ハザードマップは役に立つ!?土地購入の際に参考にするか否か

2015年6月30日

自治体などが作成しているハザードマップをご存知ですか?地震の多い日本では、災害時の避難場所や土地の状況が分かるハザードマップを土地購入の際に参考にするという方も多くいるようです。今回は、土地を購入する際にハザードマップを参考にするかというアンケートについて、理由を含めてまとめてみました。あなたは、どちらを選びますか?
【質問】
土地購入の際、自治体などが作成しているハザードマップを参考にしますか?

【回答数】
参考にする:78
特に参考にしない:22

8割近くが参考にする!?その訳とは?

アンケートの結果、参考にするが8割近くで多い結果となりました。

・地震や津波の時に、液状化するか?津波が到達するか?といったことを知らないと命に関わるから。(20代/男性/無職)

・自分の購入する土地からの避難経路は分かっていた方がいいし、近くに避難場所がない場合は購入を考え直す機会にもなると思う。(20代/女性/無職)

・土地購入は大きな買い物なので利用できるものは利用したいと思っています。(20代/男性/学生)

・なるべくリスクの少ないところを買いたいと思うので、参考にすると思う。(40代/女性/専業主婦)

ハザードマップを参考にして、リスクを少しでも下げたいという意見が多くありました。ハザードマップを活用することで、自然災害のリスクが少ない土地を購入することが出来そうですね。避難経路を確認しておくために活用するという意見や、避難場所が近くにない場合は購入を考え直すという意見もあり、ハザードマップは多角的に利用されているようです。

認知度が低い!?ハザードマップをよく知らないという人も!

アンケートの結果、特に参考にしないという意見が2割弱でした。

・大体、ハザードマップの存在を知らないし、どのようなものか分からないから。(30代/女性/専業主婦)

・どれくらい信憑性があるのかわからないし、実際には縁と運だと思っているから。(40代/女性/その他専門職)

・あれば参考にしたいとは思うが、実際に目にする機会がないから。(20代/女性/専業主婦)

・不動産業者に色々教えてもらいながら検討すると思いますが自治体までは関心がありません。(30代/女性/専業主婦)

特に参考にしないという人の多くは、ハザードマップについてよく知らないようです。ハザードマップの認知度が低いのか、ハザードマップはネットで簡単に調べることが出来るので、興味のある方は調べてみると良いかもしれませんね。しかし、ハザードマップは知っているが、信頼していないという意見もあり、不動産業者や古くから住んでいる人に聞いて調べるという意見もみられました。

最低限は知っておきたい!ハザードマップの存在

アンケートの結果、ハザードマップを見たことがあるという人の大半は、土地購入の際の参考にすると答えています。逆に、特に参考にしないという人は、ハザードマップがどのようなものかよくわからなかったり、どうやったら目にすることが出来るのかがわからないという人が多くいるようです。ハザードマップの信ぴょう性を危惧する意見もあったので、広く知れ渡ることで、土地を購入する際にハザードマップを活用する人が増えるのではないでしょうか?


【アンケート概要】
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2015年05月26日~2015年06月09日
■有効回答数:100サンプル

【「参考にする」と回答した人の声】

・自治体の情報は一応参考にはするが、参考程度にしてあまり信用はしていないです。(70代/男性/無職)

・災害は本当に怖いから。震災の被害をできるだけ最少に食い止めたいです。(10代/女性/学生)

・ハザードマップを参考にした方が、良い情報が入手することが出来ると思うので。(20代/女性/契約派遣社員)

・津波がこないところ、地震に強いか、埋立地ではないところなど、かなり気にします。(30代/女性/専業主婦)

・てっとりばやく、その土地柄や特性や地理などもわかるため便利だと思う(20代/女性/専業主婦)

・自分が住んでいるところで土地を買うならある程度どのようなところかわかっているが、引っ越して間もないところで買う場合は海抜とかがわからないため、自治体の作るハザードマップは役立つ(30代/男性/会社員)

・土砂災害や浸水など、本当にその通りになっていると感じたから。(30代/女性/専業主婦)

・高額の支払対象物件ですから、詳細にチェックします。一番最初に目を通します。(60代/男性/無職)

・いつ、どのような災害に遭遇するかわからないので、危機管理のため、参考資料があるのならば是非にでも目を通したいと思います。(40代/女性/専業主婦)

・自然災害は絶対怖いので、参考にして危険な地域の土地は絶対購入しない。(40代/女性/パートアルバイト)

・大地震の際は、地盤が重要だから土地購入の際、自治体などが作成しているハザードマップを参考にします(40代/女性/専業主婦)

・それは、参考にはします。将来的な土地の価格に影響してきますので。(40代/男性/自営業(個人事業主))

・せっかく買う土地なのに災害でダメになったら大損なのでハザードマップを参考にします。(30代/男性/会社員)

・安全にかかわることですから、当然、もっとも重要な情報の一つとして考えると思います。(40代/女性/専業主婦)

・過去に風水害などの被害が起きている地域や、活断層のある地域はできるだけ避けたいと思うので。(30代/男性/会社員)

・どういう地域なのか確認するためにハザードマップを見ます。地震だけでなく水害なども考えます。(30代/男性/公務員)

・得ることのできる情報はできるだけ見ておきたいと思うからです。(20代/女性/学生)

・せっかくのマップがあるのですから、優先的に参考にしたいと思ったからです。少しでも情報は多い方が参考になります。(20代/男性/会社員)

・土地は高い買い物ですし、将来長く安心して住むことを考えると、洪水や土砂崩れなどの危険の可能性を知って取引したいからです。(40代/男性/自由業・フリーランス)

・自然災害が起こる確率は低いと思うが、近年地震などでたくさん死者がでたりしていることを考えると、無視は出来ないと思う。少しは参考にする。(30代/男性/パートアルバイト)

・東北の地震の津波を見てから考えが変わりました。ハザードマップを参考にして、危険の少ない場所に土地を購入したいです。せっかくそのようなものがあるのだから、関心を持った方が安心して暮らせると思いました。(40代/女性/専業主婦)

・最低限の水害のリスクは防げるから、無いよりはうんとマシである(40代/女性/無職)

・一応物件選びの参考にはするが、あくまで一応。それによって物件の判断が大きく左右されることはよっぽどのことではない限りないと思う。(30代/男性/会社員)

・ゲリラ豪雨の増加で、洪水の危険は思わぬところにもあると思います。(40代/男性/会社員)

・土地購入は高価な買い物ですから注意点がたくさんあります。その中でも自然災害に強い土地か弱いかはとても重要な要素です。その情報はハザートマップが手軽に入手できますから、必ず参考にします。(50代/男性/会社員)

・地震が頻繁に起こっているので、津波や土砂崩れなどの情報を知っておく必要があるから。(40代/女性/専業主婦)

・いざというときのために、出来るだけの対策をしておきたいので、参考にします。(30代/女性/専業主婦)

・水害、土砂崩れ、地震などで、一生の住処を台無しにする確立を少しでも下げたいから。(40代/女性/専業主婦)

・地震が多くなってきたので 川だったり津波が届く範囲など 万が一の事を考えて参考にすると思います。(40代/女性/パートアルバイト)

・特にそこまでこだわりはないが、一応見るだけは見て検討すると思う。(30代/女性/無職)

・地震が起こる前に災害対策をとっておきたいから。また、近くに断層がないか知りたいから。(20代/男性/契約派遣社員)

・その地帯がどのようになっているのかを知りたいので参考にします。(20代/女性/会社員)

・危険な箇所を購入して、あとから災害にあったり後悔したくないからです。(40代/男性/自営業(個人事業主))

・津波が来たら、どのくらい浸水する地域なのか。地盤が緩くないかは絶対に確認します。(30代/女性/専業主婦)

・絶対参考にします。買ってから失敗したと思いたくありません。土地などという特殊な買い物なら尚更です。(40代/女性/自由業・フリーランス)

・避難場所の確認や地崩れしないか最低限の事は確認しないと命にかかわります。(40代/男性/無職)

・参考にしたほうがよいし、中古書店で昔の地図を買うのが正解です。(30代/男性/会社員)

・床上浸水や津波被害、がけ崩れなどをしたらいやなので、参考にできるものはしたい。(20代/女性/専業主婦)

・そこに土地勘がまったくない場合、かなり参考になると思うから。(30代/女性/専業主婦)

・今住んでいるところは上段、中段、下段と別れているので、その辺はきちんと把握していなければ災害に巻き込まれる可能性が高いので。(40代/女性/専業主婦)

・津波がくると危険な場所などは地震が最近増えていますし怖いので参考にします。4(20代/女性/パートアルバイト)

・自然災害の影響の受けやすさが地価の変動を左右する可能性があるため(30代/男性/会社員)

・多少参考にする。ただしあまり信用しない。自治体の場合土地の評価が下がるなどの苦情に影響されそうだから、参考にするなら民間のものを見る。(20代/男性/会社員)

・ハザードマップは割と気にすると思います。水害とかはこわいので。(40代/女性/パートアルバイト)

・あれを見ながら土地を購入することで、参考になるしきちんと見つかるとおもいます。(20代/男性/無職)

・災害時には迅速に行動しなければならないし、二次災害発生予想箇所を避けて避難するためにも参考にしたい。もちろん予想を上回る災害の可能性は常にあるし、これで安全ということは無いが、何もないよりは、はるかにいい。(40代/女性/専業主婦)

・長く良い環境で生活したいと考えるなら、災害や避難所に関する情報も細かく知りたいと思うからです。(30代/女性/自由業・フリーランス)

・大切なことだと思う(値段の次に)。やっぱ一生物だから慎重になろう。安息の地を守ろう。(20代/男性/学生)

・なるべくリスクの少ないところを買いたいと思うので、参考にすると思う。(40代/女性/専業主婦)

・土地購入は人生で最も大きな出来事の一つだから、事前にしっかりと確認しておきたいから。(20代/女性/専業主婦)

・台風の被害が増えている。特に裏山が近い場合は何かあってからだと手遅れになるので。(50代/女性/専業主婦)

・自分の購入する土地からの避難経路は分かっていた方がいいし、近くに避難場所がない場合は購入を考え直す機会にもなると思う。(20代/女性/無職)

・津波の危険が言われている世の中である為、家族の安全の為にも利用する。(40代/女性/専業主婦)

・東日本大震災を教訓に、地盤沈下の可能性がある場所は絶対に避けたいと思います。(40代/男性/会社員)

・大雨の時に水がたまりやすい地域だとかいろいろ危険があるかもしれないのでハザードマップがあると思うので参考にします。(50代/女性/専業主婦)

・事前に危険な地域や、避難場所を知る事によって安心して生活が出来るからです。(10代/男性/学生)

・自治体が作成したのだから、一応はしっかりとした根拠があるはずなので、参考にはします。(40代/男性/自営業(個人事業主))

・参考にします。水害はどこにも起こることなので、避難場所などハザードを参考にします。(40代/女性/契約派遣社員)

・大雨や地震等で地面がひび割れたり、建物が壊れたりというニュースをよく目にするので、知っておいきたいです。(20代/女性/専業主婦)

・土地購入の際には、自治体などが作成しているハザードマップを参考にしますね。災害があったときに困らないように準備しておく事も大事なので(30代/男性/会社員)

・地震が多いこのご時世、地盤の緩いところをあえて住まいに選びたくないです。(40代/男性/会社員)

・一生ものなので、きちんと調べて、納得したうえで購入したいから。(20代/女性/専業主婦)

・水の出るところや、今までの災害状況などが気になりますので参考にします。(30代/女性/専業主婦)

・津波で被害があった土地などを見ていると、ハザードマップで事前に被害が起きる可能性を把握すること、その土地を避けることは大事だと思った。(30代/女性/パートアルバイト)

・地震はこわいので、事前に土地情報を知っておくべきだと思うからです。(10代/女性/学生)

・参考にはしますが、相当心配になるレベルではない限り、それによって場所を決めることはありません。(30代/女性/専業主婦)

・災害があっときなど万が一の為に参考にして、保険なども考えたいためです。(20代/女性/パートアルバイト)

・地震や津波の時に、液状化するか?津波が到達するか?といったことを知らないと命に関わるから。(20代/男性/無職)

・大きな買い物になるので様々な観点から情報を集めて買うか考えたいと思います。(20代/女性/その他専門職)

・旦那がそういうのを絶対見ると思うので、横で一緒に眺めていそうな気がします。(30代/女性/専業主婦)

・家を建てるにしろ、資産として持つにしろ、安全性は、その土地の価値の一つとして考えていますので、ハザードマップなどでなるべく安全な土地を調べて購入したいと思います。(40代/男性/自由業・フリーランス)

・その土地が災害時にどのような被害を受けるかはかなり気になるから(20代/女性/学生)

・まあある程度の参考にはします。でもその場に長く住んでいる人の情報ほど頼りになるものはない(30代/女性/パートアルバイト)

・参考にした方がいいと思います。なぜなら、東日本大震災で痛感したからです。(40代/女性/パートアルバイト)

・ぜひ参考にしたい。これを元に自分でも調べたり、近所の人に聞いたりして検討したい(30代/女性/自由業・フリーランス)

・自分の家がとても避難所に遠かったりするといざというとき焦ってしまうと思うからです。(20代/男性/学生)

・土地購入は大きな買い物なので利用できるものは利用したいと思っています。(20代/男性/学生)

・自治体などが作成しているハザードマップなら、信頼性が高いものだと思うから。(40代/女性/専業主婦)

【「特に参考にしない」と回答した人の声】

・そもそもハザードマップと言うものがあるということ事態を知らなかったです(30代/女性/会社員)

・そこまで気が回らない。とりあえず周囲の状況は自分の目で確認する。(30代/女性/専業主婦)

・どれくらい信憑性があるのかわからないし、実際には縁と運だと思っているから。(40代/女性/その他専門職)

・どうでもいい。興味ない。バザー度マップの意味すら知らないから。(20代/男性/パートアルバイト)

・後からいくらでも調べられることは参考にしません。価格の妥当性検証でわかることだから。(40代/男性/会社員)

・不動産屋さんの資料で調べると思うので、特に参考にはしないと思います。(50代/男性/自由業・フリーランス)

・わざわざ見に行くのも面倒そうなので、参考にするものはないような気がします。(30代/女性/専業主婦)

・自治体の情報を気にするより、購入先からの情報提供を重視しているから。(40代/男性/会社員)

・たぶん特に参考とかしない気がします。ネットで調べるかもです。(30代/男性/会社員)

・土地を購入して欲しいためにより美化して記載してるハザードマップはあまり参考にならないから。(30代/男性/会社員)

・あれば参考にしたいとは思うが、実際に目にする機会がないから。(20代/女性/専業主婦)

・大体、ハザードマップの存在を知らないし、どのようなものか分からないから。(30代/女性/専業主婦)

・自分自身の目で確かめる事がまずは大事だと思うから。それでも気になるようなら参考にする(30代/男性/自営業(個人事業主))

・どのみち、何か災害が起こったら、そんなマップはアテにならないし、どうでもいいですね。(50代/男性/専業主夫)

・なんとなくだけど最新のちゃんとしたものじゃない気がするので参考にしません(20代/女性/専業主婦)

・土地の購入時に 自分の足で 周りの 地域を歩いて 確認します。それが大事です。(50代/男性/会社員)

・あまり感心がないので、気にとめたこともありませんでしたが、重要性は感じます。(30代/女性/会社員)

・不動産業者に色々教えてもらいながら検討すると思いますが自治体までは関心がありません。(30代/女性/専業主婦)

・購入予定がないためですが、そいういう考えはなかったです。今後参考にしようかと思います。(20代/女性/パートアルバイト)

・学校やお店などは最低限確認するが、ハザードマップまで細かく確認しなかった(30代/女性/専業主婦)

・ハザードマップが何なのかよくわからないため。買う際は自治体に聞くかもしれない。(20代/女性/自由業・フリーランス)

・しないとおもいます。見ても仕方がない場合もあるとおもうので。(40代/女性/パートアルバイト)


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