色落ちが心配!長持ちさせたい!正しいジーンズの洗い方とは

2018年9月21日

 色落ちが心配!長持ちさせたい!正しいジーンズの洗い方とは

洗濯したらほかの衣類に色移りしてしまった、お気に入りのカラーが色落ちで変わってしまったという失敗を経験したことはありませんか。 大切なジーンズを長持ちさせたいなら知っておきたい、トラブル回避の正しいデニム素材の洗濯方法を紹介します。

そもそもジーンズって洗う必要はある?

ジーンズに対してこだわりのある人のなかには色落ちを気にして洗わないという人も少なくありません。
ただし、着用していれば汗や汚れが付くため、全く洗わないことは衛生上好ましくありません。特に、汗は酸性であるため放置しておくと生地の劣化にもつながります。
また、そもそもジーンズは作業着用に作られたものであることから、日常的な着用でも皮脂や汗を吸い込みやすくなっています。
このため、においや劣化などは気にしないということでもない限り、きちんと洗うことが必要となります。
ジーンズ単独で洗うようにすればほかの衣類への色移りが起こらず、洗い方や干し方など、正しい方法でお手入れすれば長くきれいな状態でジーンズを楽しむことは可能です。
長期間かけて生じた色落ちは、汚れや生地の劣化とは異なり味わいとなってオシャレの楽しみにもなります。

ポイントは3つ!正しい洗濯方法とは

できる限りジーンズへのダメージを減らしたいなら手洗いすることがベストですが、日々の使用では面倒に感じるかもしれません。
そのため、洗濯機でジーンズを洗う場合には3つのポイントを押さえておきましょう。

1つ目のポイントは、洗う際にはジーンズを裏返しておくことです。
表を外にしたまま洗濯機のなかに入れてしまうと洗濯中の回転などにより擦れが生じやすくなってしまいます。
擦れが激しければ激しいほど色落ちにつながります。
擦れを防ぎたい場合には洗濯ネットに入れるのも良い方法です。

2つ目として気をつけておくべきポイントは、お湯では洗わないようにすることです。
水温が高いと色落ちしやすくなるため、必ず水を使用しましょう。

3つ目は、洗剤の選び方と入れ方です。
弱アルカリ性洗剤は色落ちしやすいため中性洗剤を使用するか、水洗いで済ませるようにします。
また、濃淡のある色落ちを防ぐためにも洗剤をジーンズの上に直接かけることは避けなければいけません。

最後まで注意が必要!正しいジーンズの乾かし方

洗濯の終わったジーンズは、必ず風通しのよい場所で陰干しをします。
太陽の強い光は色あせの原因となるため注意が必要です。
また、乾燥機を使うと熱などにより生地に大きなダメージを与えることがあります。さらに、縮みの原因となってしまったり、乾燥したあとに余計なシワができてしまったりすることもあるため気をつけましょう。
陰干しをする際には生地を裏返したままの状態にして裾で吊り、ウエスト部分を下側にします。さおなどに折り曲げてかけ干しすると曲げジワができてしまうことがあります。しかし、曲げずにまっすぐラインをそろえて干すことで、ジーンズ自体の重さによりシワが伸びてきれいに仕上げることができるのです。また、風が通るように筒状にして干すと早く乾きやすくなります。ある程度乾いたら、上下を逆さにして干すと効率よく乾かすことができます。