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2014年9月22日 更新

ライフスタイルからマンションを探す

どんなマンションが良いのか迷ったら、自分と家族のライフスタイルについて考えてみましょう。ライフスタイルに合ったマンションを選べば、住みはじめてから「しまった!」なんて後悔もありません。

駐車場 家族のカーライフに合った駐車場を!

多くのマンションにおいて、駐車場は管理組合と賃貸契約を結んで利用することになります。
駐車場にはいくつかのタイプがあり、出入庫のしやすさやセキュリティ、車種の制限などに違いがあります。マイカーを所有する人は、カーライフに合った駐車場付きのマンションを選ぶことが重要です。
さらに最近では、都心を中心にマイカー所有率が低下していることから、駐車場の役割も変わりつつあります。

あなたのカーライフは?
あなたはマイカーを
所有するor所有しない
マンションの敷地内駐車場が利用可能→利用する 管理組合と賃貸契約を結び、マンションの駐車場を利用します。月々の料金(管理費と修繕積立金)の目安は、都心部で3〜5万円以下くらい、地方では1万円以下というケースもあるようです。マンションの駐車場タイプは下記で説明します。マンションの敷地内駐車場が利用不可→外部の駐車場を利用する マンションの駐車場に空きがない、複数台所有、またはマンションの駐車場の料金が高いなどの理由で、マンション外部の月極駐車場を契約することもあります。もしも車が必要になったら以下の方法を選択します。 ①代わりに公共交通機関を利用する ②カーシェアリングを利用する ③レンタカーを利用する 最近ではマイカー離れが進み、公共交通機関が発達している都市部ではマイカーを所有しない生活は珍しいことではなくなりました。それでも「時々は車を運転したい」という人が注目しているのが②のカーシェアリング。都市部のマンションでは、カーシェアリングをマンションの共用施設として備えていることもあります。
あなたのカーライフは?

その地域で公共交通機関が発達しており、あなたや家族がマイカーを必要としていないなら購入してもOK。ただし、将来的に子どもが生まれたり、親の介護が必要になったりする可能性があるなら、マイカーを購入することも考えて近隣の月極駐車場のようすを調べておくか、駐車場があるマンションを検討した方が良いかも知れません。また、特にマイカーが必要なくても、頻繁に来客があるため駐車場付きのマンションを探す人もいます。

区分所有者なのに駐車場が利用できないことも?

マンションの広告を見ると、「敷地内駐車場100%完備」という文句を目にすることがあります。これはマンションの敷地内に、各住戸1台ずつ駐車場が用意されているという意味。土地が少ない都市部のマンションなどでは駐車場の敷地が確保できず、敷地内駐車場が100%以下というケースも考えられます。
敷地内駐車場が100%以下のマンションでは、管理組合が近隣の土地を借り上げて所有者に貸し出すこともありますが、ほとんどは所有者が独自に月極駐車場を探して契約することになります。敷地内駐車場ではない場合、どうしても駐車場とマンションを移動する時間がかかり、雨の日や荷物が多い時、小さい子どものいる家庭などは不便を感じることもあります。

マンションの駐車場タイプ

マンションの駐車場は、大きく分けて「平置き駐車場」「立体式駐車場」の2種類。さらにどちらも細かなタイプに区分されます。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。

平置き駐車場 地面に車をとめるタイプの駐車場で、平面駐車場とも呼ばれます。敷地に余裕のある郊外のマンションであれば、平置き駐車場が多いようです。平置き駐車場は、次の2タイプに分かれています。

平置き駐車場 屋外タイプ
平置き駐車場 屋内タイプ
屋外タイプ

平置き駐車場のほとんどはこのタイプ。駐車しやすいですが、青空なので雨や直射日光が当たります。

屋内タイプ

マンションの1階部分が平置き駐車場になっています。こちらは雨の日でも濡れないので安心。

メリット

使い勝手が良く、人気の高い駐車場タイプ。立体駐車場は出入庫の際に待ち時間がかかりますが、平置き駐車場ならすぐに出入庫できます。屋根がないため車種の制限が少なく、高さのある車でも駐車可能。建築コストや管理・維持費も割安です。

デメリット

敷地に限りがあると、台数を確保できないため立体式駐車場との併用になるマンションが多いでしょう。立体駐車場と併用の場合、人気のある平置き駐車場は抽選になります。また、ほかの車との接触事故の危険や、車上荒らし、イタズラの危険性も。

立体式駐車場 限られた敷地内で台数を確保するために、建築物や機械によって駐車場を多層構造にした駐車場です。出入庫の方法により、機械式と自走式があります。

平置き駐車場 屋外タイプ
平置き駐車場 屋内タイプ
平置き駐車場 屋内タイプ
機械式

多段式とタワー式があります。多段式は2段式、3段式が多く、駐車スペースに入庫するとパレットが移動して車を収納します。タワー式は、駐車スペースに入庫するとエレベーターのように上昇して各階層に収容します。

自走式

各階をつなぐスロープで目的の階まで移動して駐車します。大型ショッピングセンターなどでもよく見られる駐車場タイプです。

メリット

平置き駐車場より省スペースのため台数が確保しやすいことが最大の特徴です。都市部である程度の収容量を持つ駐車場の多くがこの立体式駐車場の機械式タイプです。ほとんどは屋根があり、雨や直射日光が気になりません。機械式タイプは機械装置の中に入庫するのでほかの車との接触事故、車上荒らし、イタズラの可能性は低く、防犯にすぐれていると言えます。

デメリット

平置き駐車場より出入庫に時間がかかります。特に機械式タイプは機械で操作する手間がかかる分、ちょっと忘れ物をとりに帰るだけでも出入庫にわずらわしさを感じてしまうかも知れません。また、機械式タイプは車種制限が厳しく、車の幅や高さによっては利用できないこともある上、停電時は機械が動きません。建設コストや管理・維持費は平置き駐車場よりも高くなります。