リビングにも小さな自然を…観葉植物の選び方

2016年7月21日

リビングにも小さな自然を…観葉植物の選び方

家の中にも緑の癒しがあると、生活にハリが出るのではないでしょうか。しかし、観葉植物の選び方や置く場所を間違えると、すぐに枯れてしまうなどのトラブルが発生します。では、家族が集まるリビングルームに置くのにぴったりな観葉植物には、どのようなものがあるのでしょうか。

見た目に美しい観葉植物とは

観葉植物と言っても、大型のものから卓上サイズのものまでさまざまな大きさがあります。大きめのものを購入してリビングルームを緑であふれかえるようにしたい場合は、フェニックス・ロベリニーやヒメヤシなどのヤシ系の植物が良いでしょう。南国の異国情緒があるので、リビングが一気に華やぎます。大型の観葉植物を置くことができるリビングルームならではの植物とも言えるかもしれません。ヤシ系の植物はその見た目通り南国で育つものであり、日が良く当たる窓際に置く必要があります。
一方、小さな観葉植物をリビングに置くのも乙なのではないでしょうか。ポトスは観葉植物初心者にも育てやすく、美しい葉の色が特徴的です。黄緑色のライムや青緑色に白が混ざるマーブルクイーンなど、ポトスの中でも種類があるので、部屋の色や雰囲気に合わせて選べるバリエーションがあるのもポトスを選びたくなる理由なのではないでしょうか。ポトスは日の光があまり入らない場所でも生育できるので、リビングの奥まった場所に置くようにします。

生命力が強いものを選ぶという手も

水を頻繁にあげなくても生きていけるサボテンは、植物をよく枯らしてしまいがちな人には最適です。カルメナエというサボテンはトゲが柔らかく触っても痛くありません。小さな子供がいる家庭でも安心して置くことができます。サボテンは頻繁な水やりは不要でも太陽光をいっぱいに受けないと弱ってしまう植物です。なるべく南向きの窓など、長い時間日の光を受けるところに置くようにしましょう。
幸福の木と呼ばれるガジュマルは暑さにも寒さにも強いので、一年を通して植物のために暖房器具を使う必要がありません。小さなサイズのものが多いので、リビングの隙間空間にそっと置くと部屋全体を引き締めてくれることでしょう。日の光が良く当たる場所に置くことが望まれますが、レースのカーテンの内側に置くなど、直射日光は避けるようにしましょう。

大きく成長しないという観点から選ぶ

リビングルームは観葉植物のためにあるのではなく、家族みんながのびのびと過ごすためにあります。部屋のワンポイントだった植物がどんどん成長して部屋の中を占領してしまっては本末転倒です。サンセベリアは急には大きくはならないので、室内空間を圧迫することはないでしょう。日当たりの良い窓際に置くのがベストですが、真夏の西日や直射日光は強すぎるので、適宜場所を変えて光量を調節してあげましょう。