梅雨がくるまえに!湿気対策に手作り除湿剤で快適生活

2018年5月27日

梅雨がくるまえに!湿気対策に手作り除湿剤で快適生活

梅雨時は雨が続いて洗濯物も室内干しにする人が多いのではないでしょうか。厚手のものはカラッと乾かずいつまでも干し続けることになります。そうすることにより余計に室内の湿度が高くなってしまいます。下駄箱やクローゼットなどの湿気やカビも気になるところです。そんなときに便利な、家庭で簡単に作れる除湿剤を紹介します。

市販のものと変わらない!手作り除湿剤でリーズナブルにカビ予防

リビングの湿気対策は、エアコンのドライ機能や換気などで比較的対策はしやすいです。換気扇を回したり、窓を開けて風を通したりすることでカビ対策になります。心配なのは、窓のない下駄箱やクローゼット、納戸や押入れではないでしょうか。たまには、扉を開放して扇風機で空気を循環させることをおすすめします。しかし、あちこちに扇風機を移動させるのも手間がかかりますし、乳幼児がいれば、倒したり手を入れたりしないか心配も伴うでしょう。
そこで便利なのが、家庭で手作りできる除湿剤です。準備するものは、お掃除などで何かと出番の多い「重曹」。重曹を保管していると、ときに湿気を吸って固まってしまうことがあります。この特性を活かして、置くだけの除湿剤が作れるのです。

簡単置くだけ!湿気を吸収してくれる重曹の手作り除湿剤

市販の置くだけの除湿剤と同じように、こぼれないように重曹を容器に入れます。どのくらい湿気を吸い取ってくれるかが見やすいように、透明か半透明の容器がおすすめです。倒してこぼさないように安定感のあるプラスチック容器やジャムの空き瓶などが良いでしょう。中に大さじ3~5杯程度の重曹を容器に入れ、吸水性の良いキッチンペーパーを適当な大きさに切り、上からかぶせてずれないように輪ゴムなどで押さえておきます。乳幼児のいる家庭では、誤って食べないようにしっかりとセロテープなどで留め付けておきましょう。下駄箱やクローゼットの奥の見えないところに置くなどして気をつけてください。
湿気を吸って重曹の全体が固まってきたら新たに作り直しましょう。湿気を吸って固まった重曹は、掃除などで再利用しても良いです。

ほかにも家庭にあるもので簡単にできるこんな除湿剤も

押入れに布団を収納するときに、すのこを使っている家庭も多いのではないでしょうか。新聞紙をくるくると細めに巻いたものをすのこの下に何本か差し込んでみましょう。新聞紙はほかの紙よりも吸水性が良く、紙がしっとり湿るため除湿していることがわかります。雨で濡れた靴の中に新聞紙を丸めて入れて水分を取る方法と考え方は同じです。平らに置くよりクシャクシャにすることで表面積が増えるため、ぐんぐんと吸湿してくれるでしょう。
ある程度湿気を吸い取ったら、濡らして軽く絞って窓掃除に使うのも良いですし、玄関のタタキにバラ巻いて掃除するとホコリも立ちません。また、新聞紙は天日干しして乾かせば再利用もできるためコスパも良いです。お金をかけずに少しの工夫をして梅雨の間も快適な生活を送りましょう。


関連記事

住まいの情報ナビ
  • 知りたい!ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)
  • スマートハウスの基礎知識
  • 新築・リフォーム・今の住まいで、安心・快適な“エコ住宅”暮らし
  • 大人の習い事スタートアップガイド
【E-LIFE】売買不動産・住宅の購入・賃貸情報・投資用不動産ならE-LIFE

種別から探す

  • 新築一戸建
  • 中古住宅
  • 土地
  • 新築マンション
  • 中古マンション
  • facebook
  • twitter
Top