリターンの金融商品と言えるでしょう。
不動産投資はミドルリスク・ミドルリターン
では、不動産投資のリスクとリターンはどうなっているのでしょうか?
不動産は地震や火災によって建物が失われてしまうリスクはありますが、一度賃貸契約を結べば複数年にわたって賃貸収入が見込めるため、比較的リターンが安定しています。つまり不動産投資は、株式投資よりリスクが低く、預貯金よりリターンが多いミドルリスク・ミドルリターンの投資なのです。
不動産リスクはミドルリスク・ミドルリターン
不動産投資のリスクは自分で軽減できるものも……
株式投資の場合、会社の業績や将来性などを見て、株価が値上がりそうな銘柄を投資対象に選びます。けれども会社の不祥事や市場の動向など、投資した本人の力ではどうすることもできない理由により株価が下落してしまう可能性もあります。
不動産投資も、マンションやアパートの立地や構造、管理状態などを見て投資対象を選ぶ点では株式投資と同じですが、思うように利益が上がらない(例えば空き室が埋まらないなど)場合は、自らリフォームをしたりしてリスクを軽減させていくこともできます。

どんな人が不動産投資を始めている?

会社員や公務員をしながら不動産投資をする人もいる
不動産投資といえば、かつては「お金持ちのための資産運用」というイメージが強いものでしたが、近年では会社員や公務員を続けながら不動産投資を始める人も増えています。
その理由は、不動産投資が預貯金より多くの利益が期待でき、なおかつ株式投資やFX(外国為替)などよりはリスクも少ないというミドルリスク・ミドルリターンな資産運用だからといえるでしょう。「低金利で預貯金にほとんど利子が付かないけれど、株式投資やFXはリスクが高そうで不安……」と考える人にとって、毎月安定して賃貸収入が手に入る不動産投資は、将来の年金不安を補うという点でも魅力的です。
安易に考えず、慎重に判断を!
不動産投資の場合、金融期間から資金を借り入れて投資する方法が一般的です。購入する不動産を担保に資金を調達できるので、必ずしも始めにまとまった自己資金が必要ということはありません。
とはいえ、ほとんどの金融商品と同様に元本の保証はないですし、投資である以上、損をする可能性もあります。大切なお金を投入するのですから安易に始めるのではなく、慎重に判断してください。

まとめ

不動産に投資する方法は2通り!

不動産を直接投資する
マンションやアパートなどを自ら購入してオーナーになる方法です。価格帯は立地や建物の状態、一戸だけ購入するのか、あるいは一棟買いをするのかなどによって異なりますが、数千万~数億の資金が必要です。
不動産投資信託に投資する
不動産そのものに直接投資するのではなく、不動産投資のプロである投資法人に投資して、分配金を受け取る方法です。小口の資金でも投資できるのが特徴です。