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2016年6月23日 更新

スポーツライフのQ&A

スポーツを生活に取り入れる上で、よくある悩みや疑問をQ&Aで紹介。初心者はもちろん、既にスポーツの習慣があるという人も必見です!

  • どちらかといえば運動音痴で、学生時代は体育が苦手。それでもスポーツはできますか?
  • 体育の授業が苦手だったとしても、心配ありません!

学校の体育の授業は、そのスポーツの経験者も未経験者も一緒に実技を行い、それが順位や成績となって評価されます。評価が低かった人は、「自分は運動音痴なんだ」と思い込んでしまいがちですが、そもそも授業ではそのスポーツの基礎的な練習をほとんど行っていないので、ひと握りの人しかうまくいかないのは当たり前です。
スポーツを意味する英語の「sports」は、もともと「気晴らし」や「楽しみ」をあらわす「disport」から生まれた言葉です。学生時代の記憶は置いておいて、純粋に自分の楽しみや気分転換のために体を動かしてみましょう。初めはうまくいかなくても、練習をすればそのうち上達するのがスポーツです。以前はできなかったことが少しずつできるようになるのは、とても楽しいですよ。

  • 公営の体育館か民間のスポーツクラブか、どちらに通おうか迷っています。
  • 設備や費用面などをみて自分に合ったほうを選びましょう。

スポーツをするために通う施設には、大きく分けて「公営のスポーツ施設(総合体育館、運動公園、プールなどの一般開放やスポーツ教室)」か、「民間のスポーツ施設(ジム、フィットネスクラブ、個人スクールなど)」があり、このほかに最近では「総合型地域スポーツクラブ」という、複数のスポーツ種目が体験できる地域密着型のスポーツクラブもあります。

公営と民間のスポーツ施設の比較

 公営のスポーツ施設
(総合体育館、運動公園、プールなど)
民間のスポーツ施設
(ジム、フィットネスクラブ、
個人スクールなど)
総合型地域スポーツクラブ
運営母体自治体や、
自治体の委託管理業者
民間の事業者地域のNPO法人など
特徴競技室、ジム、プールなど、施設の一部の一般開放や、スポーツ教室を開催インストラクターによる指導など手厚いフォローが受けられる。種目や規模、雰囲気などは施設によりさまざまその地域の住民なら誰でも参加可。複数のスポーツ種目があり、興味のある教室を選んで受講する
設備全体的に設備が古く、ジムマシンなどの数も少ない場合がある最新式の設備が充実している場合が多い。お風呂、サウナ、ラウンジを併設するジムなども公営のスポーツ施設や学校の体育館などで教室が開催されている
費用比較的安め(スポーツ種目にもよるが、一般開放なら1時間数百円程度)比較的高め(入会金、5000~数万円程度の月会費などがかかる)比較的安め(スポーツ種目にもよるが、入会金や1000~2000円程度の月会費がかかる)

公営(総合型地域スポーツクラブを含む)と民間の施設を比較するポイントは「設備」と「費用」。スポーツ種目にもよりますが、公営は「費用は安いけれど設備が古い」、民間は「設備は充実しているけれど費用が高い」というのが一般的です。ただし例外もあるので、複数の施設を見学して比較してみるとよいでしょう。
初心者のうちは民間のスポーツクラブに入会してインストラクターによる指導を受け、慣れてきたら1人で公営のスポーツ施設に通うという方法もあります。

  • スポーツを始める時の注意点を教えてください。
  • ストレッチで筋肉を「活動モード」に!

スポーツを始める前は、ストレッチで体をほぐておきましょう。
ストレッチにはスポーツで使う筋肉を伸ばしたり、関節の可動域を広げたりしてケガなどを防ぐ効果があります。特に普段、あまり運動習慣がない人ほど筋肉がかたくなっている可能性があるので、ストレッチで念入りに筋肉を「活動モード」にしてください。

  • おすすめのストレッチ

肩のストレッチ

両手を肩に軽くのせ、肘を大きく回しながら肩甲骨を動かします。外回し、内回しを各10回ずつ。

上半身のストレッチ

床にうつぶせになり、そのまま両手を胸の横に置いて上体を起こし、胸をそらせます。お腹の筋肉を意識しながら、視線は天井のほうに向けて10秒ほどキープ。

脚のストレッチ

おへそ~みぞおちあたりの高さの台の手前に立ち、片足を台の上にのせます。そのまま上体を前に倒して、ももの裏の筋肉を5秒ほど伸ばしましょう。左右で各10回ずつ。

  • スポーツボランティアに興味があります。活動の内容や募集について教えてください。
  • 主に大会などのイベントで、運営や選手のサポートをするボランティアです。

スポーツボランティアとは、市民マラソンや運動会、国体など不定期に行われるスポーツイベントで、運営や選手のサポートを行うボランティアです。

主な活動内容

選手の誘導・受付、給水・給食、交通整理、後片付け、ホストファミリーなど。
※上記の活動は特に専門知識やスキルなどは必要なく、誰でも参加できますが、審判、通訳、医療救護のように専門知識やスキルが求められるボランティアもあります。

支給・謝礼など

大会により「お弁当のみ支給」「お弁当と交通費(一律)を支給」「謝礼金(1000~2000円程度)」など、支給・謝礼の内訳はさまざまです。

募集先

イベントを運営する会社のWEBサイトや、開催地域の広報誌などで募集を行っています。

オリンピックなど大規模な国際大会のボランティア

オリンピックをはじめとする大規模な国際大会でも、大勢のボランティアが大会運営を支えています。
オリンピックのボランティアは、競技会場や選手村で活動を行う「大会ボランティア」と、空港などで外国人観光客に案内などを行う「都市ボランティア」の2つがあります。
大会ボランティアはオリンピック開催年の約2年前から募集が行われ、数回にわたる研修を経て、大会に臨みます。ちなみに2020年開催の東京オリンピックの大会ボランティアの募集開始は2018年の予定。英語などの語学スキルが必須になりますが、オリンピックに参加したいという人は、オリンピック準備局のWEBサイト募集をチェックしてはいかがでしょうか。
東京都オリンピック・パラリンピック準備局

http://www.2020games.metro.tokyo.jp/

(上記WEBサイトは2017年現在、ボランティアの募集告知はありません)