新築一戸建てが購入できる貯金額とは?

2015年3月19日

どのくらい貯金が貯まったら、新築一戸建て購入を検討できますか?

新築一戸建て住宅の購入は、人生の中で重要な目標としている人が多いことでしょう。しかし、親の援助や相続などがない限り、自分で働いて稼いだ給料で支払うことが必要となり、住宅ローンを利用することが一般的です。そこで、どのくらいの貯金が貯まれば、新築一戸建て住宅を検討できるか、という質問についてアンケートを取ってみました。

【質問】
どのくらい貯金が貯まったら、新築一戸建て購入を検討できますか?

【回答数】
~1000万:31
2~3000万:34
4~5000万:13
6~7000万:8
1億くらい:14

まとまった頭金が必要!余裕資金も確保したい!

アンケートの結果からは、「2~3000万円」の貯金額があれば新築一戸建て住宅の購入を検討すると答えた方が多数となりました。

2000万から3000万あれば、資金にも余裕ができるので新築一戸建ての購入を検討できる

2000万円ぐらい貯まったら、1000万円ぐらい予備費用として貯金を残し、1000万円頭金にすると、あとはローンが組めるから。

今の社会情勢では先に何があるか分からないし長いローンをくむと病院になったりしたら支払いに困るので一括で支払うことができる額を持ってないと不安

3000万円以上貯めるのは簡単ではないから。子どもが小学生になる前に購入するのならこのくらいが妥当な金額と思う。

回答理由からは、頭金をまとまった金額で支払いながらも、非常時のための貯金額も十分残しておきたいという心理がうかがえますね。
自己資金が多いと、返済する場合の心理的負担も軽くて済むため、2000万円以上がそのラインだと感じている人が多いようです。
また、子育てに関する出費も多いため、3000万円以上の貯金は困難と感じている人がいることが分かりました。

頭金は最低1000万円!ローンは馬鹿らしいという意見も

「2~3000万円」という回答が多数でしたが、僅差で「~1000万円」という回答も多く、次いで「一億くらい」という回答の順となりました。

とりあえずはそのくらいためておきたいですよね。頭金くらいはないと。

全額現金で支払うくらい貯金は貯まらないと思うのである程度溜まった時点で検討したいと考えると思います

最低限1000万を頭金にして、その先はローンを組むことを考える。

わざわざローンを組んでまで一戸建てを買うのは論外だと思っているから

新築一戸建てを買う場合は十分な資金を用意してから、一括払いで買う。ローンは使わない。

このように頭金の最低金額は1000万円と考えている方がおり、それくらいの金額は貯めておきたいという回答が見られました。新築一戸建ての検討においては、1000万円と2000万円のレンジに多くの人が意識しているラインがあることがわかりますね。
その他には、「一億くらい」と答えた方も目立ち、住宅ローンの金利負担分が無駄だと感じ、一括で購入したいという思いの方も少なくありません。

現実的な貯金可能額と、一括購入の夢!

今回のアンケート結果からは、現実的に貯金ができる金額である1000万円から2~3000万円と回答した方が大多数であり、自身の貯金の可能額を意識した回答が目立ちました。その中でも出来るだけ頭金は多くしながら、いつでも使える貯金も残しておきたいという保守的な考えが強くうかがえますね。その他には、新築一戸建て住宅を一括で購入できる一億円と回答された方も一定数おられ、住宅ローンを組むこと自体を避けたいという思いが伝わります。全体を見ると、新築一戸建て住宅の購入を検討するには、2000万円あたりの貯金額がひとつのラインなのかもしれません。

【アンケート概要】
■ 調査地域: 全国
■ 調査対象: 年齢不問・男女
■ 調査期間: 2015年02月10日~02月24日
■ 有効回答数: 100サンプル


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